中日新聞の2009年8月31日夕刊に、逆転裁判の歌劇化が大きく記事になってました。
ゲーム+宝塚=裁判劇
異色コラボが好評 互いのファンを取り込む
っていう見出し。
わたしがオドロいたのは記事後半。
同社の広報・IR室によると、三年前、ゲーム開発に限らず新しいことをやろうというプロジェクトが発足し、大の宝塚ファンの女性スタッフが「宝塚でカプコンのゲームをやってもらえないか」と提案したという。
公演が成功し、「『逆転裁判』というゲーム、ひいてはカプコンという名前も知ってもらえた(同社)」。今回のチケットの一部は同社のサイト「イーカプコン」でも販売され、五分で完売したという。
下線は生意気娘Kによる。
えっ。そうなんだ。カプコンからの提案だったんだね!
しかも、カプコンの中に宝塚ファンがいて・・・っていう経緯だったのかっ。おそるべし、ヅカファン。提案者のタカラヅカファン女性は、企画が実って嬉しかっただろうなあ。
この記事、本文一行目が大仰(序文は別。導入の序は、もうじき赤坂で幕があくよっていう内容が淡々と書いてある)です。
異例尽くしだった。
で始まるんですよ。何が異例かとゆーと、記事が書いているのは、
・ゲームソフト原作はタカラヅカ95年の歴史で初めてという異例
・二劇場ともチケットはすぐ完売という異例
・東京公演の千秋楽で、早くも続編の公演が決定という異例
・同じ組での立て続けの続演は珍しいという異例
ということです。
すこし書き方が大げさだと思いますけどねぇ。(タカラヅカって、けっこうチャレンジ多い劇団だし。)ま、大きく取り上げてくれるのは嬉しいから、いっか。
ゲームの歌劇化が初めてという意味で注目してもらってるんだなあ、と感じますねえ。
主演の蘭とむくんのお言葉も、記事内随所に散りばめられてます。
・続演決定を千秋楽のサプライズとしてスクリーンで発表したとき、どよめきにびっくりした。
・ニックは入り込める好きな役
・(ゲームファンが客席にいることで)キャラクターをよく知っているお客さんたちが、特徴的なコスチュームやポーズをすごく喜んでもらえたのが新鮮。お客様といっしょにやっている感じになれる。
・タカラヅカがはじめての方にも、フィナーレの華やかさや男役のかっこよさを知ってもらいたい気持ちはもちろんアリ。
蘭とむくんのお言葉はこんな感じの内容でした。
ポーズ決めた蘭とむくんの写真(カラー)もついてますよ。かなり大きな記事です。
そーかー。ゲームと歌劇は異色コラボか~。
まあ、わたしは個人的には、韓流ドラマの太王四神記の発表のときのほうがビビリましたけども。(大劇場だしね・・・)
来年はTVドラマの「相棒」があるし・・・。あと、歌劇化してないジャンルって、何だろうね?
ノンフィクションとか?