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ヤマネ接骨院鍼灸院日常記(ブログ)

京都府福知山市でヤマネ接骨院・鍼灸院を開院しております。
日々色々なことを考える場としてブログを活用しています。

照らし合わせたり、考えたり・・・職業病ですね(笑)

2021-04-13 20:28:13 | ほねつぎ
皆様、こんばんは。

朝から雨が降ったり、止んだり天候が不安定な中、夕方からはしっかり降ってきています福知山地方。それでも、春の雨、少し暖かいようにも思います。

アメニマケズ、火曜日相応でしたが、転倒負傷や部活中でのケガなどが続きました。

さて、どうしてもスポ-ツ選手がケガをしたり、そのような新聞記事を見ると、職業上、どこのケガ?、故障?と反応してしまいます。

・3月、その日は休みで、プロ野球オ-プン戦を見ていると、中日の木下投手が投げた後、うずくまりその後、投球できずに退場。相当な痛さがテレビ越しでも分かる中、『珍しい光景だな』と思っていて、色々考えられる症状を自分でも考えながら・・・新聞によると、『肩関節脱臼』との診断が載っていましたが、肩関節脱臼は転倒し手をついての負傷が多いので、?と思っていましたら、元々、肩関節に故障歴ありで、その影響もあり、手を衝かなくても『脱臼』をしてしまったと・・・治療としては、簡単に書きますと肩関節をとめる手術へ。色々考えられますが、やはりイレギュラ-は発生は、このような治療になるなと・・・※通常の肩関節脱臼でも入れても(整復)、本格的にスポーツを続けるとなると手術の選択を提案することもあります。

ともっと考えたこともありますが、こんな感じに。

・先日、プロ野球、ソフトバンクの千賀投手がピッチャ-返しで、足元が滑り足首が『外返し』して足首負傷。このような表現はいけませんが『外返し』になったのがスローモーションでリプレイしてくれると分かりました。(治療しているものからすると発生機転の貴重な画像)新聞から『足首内側靭帯負傷』と診断名が上がっていましたが、靭帯負傷になりやすい理由や、それ以上になると骨折を含めてより重症になると思っていました(もちろん、靭帯損傷も大変なケガです)※ちなみに足首は内返し負傷が断然多く、その中で外返しの足首内側負傷は貴重でした。


とあくまでも私の意見ですが、『照らし合わせ、考えて』『自分の治療、対応』を考えます。
 そのため、新聞は細やかな診断名はないですが、↑の診断名で照らし合わせです。

実は、このようにケガの様子を示されて、考えたり、想定されるケガ、対応、治療、リハビリとシュミレ-ションする授業は接骨院学校時代、師匠の所で勤務時代、ケガのセミナ-での1コマでよく見られますし、

私も職業上、こうして『頭を鍛えています』

と、やっぱり『職業病』だなと思う、事柄でした。
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2019年(平成31年・令和元年)ケガの統計のまとめ。

2021-04-07 20:07:41 | ほねつぎ
皆様、こんばんは。

3月終わりに2017年から2020年の当接骨院で治療させてもらった『固定』を必要としたケガの統計のまとめ。

ラスト2019年のまとめ。

◎骨折

上腕骨 2件・・・接骨院で診れる頻度としては珍しい上腕骨もこの年は2件。
 ・転倒負傷の『上腕骨不全骨折』固定にて処置しながら、医療連携で固定4週目で仮骨形成確認(最初は分からないぐらいでしたが、痛みと動かせないので固定にて処置)結果、骨折で固定期間で良くなりました。
 ・上腕骨上端骨端線離解 肩周辺が成長線が開く骨折。←少年野球、投球時に負傷。所謂『少年野球肩、リトルリーグショルダーバッグ』です。安静、超音波治療で、ギリギリ小学生ラスト大会に間に合いました。

前腕骨 1件
 ・転倒負傷による『橈骨頚骨折』肘から下すぐ。子供に多い、『手を衝いて負傷』の骨折。

偶然ですが上の3件、小学生ですがうち2件は小学生(成長線がある)時に負傷する骨折でした。

手根骨 1件
 ・手の舟状骨 治療途中(出張先で負傷)で当接骨院継続的に治療させていただきました。難治性骨折なので長期間かかりましたが、リハビリも含めしっかり施術できました。

中足骨 2件
 ・2つとも『転倒負傷で、足部を捻って負傷した』もので、足底に固定をして施術を行い、リハビリをして治癒しました。医療連携見をさせていただいてレントゲンを見ましたが、大きな骨折線、当接骨院での超音波観察でも十分確認ができる骨折でした。

脱臼
 ・肩関節 野球でヘッドスライディングで負傷し、その野球部から直接、接骨院へ。整復、固定、リハビリで治癒しました。(が引退後、今後(プレ-することを考え、肩関節を安定させるための手術を依頼)

 ・肩鎖関節 転倒負傷も程度は一番優しく・・・それでも三角巾による提巾で3週間安静。後、リハビリで治癒しました。まさかの凍った地面の上を自転車で通り、転倒負傷でした。

と脱臼も2件あった年でした。

◎軟部組織

・肩の腱板損傷 精査も行い確定診断をしてもらい、何とか保存治療(三角員による安静で手術せず)で治癒しました。精査の結果、部分的に消耗により切れていた腱板が、重量物を持ち上げた時(これで大きく痛みが走り来院でした)に重みで伸ばされ負傷したと推測されました。

膝の後十字靭帯負傷 精査も行い確定診断もいただきました。良くなる原因、ソフトボールで飛び込み、『膝を強打して』負傷されました。原因と痛みがうった程度ではありませんから、固定にて処置をして医療連携。固定、リハビリ、競技復帰(趣味ですが真剣にソフトボールをされていましたので・・・競技復帰は良く年になりましたが・・・)4か月ぐらいかかりました。

・指関節捻挫 2件 例年よりは少なく。

・足関節捻挫 12件 完全断裂(医科にて確定診断済み)も固定で良い状態、競技復帰した症例もありましたが、足関節捻挫の多い年でした。11件のうち中、高校生の運動クラブ生が9件、全て運動中での負傷でした。

接骨院で多い場所、ケガも多かったですが、肩関節、膝関節の軟部組織負傷でも大きいケガに入る負傷もあった2019年でした。

とラスト2019年は今日になりましたが、2017年から2020年の当接骨院で治療させていただいたケガの統計は終了。

結果的に、やはり『肘からした指、膝から下足関節含む趾』の負傷が多く、
『接骨院で多いので的確に治療しないといけない場所』というのが統計的にも分かりました。

特にここの場所は適切な治療、接骨院、『当接骨院』の見せどころだと思います。

これにて終了です。




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足関節のケガの固定

2021-03-16 20:28:41 | ほねつぎ
皆様、こんばんは。

去年のケガのまとめでも、『身近』な場所は接骨院でも治療をさせていただくことが多い統計ですし、29年から去年までのケガの統計をまとめ(怠っていたので一気にまとめました)でも、同じことが言えることが分かりました。

『身近』な場所は肘から下・指先まで、膝から下・趾までの事です。

今年はここまで、ケガは腰部分離症、指の捻挫と少ない(一般的には良いことですが・・・)かったですが、

今日、階段から転倒し、『リスフラン関節捻挫』で歩くことも辛く、

『固定』で治療、対処しました。

やはり足部、足関節の頻度の高い場所の負傷でした。
※足関節捻挫は3件、包帯固定で治療、対処はおられます。

固定期間に、少し工夫をしないといけない行事がありますが、

しっかり固定治療、リハビリでしっかり治療していきます。
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2020年外傷のまとめ②

2021-03-10 20:07:53 | ほねつぎ
皆様、こんばんは。

昨日から当接骨院で治療させていただいた2020年の『外傷』のまとめをブログに書いています。

今日は、『固定』を用いた捻挫、軟部組織の損傷のまとめを書きます。

・指関節捻挫 5件
 ・第2関節掌側捻挫←ボ-ルを受け損ね負傷×3名→これが酷いと剥離骨折へ・・・まとめ①に1件
 ・体育で親指mp関節捻挫×2名 手を衝いた時や、ボ-ルが当たっり
内4名、小、中学生。

・足関節捻挫 8件
 ・前距腓靭帯捻挫×3名 ・二分靭帯捻挫×3名 ・リスフラン関節捻挫×2名
前距腓靭帯捻挫の酷い延長が、腓骨の下端剥離骨折(2020年は無し)であり、子供さんなら骨端線離解。二分靭帯捻挫の酷い延長線上が、二分靭帯剥離骨折(距骨)なので、数は少ないですが、やはり2020年もありました。まとめ①で確認してください。

・肉離れ ×3件
・ふくらはぎ2名 ・太もも前(大腿四頭筋)1名

・趾関節捻挫 ×1件
・負傷原因は段差を飛び越え着地の際に捻り負傷した。

①②まとめ
・数字的にも『肘から下から指先』『膝から下趾から趾』までの範囲の外傷が多かった。

・原因も捻った、ボ-ルで突いた、打った、こけたと『日頃の生活の中でまた運動クラブ生はスポーツの中で』が多かった。

・骨折になった方も、足関節捻挫、指関節捻挫は『原因は大きく変わらない』が酷い、重症な場合が剥離骨折になり、患者さんとしては、捻ったり、ボ-ルが当たり腫れたり、痛みが出たりすると『すぐに治療』を心掛けてもらいたいですし、治療する側は、その『鑑別』をしっかりしないといけません。

※処置をして協力病院で手術対応になった脛骨・腓骨の2骨骨折も(濡れた地面で滑り勢いは凄かったと思いますが)足を捻って負傷でした。これは重症ですし固定で対応する足関節の外傷の中のいつもの腫れ、痛み、足の衝き方(つけない)とは大きく違っていました。

・足関節捻挫、肉離れで固定を必要としたものは、『腫れ、内出血、歩くのが辛い、動きにくい』ことが共通しますが、そこまでもいかなくても包帯固定やサポーターをして治療した足関節捻挫、筋挫傷(肉離れまではしていない)もかなりの数があった。

・発生時期は書いていませんが、①②で起こった外傷のうち、年明けから4月までが3件、それ以外の外傷は、コロナ自粛以降と、やはり『動き』があった中で発生した。

色々とまとめましたが、当接骨院での2020年外傷患者さんは、負傷箇所・負傷原因等『身近』なものが多く、こうした外傷はしっかり『接骨院』で対応、治療していかなけければいけないので、『コツコツ』しっかりさせていただく分野です。
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2020年外傷のまとめ①

2021-03-09 20:27:09 | ほねつぎ
皆様、こんばんは。

中から見ていたら『晴れ』で良い天気に見えましたし、15℃近くまで気温は上がりましたが、来意の皆さんが『風が冷たい』ということで体感気温は少し低かったのかな?と思う1日でした。

今年も3月になり少し進んでいますが、去年治療させていただいた『2020年外傷』のまとめができましたので、ブログで。

接骨院でも、外傷(骨折、脱臼、捻挫(当接骨院の統計では固定を必要とした捻挫などの軟部組織の損傷)の治療をしている部分を。

◎骨折

・肋骨 4件
 2020年骨折部門では1番多い箇所でした。負傷原因は、1、転倒で強打、2、車の自損事故 3、スポーツで強打 4、珍しく疲労骨折

・脊椎、骨盤(背骨・骨盤周辺) 4件
 同数で2020年骨折部門で1番多い箇所でした。腰椎分離症(精査行い確定した数)3人、尾骨骨折。分離症は、2020年を象徴する外傷で、自粛期間から急ピッチで練習、試合へ行った結果、3人とも野球の中学生、小学生高学年でした。やはりこの年齢は骨の発達と腰の回転が非常に症状に結びつく。分離症にならなくても本当に自粛明け小、中、高校生の腰痛は多かったです。
 尾骨骨折は運動時に接触により負傷でしたが、なかなか場所的に固定もなく、安静と超音波で治療で患者さん、痛みで大変でした。

鎖骨、肩甲骨の骨折はなく

・上腕骨 1件
 小学生野球肘(上腕骨内側上顆剥離骨折)

・前腕骨 2件
 中学生手首(橈骨)骨端線負傷×2人 バスケ、サッカーともに転倒し、手を衝いて負傷されました。

・中手骨、手根骨、指骨 1件
 指の剥離骨折←負傷原因は多いので、軟部組織の損傷、捻挫の結果の方は多いのですが、その中で1件は剥離骨折でした。

大腿骨、膝蓋骨の骨折はなく

・下腿骨 3件
 ・腓骨外果上骨端線離解(小学生、足を捻り)、・脛骨と腓骨の下端2骨骨折←応急処置後、手術適応になりました。

・中足、足根、趾骨 2件
 ・趾骨折 ・二分靭帯剥離骨折(距骨)

2020年は脱臼もありませんでした。

17件の骨折を処置、治療させていただきました。

②へ続き、固定を要した軟部組織の負傷、捻挫も書き、接骨院に来られる『外傷』の特徴を書きます。

続く。
※骨折に関しては医療機関で『診断名』をいただいています。



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