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ヤマネ接骨院鍼灸院日常記(ブログ)

京都府福知山市でヤマネ接骨院・鍼灸院を開院しております。
日々色々なことを考える場としてブログを活用しています。

超音波『観察』

2016-10-06 20:20:48 | ほねつぎ
皆様、こんばんは。


台風の少しの雨、風とこちら福知山では大きなこともなく・・・


今日1日は気温こそ上がりましたが、ほとんど晴れ間が見られず・・・この時期らしい『秋晴れ』がみたいところです。



今年初めの導入しました、症状を確認する(特に骨、筋肉などの軟部組織) 『超音波』観察。



全てが見れるのではありませんが、有効的な場所も多いです。


その中でも、早い方なら小学校高学年、中学生、高校生の成長途中で症状が出てくる『骨端症』の把握にはこれまで良く確認できています。


・オスグット病・・・膝下のすねの骨の痛み 中学生×2名  バスケ・野球


・シーバ病・・・踵の後端の痛み  小学生・中学生  2人共にサッカ-


・第2趾フライバ-グ病・・・足の甲、足の人差し指付け根の痛み 当接骨院にて中学の時に発症、確認→専門医へ紹介←1年、治療、経過観察→2年後(現在) 形状把握


と、見かけでも症状が分かったり、超音波観察で大丈夫な方と比較して、症状が分かる場所でもあります。


↑実際は、『○○していて痛い、〇〇のプレ-中に痛い』との訴えから、場所、年齢、外見などで判断し、超音波で確認します。


それに+


野球のひじの痛み、肩の痛みの症状把握にも有効的です。


先月、今月、今日まででも肘関節5名、肩関節4名の観察です。


『炎症』反応が分かりやすい方や、肘の内側、外側の痛み、肩関節成長線の痛み(上腕骨上端骨端線)も把握しやすいです。


投球による上腕骨上端骨端線負傷で、投球ストップの方(中学生)、安静からの治療の方、おられます。


肘、肩は『大丈夫』でも形状が見えたり、大丈夫な理由の一つとして観察しています。



※2年前から野球協会主催の小学生、少年野球『肘・肩検診』にも超音波は使用されています。ですから、小学生にしますと『したことある』と反応してくれる方もおられますし、抵抗なく(元々、無刺激ですが・・・)できます。ちなみに、当接骨院は、(旧)超音波があり開院当初から行っていますが、現在のは、比較できより有効です。



超音波『観察』・・・怪我の把握にも使用しますが、運動クラブ生が多い当接骨院。


自然と観察する症状もありますし、同伴される保護者様からの質問に画像としてもみていただき、把握もできます。


※もちろん、超音波以上の検査が必要な時は、こちらから協力病院へ依頼します。

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『肩関節脱臼』を整復して

2016-09-15 21:07:45 | ほねつぎ
皆様、こんばんは。


今日は『接骨院』らしい、しかし専門的な話でなく、感じたこと。


今日、『肩関節脱臼』いやゆる『肩が外れた』患者様が来院でした。


子供さんの肘が抜ける『肘内障』を除いて、現在は、『脱臼』はなかなか接骨院では診れません。



考えられることとして、救急医療が発達している現在、『脱臼痛』は人間が感じるすべての痛みの中で2番目に痛い、絶えれないほどの痛みと言われています。ですから、すぐに救急車で搬送というのは、普通に考えれば最もな対応と思いますし、接骨院ではあまり見れないのかな・・・と。


私としても、初めて『肩関節脱臼』を初めて見たのは、


・接骨院の学校時代のスキ―『救護』実習で1日2人の方


実は師匠の所、大阪でも外傷数は1番に近い整骨院6年勤務でも、他の珍しい症例、怪我は診ましたが、肩関節脱臼だけは0機会 ※もちろん、それ以外に時に診られていましたが、私勤務の時は・・・


ヒグチ整骨院分院を任された時に


・仕事終了後『夜間』に1人  ・昼休みに1人  ・3人目にして初めての診療時間に



ヤマネ接骨院では、


・土曜日の午後、診療時間外に前回あり、


今日の方で、ヤマネ接骨院10年になる中で、2人目でした。 ※そうそう肩関節脱臼は、脱臼の中では頻度が高いです。



私の経験の中でも、やはり診療時間外の『不規則な時間』が多く、どうしてもということが多かったように思います。


・そして、今回は・・・以前から某会社さんの従業員さんが、特に腰痛で来院されることが多く、今回はその会社さんから『腰痛の従業員ではありませんが、『肩が外れた従業員がいまして、診てもらえますか?』と尋ねがありました。


※ヒグチ整骨院分院時代も、時間内にみえたのは、以前に怪我で来院された患者様でした。


ですから、『肩関節脱臼』を診る機会は、やはり、この様なケ-スがない限り、少ないのかなと改めて思いました。




さて、肝心の『整復(元に戻す』ですが、非常にうまく、時間もあまりかからずできました。


いつも整復の時に思うことですが、『拳上法』という方法を選択するのですが、拳上法に限らず、『肩関節脱臼整復法』は仰向き(←今回の方法)かうつ伏せにしないといけないので、私なりにポイント?はうまく仰向きにならせるか?


今回は、ここに瞬時に工夫をしました。


実は、ベットでも仰向きは、ベットが高くて怖いと・・・ ※そこで師匠の所では上下移動するベットがあったので、低くもできたなと思い出しまして・・・・





座って電気治療をするところのイスに寝てもらい、(低いので何とかいけました)幅が狭いですが、何とかおさまる患者様でしたから、この椅子でいけました。



珍しいケ-スに、対応はできましたが、まだまだ↑反省点でもあったかな?


来るべき、またの『肩関節脱臼の整復』に備え、感じたことでした。




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外傷数、まとめました。

2016-05-26 21:02:53 | ほねつぎ
皆様、こんばんは。


去年の集計をして、当接骨院で治療(固定からリハビリまで)の外傷数、部位をまとめました。


http://www.yamane-sekotsuin.com/case/index.html


ホ-ムぺ-字に貼っていますが、↑またのぞいてみてください。


雨予報も夕方暗くなり、今から本格的な雨?になりそうな福知山。


かなり蒸し暑い、1日でした。


初、午前診途中から『除湿』


話は変わりますが、昨日、かなり『頭が痛く』、ここ最近では、パソコン作業が続くと(人並みに?)頭痛がありましたが、少ない時期なのに・・・・


それでも辛く、久しぶりに11時台に寝ました←寝ないと痛いと言うか・・・


はい、『寝不足』による頭痛でした。


最近、珍しく、寝る前に本を読んでいまして、集中して寝不足・・・・←馴れないことをすると(笑)


睡眠にも十分気をつけ・・・・


良い体調で仕事ができますように(笑)


それでは今日は、このあたりで。

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20年分?

2016-05-24 14:39:05 | ほねつぎ
皆様、こんにちは。


セミが鳴かないだけで、日中は30℃近くの(今日は超えましたかね?)暑さに、恐ろしさを感じる連日ですが、明日から天気は下り坂?もう少し爽やかな気候で良いと思いますが・・・・


以前から、少しブログの記事にした『夜間固定装具』の当接骨院での作成。


ケガ(骨折、重度の軟部組織の損傷)に使う固定材料に、『マジックテ-プ』をつけ、最低『就寝時』に装着してもらう治療法。


開院当初からしていますが、固定用サポ-タなども箇所によっては使うようになりましたので、


最近では、『ばね指』、『ドウ・ケルバン』←親指の付け根の腱鞘炎、手首周辺の腱鞘炎に積極的に行っている治療です。


が、この『マジックテ-プ』は衣料品ではなく、ホ-ムセンターで(今回は)注文して取り寄せ使用します。





注文しなくては、いけなかったので、×1セット(雄、雌)×2組を・・・・・


開院して9年少し・・・・単純に、1セット使ったのに・・・・×2組←開院当初よりは使う症例も少し減っている(違うサポ-タ-で補っている)


となれば、2組は大よそ、『20年分』?


使いますけどね・・・・(汗)、1セットずつでもよかったような・・・・(笑)


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固定で治る方向性が決まる。

2016-01-22 15:06:30 | ほねつぎ
皆様、こんにちは。


昨日のブログの気づきの中で、怪我の処置について、少し、細かく。


骨折、脱臼していないけど『固定』をして『治る方向性』が明確になるケガ。


どちらとも、昨年後半から今年明けにかけて続いた怪我なんですが・・・


①肋骨負傷。

 去年後半から5症例、うち4症例、交通事故を遭われ負傷された。5症例のうち(写りにくい場所←詳しいことは今日のブログでは省きます)、レントゲン等検査でしっかり写ったのは1症例。


でもですよ、寝返りが辛い、体の角度によって痛み、呼吸時痛み、せき、くやみによる響いた痛み、自覚症状だけでも大変。検査に移る、写らないは別として・・・


治療で、『肋骨負傷は(検査に移らなくても)、(写る)肋骨骨折と一緒の治療をしなさい』というのが、鉄則で↑5症例全て、固定。すると、これは経験上ですが、(写る)骨折は4週間、(写らなかった)肋骨負傷は3週間で痛みが取れます。


程度によりますが、治る方向性→日にちが決まります。


②足の指の負傷


年末から今週までで3症例。いずれも、何かにぶつけて負傷されています。


エコ-観察しても『骨折』はしていませんが、『痛み、腫れ、内出血』のために、『足をついて歩けない』


高校生女子(許可頂きました、強打して30分)





↑場所が小さいので、うっ?これぐらいでと思われるかもですが、第一関節周辺全部ですからね、痛いですし、あしがつけません。





ややこしい画像を出しましたが、また違った方の固定。


これは親指負傷の方。


このように負傷した指(親指以外は2指固定)を固定します。


今回の第4指(薬指)負傷なら、3(中指),4指固定です(写真はありません)


骨が折れていたら3週間固定が、折れていなかったら、早い方で1週間、だいたい10日から2週間でしっかり治ります。


本当は、ブログのタイトル『方向性』にするのではなく、治る日としたいところですが、いい意味で幅がありますし、骨折の固定期間よりは早く固定除去できます。


折れてなくても、実際歩けない、寝返りが辛い・・・・大きく日常生活に支障が出てきますので、『固定期間の目安』のはっきりしますので、このような治療をしている2症例の紹介でした。

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