山口建設

社長の独り言

永久保存

2011年04月17日 17時37分32秒 | 日記

社屋被災で手書き、壁新聞を米で永久保存




          

(読売新聞)
 【ワシントン=山田哲朗】東日本大震災で社屋が被災した後も、手書きで新聞を発行し続けた宮城県の石巻日日新聞のオリジナル壁新聞7枚を、ワシントン市内のニュース博物館「ニュージアム」が取得し、永久収集品に加えた。

 輪転機が動かない中、同社は印刷用のロール紙を切り取り、懐中電灯などの明かりを頼りに油性ペンを使って手書きの新聞を作り、6日間にわたって避難所に張り出した。

 この努力を報じた米紙ワシントン・ポストの記事に目をとめた同博物館が石巻日日新聞に電子メールで現物の提供を依頼したという。

 同博物館のクリストファーセン学芸員は「現代技術の恩恵が受けられない中、ジャーナリストたちは、ペンと紙だけで地域に重要な情報を届け続けた」と称賛している。


何気なく見つけたニュース。

確か、1週間前に新聞でみて、災害の中で、報道の立場で仕事場を離れず心配する
人たちに情報をどんな手段でも伝えた手書きの新聞。

これを外国のニュース博物館が永久保存とした。

日本の報道機関でも同様な施設が当然あると思います。
しかし、何の反応もありませんね。

島国なのでしょか、考え方がほとんど同じです。
他人と同じ行動、同じ考え方では困ります。

そういえば、誰が総理になっても変わらない今の政治家と同じです。

もし、原発の事故が他国で発生したらどのような行動を取るのでしょうか。


まだ桜が。。。

2011年04月16日 14時16分49秒 | 日記
近所の稲荷神社です。


           


            



           
それぞれに寄贈した信者の名前が書いてます。

桜がまだ頑張ってますね。思わず、ガンバレと言いたくなります。
           


             


そんな稲荷神社の近くでこれから工事が始まる住宅があります。

有名なマンガ家の実家です。

             


            



古い日本住宅を耐震構造、水廻り、収納、間取り変更と全面リフォームです。

まさか、有名なマンガ家の実家の工事をさせていただくとは夢にも思いませんでした。

皆様にはご使命で仕事をいただけるのは本当に嬉しい事です。

正しい情報、正しい施工法、優れた技術、多くの経験。

そして何よりもお客様の住まいに愛情を持つ心が大事です。




動的耐震診断

2011年04月15日 17時41分51秒 | 日記
1ヵ月の間に平均して耐震診断5件ほどしてます。

先日のお客様の近くでもご覧のように診断をいたしました。





築年数30年以上の住宅です。

2階の中心に動的診断機器を設置。それから南北にセンサーを置いて
南北に揺らします。





当然、住宅の壁面積の多いところ、少ないところの割合がグラフにパソコン上に
出てきます。

お客様も始めての体験に興味心身です。

最初は家を揺らしたら壊れると心配したおばあちゃんも機械の傍に座り
かすかなゆれが、機械の強弱で大きくなったり少なくなったりする変化に
感心してます。







図面だけではわかりません。
このように、実際に家を特殊な機械で揺らして、内部の木造の構造体の強さ、弱さが
解ります。






人間の体にたとえれば、目視だけではなくレントゲンで内部を見て、初めて悪いところが
解りますね。

安心して、お客様が住んでいただくための大事なノウハウです。

正しい調査で正しい施工方法が一番です。


今日この頃、、、、、

2011年04月14日 13時19分37秒 | 日記
もうまもなく完成の現場です。


           

床は栗の無垢材、床暖房、壁は自然素材のシラス。
設備機器は対面キッチン。

キッチンのリビング側は収納を、そしてカウンターはモザイクタイルを貼りました。
           

         

           

広さはいままでの3倍の広さになりました。

まだ完成前ですが奥様の好きな白を基調としたリビングダイニングです。

「楽しみにしてます」と奥様の笑顔が素敵でした。


色々な出来事が、、、、

そのような中で小生の仕事はといえば、おかげさまでご相談を多数受けております。
特に、耐震改築の全面リフォームが多いです。

築年数30年以上のご相談が4件。
中古住宅購入に対するリフォームの相談が3件。
新築の相談が2件。

一人で9件ですね。
多いか少ないか解りませんが、いままでの経験と技術で大事な住宅のご相談を
受けることは本当に嬉しいことです。

会社を大きくすればいくらでも大きくすることが出来ます。
しかし、お客様の顔を見て、お客様の声を聞くことが出来るでしょうか。

仲間にも、「山ちゃんはなんで社員に任せないんだよ、社長は現場に行かないで
社員をどう働かすかを考えればいいんだよ、そのためのノウハウツの本を買って
勉強すべきだよ」と言ってくれました。

しかし、本当にそれでいいのでしょうか。
建築はお客様の大事な住宅を預かることです。
そんな大事なことを、社員の後ろでノウハウツの本を呼んで指示するだけでいいのでしょうか。
答えはNOです。

東電の社長も当然現場などに出たことは無いでしょう。
だから、事故で体がおかしくなり? 逃げ回りに入院したのですね。

常に社長は先頭に立って働くべきです。

もうまもなく。。。

2011年04月13日 11時15分01秒 | 日記

         




桜がひっそりと咲いてますね。



           
例年なら、桜の花を見るたび新しい命の息吹を感じられて、ウキウキしたものです。

今週の週末で花びらが散るでしょう。
来年のお花見は心から楽しみましょう。
              
もうまもなく連休が始まります。
家でおとなしく上官とげんと過ごそうと考えてましたら、福島の観光地が風評被害で
ガラガラと 画面では猪苗代湖の遊覧船がレポータ一人、

原発から3000キロ、東京から静岡の距離なのですが、観光客はほとんどいません。
そんな様子を見たら、福島に観光に行くことに決めました。
「オーイイ、5月の連休は福島と決定した」
突然の宣言に上官は呆れ顔をですが小生の性格を知ってますので。。。。

そういえば先日、銀座の岩手の観光案内所は平日でしたが満員でしたね。

どんな状況の時も必ず朝が来ます。
日本人全体がまとまって応援する輪がどんどん広がってます。
一人一人の絆が強まってます。

いつか、あの震災のおかげで日本人すべての心に他人を思いやる気持ちがより一層
芽生えたのだと感じるときが必ず来るのだと確認いたします。