etceterakoの勝手にエトセトラ

「生意気娘Kの勝手にエトセトラ」は改題いたしました。カテゴリ「ブログ改題について」をご覧ください。

しょーもない日記

2009年09月21日 | 宝塚歌劇
 月組トップ娘役決定オメデトウ!(遅いよ言うのが!)
 蒼乃夕妃ちゃんよかったね!おめでとーっ!!


 9月前半に立て続けに更新し、「今月はいけるっ!書く余裕があるっぽい!」と思ったのは夢か幻か、11日に更新してからまたバテてました。どーなの三十路の軟弱体力・・・。書くことはたくさんあるのにっ。溜まってるのにっ。

 仕事(たいした仕事じゃないし、残業少ないのにっ。)→家事(最低限しかやってない)→疲れて寝る(おいおい・・・)

 うーん。どーなのこれ~!
 今日、わたしより圧倒的に忙しい仕事をこなしている友人N(新婚)の家に遊びに行ったんですが、室内に手作りグッズがあれこれ飾ってあるわ、結婚式やら新婚旅行やらの写真は手作りアルバムで美しく保存されとるわ・・・。さらに、結婚式でみたアレやコレやのグッズが全て手作りとゆー話を聞いて呆然。

※生意気娘Kの特長
・写真編集はすぐ飽きて投げ出す
・手芸能力ゼロ。裁縫箱みると逃げ出したくなる。
・料理いまいち
・「家庭科」の成績2
・カタカナ調味料の使い方がわからない。


 手作りランチョンマットに手作りコースター、テーブルに花が挿してあって、こだわり食器にお手製の超うまい料理を味わいつつ手作りトークを聞いて、自分のふがいなさに唖然としたのでした。

 友人N、すっげ~!(てゆーか、わたしがレベルが低いのっ!?)
 十五年前(中学生)、わたしの前の席で副担任の先生とケンカして机蹴っていた跳ねっ返りの友人Nが・・・。そういえば、昔からミサンガ編んだり(当時Jリーグブーム)、器用なヒトではありましたが・・・。結婚してみたら、際だつ器用さ!

 わたし、自分も結婚してからだいぶ器用になったような気がしてたけど、妄想だったのかっっ!! 

 いやでも、周囲も悪いと思うの(真顔で責任転嫁)
 わたしが「わたしも友人たちみたいに、手作りできるようになろう妄想ブーム」のときに、カルチャーセンターの「シュガークラフト講座」のパンフレットを眺めていたら、旦那殿に猛反対された(&超バカにされた)んですよ。あと、料理教室も反対された・・・。妹たちにも「なに向いてないことやろーとしてんの!正気!?」みたいな目で見られたし・・・。こういう環境は、ヒトを伸ばしませんな!(←責任転嫁)

 下の記事にコッソリ続く。

新美南吉記念館と門付け萬歳

2009年09月21日 | レヴューのトリビア
 上の記事のつづきになっています(いちおう)。

 そんなわたしは、さいきん寝る前に昭和芸能史の本を読むのがシュミです。(しょーもない・・・。)芸能史になると、もはやレビュー関係ないよーな話がいっぱいですが、おもしろいです。特に「門付け萬歳」に興味しんしん。門付け萬歳って、漫才のルーツなんだってねえ。これ、有名な話なんですかね?わたし、知らんかったんですよ(「萬歳」を「漫才」と表記を変えて登場させたのが吉本興業らしい。)

 1970年代まではけっこう残ってたみたいだし、わたしと同年代でも、見たことある人は見たことあるんだろうなあ。

 正月に、鼓弓とか鼓を奏でつつ、めでたい歌を一節歌ったりして家々を巡りあるいた門付け萬歳。全国にあったそうですが、なんと現在の漫才(お笑い)の直接のルーツは尾張萬歳なんですってねえ。尾張!愛知県!
 住んでるとぜんぜんお笑いってカンジしないですがね、愛知・・・。

 特に知多の辺りが有名だったらしい、と読んで「なぬっ。尾張っ!知多っ!」と想像を巡らす日々を送っていたんですが、連休初日のおととい、たまたま知多の新美南吉記念館に出かけたところ、わたしの目の前にいきなり門付け萬歳ネタ登場。



 いきなり門付け萬歳に使う楽器の現物展示が目の前に!
 ど、どーしてコレ見たかったの知ってるの・・・?ああ、レビューの神様ありがとう!(これはレビュー関係ないけどね・・・)

 新美南吉が書いた童話の中に「最後の胡弓弾き」という作品があって、それが「門付け萬歳ネタ」なんですねー。

 「新美南吉童話集」がね、むかーしウチにあったんですよ。どこかから、もらったものだったと思います。それが、ケース入りで超分厚い&重いもんだから、我が家ではドアの押さえ道具として使われていたんですよ。(不憫な本だ・・・)
 当たり前のように、ドアの重しになっていたので、幼少のみぎりにはソレが本だという認識すらなかったわけですが、だいぶ大きくなって、
「これは本だぞ。読めるんじゃね?」
って気づいて、ひととおり読んだはず・・・。「最後の胡弓弾き」も入っていたと思うんですが、まったく記憶にありませんでした。

 それで昨日は本屋で新美南吉童話集を探して買ってきて読んでました。岩波文庫に入っとるんですね。

 ふむふむ。「手袋を買いに」はやはり名作だのう・・・。

 ところで、「ごんぎつね」に出てくる「兵十(ひょうじゅう)」っているじゃないですか。兵十はモデルがいるらしいですよ。「江端兵重」さんがモデルなんですって!(記念館に説明書きと江端兵重さんの顔写真があった)



 これは新美南吉記念館のそばの矢勝川。「ごんぎつね」の舞台と思われるところ。兵十はここで「はりきりあみを使って、お母さんのためにウナギをとっていた」んですねえ。

 矢勝川は堤防沿いに彼岸花がたくさん植えられていて、名物になっているそうです。



 たぶん来週がピークですね。今週は3割咲きぐらいだったな。

 新美南吉記念館、入場料が200円なのにけっこう充実した展示で良いところです。建物が地下にうまっていて(?)、面白い構造なんですよ。「なんとか記念館」は過去にイロイロ見ましたが、かなり印象に残る記念館のひとつでした。知多・半田って、けっこう良い観光地なんだなあ。子供時代に少しだけ住んでたことがあるんですが、知らんかったわ。

 と、知多観光は楽しかったんですが、こんなことをしているヒマがあったら、裁縫を練習すべきだ!と、きょう友人Nに会ってだいぶ反省したわたしであった・・・。新美南吉童話集を読んで喜んでいる場合じゃないっす!