風を感じて~山風日記

ご訪問ありがとうございます。山や他、残しておきたいことを気ままにUP 。

尾瀬(10)ハクサンチドリ

2018年06月29日 18時16分27秒 | 尾瀬など・高原湿原

6月17日(日)の尾瀬ヶ原です( 前日の夜に自宅を出て鳩待峠で車中泊して日帰り )


ハクサンチドリ

花期は6月中旬~7月中旬   湿原や林緑に分布
尾瀬に夏の訪れを告げる花  華やかな色で湿原のアイドルですって ♪





今までUPした花で 花期が6月下旬~や7月上旬~でもすでに咲いているものが多かったのですが
ハクサンチドリは まだまだこれからのようであまり多くは見かけませんでした(気づかなかったのかな?)


見晴(下田代)にある弥四郎小屋 ・・・懐かしいなァ・・・



弥四郎清水  尾瀬ヶ原、尾瀬沼を含む尾瀬随一の名水

自由に飲んでOK  かなり冷たくてずっと手を入れていられないほど


その水で煎れた珈琲が大人気の喫茶 COFFEE SPOT 



レンゲツツジがたくさん咲いてました









ハクセキレイ?

珍しくはないのですが なんだか可愛かったので



見晴にあるマップ

弥四郎小屋(見晴)をあとに東電小屋 → ヨッピ吊橋 → 牛首分岐 → 山ノ鼻 → 鳩待峠へ戻ります



この辺りは、上、中田代より若干 地面が盛り上がっています


ムラサキコマノツメ?

ツボスミレ、ミヤマツボスミレが変異したスミレ


オオバタチツボスミレ



サンリンソウ??





タテヤマリンドウ



コバイケイソウ




カメラのバッテリーが途中で切れた...(急だったため、充電が間に合いませんでした) 
今のスマホは安物なんで画質が非常に悪い・・・水没したので近所に iPhone 買い行ったら品切れ ...
すぐに使いたいし安いからこれでいいと買ったが 当時からブログをしていれば このスマホは買わなかったと後悔してる〰

 

  燧ヶ岳とウツギ系??                  ヨッピ川(ヨッピとはアイヌ語で別れ、集まるの意味。上、下ノ大堀川、沼尻川・・・などが合流している)
 

水が特に潤う辺りでは花を咲かせた植物がいろいろと・・・        東電小屋
 

ハクサンチドリ                          至仏山
 


レンゲツツジ


この日の尾瀬の空も いつまでも何処までも青かった


おわりデス


長々と有難うございました 


P.S ( ↓ スルーしていただいても! )

サッカー日本代表、ポーランドに 0-1で負けましたがGリーグ2位で決勝T進出!!
... まさかの展開で次のステージ行きが決まったことに、日本の あの戦い方に海外からの批判の声

何が何でも決勝Tに進むため 今大会の目標である初のベスト8入りを果たすがための大博打 ...
モヤモヤの残る試合だったかもしれないけれど 全く同じ状況だったら他の国だって ... 

一番不本意なのは選手たち  批判の言葉なんて気にするな!

次のベルギー戦は 目の前の試合に全力で戦う日本代表がみれるでしょう


がんばれ ニッポン  






尾瀬(9)オゼヌマタイゲキ

2018年06月28日 06時08分34秒 | 尾瀬など・高原湿原

オゼヌマタイゲキ

『尾瀬沼』の名前が付くのに 尾瀬沼では殆ど見ることがないのだそうだ
( 別名 オゼタイゲキ )

尾瀬沼のほうではなく 『 尾瀬ヶ原 』の中田代、下田代、東電小屋付近、ヨッピ橋付近で多く見かけました。
花の形も独特 色は黄緑っぽくとても美しい色・・・隠れたヒーロー とあります











ハクサンタイゲキの変種で 尾瀬でしか見られないそうです
肌の弱い人が触れると かぶれるとのこと









至仏山( 標高2,228m ) 小至仏山も見えてきています










再び登場の リュウキンカ







竜宮小屋の後ろに燧ヶ岳





竜宮小屋のベンチで休憩後 下田代の見晴十字路へ進みます

鳩待峠~山ノ鼻~上田代~中田代は群馬県  下田代は福島県

沼尻川を渡り福島県側に入ります




沼尻川に住んでいる魚さん  イワナ??




左に景鶴山  右の山は調べると与作岳

この山の向こう側は新潟県



先ほどの歩荷さん  お疲れ様です



下田代を歩いています  もうすぐ見晴



いくつかある見晴の山小屋の後ろに構える 
東北の最高峰・福島県の 燧ヶ岳( 標高2,356m )





続く


有難うございます 







尾瀬(8)タテヤマリンドウ

2018年06月27日 06時09分12秒 | 尾瀬など・高原湿原

タテヤマリンドウ

陽が陰ると花は閉じてしまいます
6月17日は快晴でしたので タテヤマリンドウの薄い青紫色の可憐な花もよく目につきました













( トリミング )






下ノ大堀川にいた魚  名前はわかりません 








下ノ大堀川沿いとその周辺は ミズバショウ鑑賞、撮影お勧めポイント箇所の一つのようです

















ヤマドリゼンマイ

私の知っているゼンマイより はるかに大きい



シオカラトンボ?




竜宮小屋が見えてきたようです




タテヤマリンドウ










笑っているみたい



続く

有難うございます 







尾瀬(7)ミツガシワ

2018年06月26日 06時01分14秒 | 尾瀬など・高原湿原

ミツガシワ

低層湿原 浅い池塘でよく見られるとのこと   霜にあたると萎れてしまうそうです
氷河期からの生き残りと言われているようです



似た写真








上ノ大堀川の水草  スギナモ でいいのでしょうか 




















牛首分岐( 尾瀬ヶ原三又 )


上田代を過ぎ 中田代 → 竜宮 → 下田代 → 見晴 → 東電小屋 → ヨッピ橋 →→ へ進みます





景鶴山( 左の山 )








ナナカマド









この辺りの湿原を ニッコウキスゲが特に黄色に染めるようです




燧ヶ岳の噴火活動によってできた湿原・尾瀬  ごみ持ち帰り運動の発祥の地




尾瀬はやはり全体が綺麗。痛んでないというか荒れていない。植物も、水も土も空気も美しい。

素晴らしいです



ミツガシワ




続く

有難うございます 



P.S( ↓ スルーしていただいても・・・! )

サッカー日本代表 セネガルと引き分けて勝ち点4! 正直 勝ってほしかった( Wカップは甘くない )

だが コロンビアに勝ち セネガルと引き分けるという結果を誰が予想していただろうか?
勝てる!やれる!と 本気で感じた日本代表は今大会が初めてだ
世界の舞台で2戦とも 落ち着いていて粘り強かった日本代表

1998年W杯・フランス大会 初出場から20年
今大会のような試合を見れるようになった嬉しさは 半端ないって!!

次戦は すでにGリーグ敗退が決まったポーランドとの戦いになるが是非 勝って決勝T行きを決めてほしい
引き分けでもいいとも思うが 出来ることなら勝って決勝Tへ進んでほしい
 
世界ランク8位のポーランドと61位の対戦
試合はやってみないとわからないし ポーランドは不調なのかもしれないし? 

実際 勝てるかどうかはわからないが 過去のような
日本サッカーと世界とでは 比較にならない程の雲泥の差があるんだな ...
世界に胸を借りて まともに戦えるようになるのは何十年先なのかと ...
気が遠くなるような 悲壮感のような思いとはもう 

サヨナラ

と 言えるようになった嬉しさ こんな気持ちはホントに初めてだ

日本サッカーの歴史の浅さからの 世界との差も少し縮んできたのかな 
身体能力的な不利を埋める何かと ... けしてマグレなんかじゃない 
世界との 過去の経験をちゃんと糧にしてきてるじゃないか!

11人でやるスポーツだから時間もかかるんだ ... 自分はむしろ早かったと感じる
まだ2戦しかしていないけれど  たとえ万が一 決勝Tへ進めなかったとしても

『 日本サッカーは進歩している 』と実感できる喜びは 半端ないって!!

けれど結果がすべてと言われる世界
本音は 一日でも長く寝不足の日が続き 嬉しい悲鳴をあげたいと思っている  







尾瀬(6)オゼコウホネ、ウラジロヨウラク

2018年06月24日 06時45分16秒 | 尾瀬など・高原湿原

ウラジロヨウラク


長さ5cmほどの葉は小枝に集まって付き 上面は緑、裏は白みを帯びる・・・
花の長さは2~2.5cm  別名 ツリガネツツジ  湿原に分布






釣り鐘状の花が可愛らしいです






オゼコウホネ



オゼコウホネは池塘の主役・・・限られた池塘でしか見ることができません・・・木道から見やすいものは少ない・・・
実際 木道付近の池塘には無くて 少し離れた池塘で咲き始めていました
深さ1.5mぐらいの池塘に生えるそうです( 浅い池塘には生えない )

山形県の月山で沢山みれるとのことです
日本の固有種で北海道(空知・宗谷)・月山・尾瀬に生息 と限られているようです  



池塘に浮島

きれいですね


いました いました ♪ こんにちは (*^。^*)
尾瀬に遊びにきましたョ!


とぼけたような顔が可愛い



後姿もキュート ヾ(≧▽≦)ノ 


イモリちゃんですね




ワタスゲ




オゼイトトンボ だと思いますが ...




ヒメシャクナゲ



日本の高山、寒地の湿地に広く分布  花は5~6mmの壺形







至仏山

ちゃんと調べると至仏山は 植生保護のため残雪期(雪解け頃)は登山道が閉鎖される期間があるのですね
今年は5月7日~6月30日まで  7月1日閉鎖解除







続く

有難うございます 







尾瀬(5)リュウキンカ、オオバタチツボスミレ

2018年06月23日 06時53分38秒 | 尾瀬など・高原湿原




6月17日に 37年ぶりで訪れた尾瀬は 素晴らしい天気で大歓迎してくれているかのようでした


リュウキンカ


早春の彩りの乏しい湿原に華を添えてくれる名脇役とのこと
沢沿いに生育し 雪が解けた初春から初夏まで見ることができるそうです










サンリンソウ?  後ろにリュウキンカ

ニリンソウは湿原には咲かないとありますので これはサンリンソウ...?















燧ヶ岳と至仏山の間に尾瀬ヶ原  さすがに ロケーションもいいですネ



一見なにもなさそうで 木道脇にちょっと隠れるように小型の花が咲いてたりします


ミヤマキンポウゲでしょうか?

花の下の葉は違う植物の葉っぱですね



オオバタチツボスミレ ( 絶滅危惧種 )


~ 雪の毛布と天然クーラー ~ とあります

尾瀬は積雪4mを越えることもある有数の豪雪地・・・極寒期は-30℃を下回る・・・
オオバタチツボスミレは北方系の植物で 尾瀬はその生育地のほぼ南限となっている・・・

冬の気温はかなり低いが 積雪のおかげで地中は凍らず実は暖かい 
雪の厚い毛布に守られて乗り越えているのですね
冬は暖かく夏涼しい尾瀬の気候は この植物にとって生育できる条件が揃っているようです














リュウキンカもオオバタチツボスミレも主に 上、中、下田代で咲いていました
植物の写真は それぞれの場所で撮ったものを載せています


続く

有難うございます 








尾瀬(4)レンゲツツジ

2018年06月22日 07時51分19秒 | 尾瀬など・高原湿原



尾瀬は雪解けの頃から すっかり初夏となっています
梅雨の雨に濡れた若い緑が輝く光景に 咲き始めたレンゲツツジが彩を添えます











のんびりと歩く湿原のBGMは カエルの鳴き声です
のどかで贅沢な時間が流れてゆきます


池塘に浮島



カエルの鳴き声はよく聞こえますが姿は見えません 

時折 上空を旋回している鳥に狙われるからかな( 鳥の名前はわかりません )











尾瀬の自然の素晴らしさと この天気がかみ合って 幸せなひと時を味わえる喜び
感謝です




サンショウウオ!? イモリ?






はてさてどちらでしょう? お腹の色は確認できませんでした
おテテやアンヨが可愛いな


















のんびり過ぎて なかなか前へ進みません
だけど 此処へ来てせかせか歩くなんて ナンセンス
たまには こういう歩き方をしたかったのだ


まだまだ続く


有難うございます 







尾瀬(3)ノビネチドリとワタスゲ

2018年06月21日 06時54分24秒 | 尾瀬など・高原湿原

ノビネチドリ

尾瀬では意外と少なく よく似たハクサンチドリより探すのは大変とのことですが 
山ノ鼻のトイレ付近で見つけました 緑の中で木漏れ日をうけて目立っていました

これは 山ノ鼻の国民宿舎尾瀬ロッジ付近の ノビネチドリ



ミズバショウ  わずかに残っていました














燧ヶ岳







ヤマドリゼンマイ

歩いたコース全体で見かけました 栄養状態が良い湿原によく生えるそうです


ズミ



ワタスゲ





目立たない黄緑色の花が6月初旬頃に咲く
花のあとの果穂(綿毛)が可愛い






ぽわぽわ~っとほっこり和む癒し系




誰も登っていないようなので調べたら 至仏山の山開きは 7月1日でした  毎年この日なのかな?






尾瀬ヶ原の標高は 1,400m
ワタスゲは上田代から下田代間で 特に見かけました
中間から高層湿原に多いとのことですが 霜に弱く豊凶の差が大きいそうです


続く

有難うございます 






尾瀬(2)コバイケイソウ

2018年06月20日 07時43分14秒 | 尾瀬など・高原湿原

コバイケイソウ





かなり強い毒をもった植物  絶対に食べてはいけない植物の一つだそうです
花のシーズンは6月中旬~6月下旬だが毎年咲くわけではないらしい
尾瀬の湿原に まったく花がない年もあるというからラッキーだったみたい

ミズバショウも終わり レンゲツツジは咲き始めたばかり
ニッコウキスゲは7月上旬~8月上旬

この花が咲いていてよかった













何の綿毛かな?



ミネカエデ


相変わらずブレブレ

ズダヤクシュ







ニリンソウ  イチリンソウ? 花が小さいからニリンソウだと思うのですが・・・?





トレッキングしたコースです( トレッキングというよりハイキングですかネ )
時間的には少し余裕がありましたが 尾瀬沼や三条ノ滝は帰りの渋滞も気になりやめました

写真下の鳩待峠からスタート。山ノ鼻~牛首分岐までを上田代。牛首分岐~竜宮を中田代。竜宮~見晴は下田代。

上12枚の植物の写真は 
鳩待峠~山ノ鼻付近で撮った主に森林に分布する植物ですが 湿原にも咲いているものもあります


前記事と前後しています 

山ノ鼻にはいくつかの山小屋がありますが 燕の巣が沢山あり心地よく賑やかでした


まったく逃げません 自宅の補強工事?に余念が無いようでした




山ノ鼻から尾瀬ヶ原の上田代を 至仏山を背に燧ヶ岳方面に進んでいきます




まだまだこれからのレンゲツツジ

この景色に もう少し違う彩があるとよかったかなとも思ったけれど 予想以上の好天で気分がいい


ワタスゲ




続く


有難うございます 


P.S 
昨夜のサッカーWカップ 対コロンビア戦 勝ちましたね
次はポーランドを破ったセネガルと ガンバレ!







梅雨の合間の晴れの日に・尾瀬(1)

2018年06月19日 06時16分14秒 | 尾瀬など・高原湿原

レンゲツツジと燧ヶ岳



梅雨と台風の影響があるかな ... 多少天気が悪くなっても仕方がない
それでもいいと6月17日に尾瀬へ
( 急だったため山登りはせず 尾瀬ヶ原をトレッキングの計画 )

前日の夜 関越自動車道は途中から雨と濃霧で 時速60キロ前後で一部を走行
戸倉の第一駐車場に車を停めて車中泊 大幅に寝過ごして4時30分の(だったかな?)
始発バスには乗れなかったが 乗り合いタクシーで鳩待峠へ ← 乗り合いタクシーは頻繁にあります


鳩待峠に着く頃には青空が覗き始めていた





( 植物の名前ですが合っているかは自信がありません サッパリわからないんです 

ズダヤクシュ



チシマウスバスミレ? ツボスミレ?




ルイヨウショウマ? ミヤマカラマツソウ?
上と下の植物は似ているが... 葉っぱが違うような気がする






山ノ鼻に到着








非常に懐かしいです
初めて尾瀬に来たのは高校生の夏休み
部の顧問の先生は尾瀬が大好きで 記憶では27か29回目と話していた
尾瀬は天気予報は当てにならない 少なくても二日間ならどちらか一日
三日間なら二日は雨に降られるのを覚悟しなさいと 

ところが!! 二泊三日の至仏山登山を含む山行中 雨に降られるどころか三日間とも快晴だったのだ
これには顧問の先生が一番驚き 一番感激しながらも不思議がり 一番興奮していた
こんなの初めてだ こんなの初めてだ ・・・・ と三日間 言い続けていたっけ

山を下りてからニュースで詳しく知ったが 私たちが出発したその日から西日本から関東
東北地方の一部で連日猛暑日を記録 日本列島が異常な暑さに襲われていた
( 今では これが普通になっている )


この日の天気は37年前の夏の あの日と同じ快晴となった
最高気温23.6℃ 尾瀬ヶ原に着いてから風がほどよく出てきて快適でした


至仏山







燧ヶ岳



37年ぶりの尾瀬 
どんなに訪れたかったことか ... 何故 これ程ご無沙汰してしまったのだろう 
相方さんは初めての尾瀬訪問となった


続く

有難うございます