風を感じて~山風日記

ご訪問ありがとうございます。山や他、残しておきたいことを気ままにUP 。

あゝ剱岳(12)ありがとう!下山編

2018年07月31日 20時50分33秒 | 登山 - 北アルプス


※ 下山時、剱山荘のテラスで休憩中に、山岳写真家の西田省三氏に会いました。写真を撮らせていただいたりなんだり・・・!
  「今年もまたやるのでよろしくお願いします」ドローン撮影ですか?! 「はい、そうです!」・・・・・ 
  既にご存知の方々もいらっしゃると思いますが

  【 8月11日(土)山の日・NHKBSプレミアム 19時30分~ 『 北アルプス・ドローン大縦走 ~ 立山・剱岳 ~ 』 】放送予定

  昨年は 槍・穂高でしたね。今年は立山・剱! 通常では見れない空撮での山の表情を見れるとあって楽しみです。


剱岳登山記事 今回が最後ですが写真40枚と多いので サッと見てください  





剱岳の頂から 素晴らしい大展望を見ることができました

この山に登ることが 次はあるのか?ないのか? 自分でもわからないので
尚更 時間を忘れて眺めていたい心境ですが そろそろお別れです

10時前に 下山開始 



  




振り返る



『 カニのよこばい 』手前の急峻な岩場で渋滞中・暫くストップ( 上りはカニのタテバイ、下降路はカニのヨコバイへ ) 
狭くもある此の場所は登山道が共用で 時間的にまだ登ってくる方々もいるので尚更要注意  
    
平蔵の頭を見下ろしながら待つ                               ↑ シナノキンバイ? と イワウメ?




『 カニのよこばい 』の写真は撮っていません
最初の第一歩は 一見上から足場(岩)が見えないので 設置されている鎖の根元を掴んで前かがみに見下ろすと
丸か矢印であろう印の上の部分の赤のペンキが見えたので それを頼りに後ろ向きで一歩を降ろすのですが
すぐには その足場には届かないので身体のお腹側の岩に つま先で探り足・三点支持で片方ずつ手の位置を下げながら・・・
ですが最初の一歩を その足場に置けば その後は大丈夫かと...(カニのよこばいが終わるまで危険箇所ではあるので細心の注意が必要ですが!)
初めの一歩は特に非常にスリル感あり(数百メートルある岩壁なので落ちたらオワリ)

カニのよこばい後に今度は垂直に近い長い梯子を下りますが 前後に人が繫がっているので 何となく写真は撮りませんでした



チシマギキョウ だと思います



チシマギキョウ                         チングルマ
   

剱岳 ⇄ 剱岳荘付近 で撮った花( 登山時、下山時 混ぜてます )


イワツメグサ
   


ヨツバシオガマ



ハクサンイチゲ



振り返って  剱岳



もうすぐ前剱  針ノ木岳  餓鬼岳などが見える



そのまま巻道を下っていってもよかったが せっかくなので前剱山頂へ寄り道



さらば 剱岳   (9)でも載せた写真









                       


剱岳側(前剱)から見る 奥大日岳と大日岳



振り返る  大ボスの前に立ちはだかるように聳え立つ 前剱



⇙ ベニバナイチゴかな(何回撮ってもピントが前の葉っぱに ... ) 
    


ハクサンフウロ


  
剱山荘がもうすぐ                           

お腹が空いて死にそう 〰  行動食はまだあるが飽きたな 剱山荘でお昼をたべようっと!(朝食はヘッドライト点けながらしっかり 米 食べました)


生ビールも注文して中華丼を食べて 剱山荘オリジナルのシャツを買った( 山バッチは前日に剱沢小屋で買った )
   
食後にテラスに出て寛いでいた時 声に気づいてそちらを見ると 山岳写真家の西田省三氏!(左の方)と ドローン大縦走に携わる方々
7月15日の時点で 24日間 山に入ったままだと話されていました(立山・剱岳界隈) 天候が相手ですから撮影は大変でしょうね


ミヤマキンポウゲ                       コバイケイソウ
    


ミヤマリンドウ  

タテヤマリンドウは青色もあるが立山では殆ど白色らしいです  青で似ていればほぼ ミヤマリンドウとのことです




あんなに青空だったのに



でも 雲は少し出てきたが天気が大きく崩れることはなくて良かった


ドローン大縦走チーム 75ℓのザックを背負って別山稜線の方を指さしながら剱沢を登っていきました
    





三日目も早めに起きて朝食後 テントを撤収して帰路に就きました  室堂平を8時40分発のバスに乗り ... バスの中から最後の最後の見納めの剱岳 ... あゝ剱岳
    
次発9:20とあるが三連休で美女平行きも10分間隔で運行していました


剱沢小屋もお風呂あり 剱山荘もシャワーあり トイレも水洗で綺麗でビックリ( ゚Д゚) キャンプ場のトイレも綺麗だった
室堂平には温泉宿 日帰り温泉可能な宿(小屋)もある 流石だ ~ 帰りに寄りたかったが高速の渋滞が気になり渋々スルー
( ボディ用シャワーシート類は持ち歩いてます 今回は髪用拭くだけシャンプーも持参 ← 一応書いておきます^^)

が! 日帰り温泉我慢して正解だったかな 北陸道はスムーズで上信越道・碓井軽井沢あたりで車が増え始め
関越道では少し渋滞にハマったが 17時30分頃には自宅に着くことができた









 

テント場から室堂ターミナルへの道のりは地獄に思えた 特に雷鳥平から室堂平・ターミナルへの上り階段は何か罰を与えられているかのように辛かった
最後の最後に試練だなぁと ... この時は もう剱には来れない登ることは無いだろうと思ったが
数日後には 機会があればまた是非に行きたい!!と思っている  何時かまた あの頂に立つことを夢見ている


岩と雪の殿堂 剱岳!!! 素晴らしい登山をありがとう!!! 険しく厳しい流石の 誇り高き山です!!!





終わりです

大変 長々とありがとうございました 
 

P.S
二日目のテント場に戻った後の剱岳は少し雲がかかったままでした。
三日目は早朝で靄がかかっていたので、最後の3枚は、一日目に撮った写真を載せています。






あゝ剱岳(11)山頂からの大展望

2018年07月29日 19時24分54秒 | 登山 - 北アルプス

天気に恵まれました 無風で気温も高く 上に一枚着ることもありませんでした

剱岳山頂からの360度の大展望
南側

剱沢カール 後ろに立山  北アルプス南部の山々




中央の笠形の山容・笠ヶ岳はわかり易い  黒部五郎岳  薬師岳




大きくどっしりと構える立山
槍・穂高岳  黒部川の源流・鷲羽岳  水晶岳と赤牛岳  乗鞍岳や御嶽山  笠ヶ岳  黒部五郎岳

  ↑ 剱沢キャンプ場    
 


左には常念山脈の燕岳も・・・蝶ヶ岳の後ろは中央アルプスでしょうか?




南東




赤沢岳 蓮華岳 スバリ岳 針ノ木岳 餓鬼岳   奥に八ヶ岳 富士山 南アルプス




東側  蓮華岳の後方 八ヶ岳の手前は 美ヶ原? 霧ヶ峰でしょうか?








五竜と鹿島槍


カッコいいですね

唐松岳と五竜岳  唐松岳の後方に妙高山と高妻岳 (戸隠山も?)


格好いいです

北東
左から 唐松岳  五竜岳  鹿島槍ヶ岳


連なる山々 格好いい


中央に 白馬三山



美しい景色

写真左に 白馬三山ですが 真ん中の杓子岳は見えているのでしょうか? よくわかりません

手前の険しく鋭い峰 ... 剱岳の八ツ峰というのですね


何十年ぶりかで黒部峡谷を見てみたくなりました 



  


北側
猫又山  毛勝山など

宇奈月温泉 黒部市あたりなのでしょうか  霞んでいますが水平線がわかります



北西  霞んでいますが 富山湾

左の真ん中辺り 小さく見える赤い屋根は 剱岳早月小屋でしょう  







南西に白山



大きな山容の薬師岳   室堂ターミナルが見える


一周しています





立山  槍ヶ岳 穂高もずっと綺麗に見えています




近くにいた方が「この時期に ここまで見えることって なかなか無いよ」と話していました
とても運が良かったようです 



8月11日の『 山の日 』 剱・立山連峰あたり BSで放送するみたいです
次回の下山編でもう少し詳しく? ...


まだ続きます 

ありがとうございます 







あゝ剱岳(10)初登頂 !

2018年07月28日 22時28分52秒 | 登山 - 北アルプス


北アルプス・立山連峰 【 剱岳 】 標高 2,999m

山頂にある祠


7月15日の2日目 別山尾根ルートで【 岩と雪の殿堂・剱岳 】にチャレンジしています


『カニのたてばい』を登っている方を 肉眼でもはっきりと確認できるところまで来ました

平蔵の頭を過ぎて この鎖場を通過すると平蔵のコル 


ですが 渋滞中です


40分ほど停滞気味でしたが 丁度いい休憩になりました
振り返ると ますます登山者の列が長く延びています ゆっくりと少しずつ進み




『 カニのたてばい 』 ほぼ垂直に近い高さ約50mの岩場  鎖と足場(鉄杭)があります
大体の方は ゆっくりと慎重ながらスムーズに登っています  焦らずに落ち着いて登れば大丈夫のようです
( スムーズという言葉は適しているのか??... )






『カニのたてばい』は前半と後半の間にちょっとしたスペースがあります
後半は鎖等が無い岩を何十mかよじ登り 最後にまた鎖があったと思います

その後に 岩と岩に挟まれた細い 急峻なガレ場を更に登っていきます(鎖なし)
この箇所を過ぎてようやくひと安心という感じでしょうか


鎖や鉄杭のみで登っていけるわけではないです(男性でも) 鎖ばかりに頼っても左右に振られるので
基本はやはり しっかりした掴みやすい岩を自分で見つけて登ります(鎖は補助、予備的)
急峻の岩場は特に男性より リーチの短い女性には少し不利というか大変かもです
私もリーチが短いぶん 体が柔らかくてよかったなとつくづく思いました

平蔵の頭も カニのたてばいもロッククライミング 超真剣勝負です
これがポピュラーな一般コースというのですから ... 剱岳 凄すぎです


さあ 此処まで来ればもうすぐ!

早月尾根との分岐

早月尾根は標高差 約2200mを登るのだそうです ...(´゚д゚`)



もうすぐ!





着いた!!! 【 剱岳・初登頂 】!!!です


   

映画【 剱岳 点の記 】を思い浮かべながら時々 足を進めていました
昔はもっともっと登頂が困難だった剱岳の三角点は 2004年に設置されました


自分が剱岳の頂きに立っているなんて夢のまた夢のようです
天気も申し分なく素晴らしい景色が飛び込んできました


白馬三山  唐松岳  五竜岳など  妙高山や高妻山のシルエットも




白馬三山の 白馬岳  杓子岳  白馬鑓ヶ岳




鹿島槍ヶ岳




鹿島槍ヶ岳  爺ヶ岳  赤沢岳など  写真中央部は黒部別山でしょうか




蓮華岳 針ノ木岳  中央奥に富士山 八ヶ岳や南アルプスの一部  




赤沢岳 スバリ岳 針ノ木岳と 立山 別山  

これらの山々に挟まれて黒部湖・黒部ダムがあるのでしょうね(此処からは見えません)


立山 と 手前に別山

大天井や常念岳   槍穂高   水晶岳  赤牛岳  乗鞍岳など



笠ヶ岳  黒部五郎岳  薬師岳(中央)

地獄谷も見えます



日本海側から 白山が見つめています 

剱岳山頂は登山者で一杯です 


山頂からの景色 同じような写真もありますが続きます


ありがとうございます 






あゝ剱岳(9)前剱 → 平蔵の頭

2018年07月27日 06時34分49秒 | 登山 - 北アルプス

7月15日(日) 別山尾根ルートで剱岳を目指しています
剱沢キャンプ場 ~ 剱山荘 ~ 一服剱 ~ 前剱 ~ 剱岳 ~~~ 剱沢キャンプ場



前剱から見た 【 剱岳 】 下山時に撮った写真です





一枚目の写真からは遡り 一服剱を過ぎて前剱の手前から

この写真ではわかりにくいですが 
落石しないようにと相当神経も使いますが 傾斜のきついガレ場なので 上の方から小石が時折落ちてきます

なのでこういった箇所は特に人との間隔を互いに空けます  自分もいつ落とすかわかりません ...!



二日目の道のりは三点支持の連続です

      今にも落ちてきそうな    前剱大岩      ➘








前剱の山頂  ↓  2813m




白山  この山の姿を目にすると 心がスゥーっとなり落ち着く気がします

流石は三大霊山の一つなのだなと思います



剱岳が視野に入ってきました!!

 

      
山頂から左下に『 カニのたてばい 』を登る登山者が見えます(赤線)




(トリミング)

↑ カニのたてばい



圧巻 圧倒されます



剱岳に カニのたてばいに辿り着く前に難所が待ち受けています
やっと天守が見えたが本丸は ... まだまだ ...

層々たる岩に鎧われて その豪宕 峻烈 高邁の風格・・・(深田久弥) その通りだとしみじみ思いました



行きは前の方々に続いて 前剱山頂には向わず巻道を 




(別山の北峰ってもしかして左端かな?)     振り返ると    ↓ 立山の頂きも見えてきていました






いよいよ別山尾根核心部へ ...

前剱を過ぎて急な岩場を下り 約4mの鉄橋を渡ります

↑   鉄橋

↑ 鉄橋と5番鎖場  手や足を外したら谷底行き












雪渓を登る登山者




岩の上り下りを繰り返しながら徐々に高度を上げていきます





『 平蔵の頭 』への上り


剱岳に行くには『平蔵の頭』を越えなければなりません

越えて振り返る  写真は斜めですが実際は もう少し垂直に近いです

ですが ガレ場ではないので足は置きやすいです
ただ 雨などで濡れていると滑りやすく相当怖いでしょうね ...


物凄い集中で誰しもがとてもとても真剣 ← 当たり前


剱岳側から見た『 平蔵の頭 』の鎖場 登下降に分かれています (トリミング)



下山時 上部の『 カニのよこばい、たてばい 』手前で渋滞待機中に撮った平蔵の頭です







断崖絶壁


実際に越えている時は高度感も危険度も あまり実感していません
あとから見て あんな所を?!!です ...


続く

ありがとうございます 








あゝ剱岳(8)二日目・山頂を目指す

2018年07月26日 07時00分48秒 | 登山 - 北アルプス






二日目の15日 標高約 2,500mの剱沢キャンプ場からサブザックで 
アップダウンを繰り返しながら 2,999mの剱岳山頂を目指します



出発時の早朝4時15分頃の剱岳  ヘッドライトを点けて既に登っている方々もいます(左側)














五竜岳の左から太陽が顔を出しました  右の双耳峰は鹿島槍ヶ岳



御来光は剱山荘手前で撮りました



前日よりも更に天気が良さそうです




おはよう チングルマ




目覚めた花たち                           ハクサンフウロ? シラネアオイのような?
 



モミジカラマツ




キャンプサイトには何時頃に戻ってくるだろう(赤)   青は剱沢小屋




一服剱  その左後ろに前剱 




剱山荘でもトイレに寄っていかないと この先ありません
 



剱沢キャンプ場 ~ 剱岳 ~ 剱沢キャンプ場 往復 7時間10分 
これにどれくらいの時間が加算されるのでしょうか?見当もつきません  
+ 90分以上? 三連休でもあります







軽アイゼン必要なし  前日の夕方に山岳救助隊の方に確認済

気温も高く凍ることもなく 救助隊の方々が雪をしっかりと踏み固めてくれてもいます  有難いです
 



一服剱への登りから剱岳山頂にかけて 13箇所に鎖場があります



一服剱




前剱




前剱への狭く溝のようなガレ場の登り(暗いのでPCで少し明るくしています)




前剱   剱岳山頂は見えません




続く

ありがとうございます 








あゝ剱岳(7)剱沢キャンプ場から

2018年07月25日 06時42分20秒 | 登山 - 北アルプス

剱沢キャンプ場からの 【 剱岳 】 標高 2,999m





( 写真多め長めです )

剱沢キャンプ場に到着します
テント場の前の山肌は剱岳の岩塊の一部








張ったテントの正面に剱岳!! ( どこに張っても正面になりますが )  


テントの中にいながら いつでも堂々たる雄姿が目に飛び込んできます
穂高の涸沢みたいですが あれほど混雑はしていません


青空を 天を 突きさすように聳え立つ剱岳
我々を じっと見下ろしている剱岳
ただただ圧倒されながら 惚れ惚れと眺めているだけで充分のようにも思えます


写真左端の尖がりは カニのはさみ 早月尾根方面だと思います ...

確かに ・・・山が急峻にせり上がり、ピークや尾根が重なり合っている




この雪渓の左側に野営場管理所があり 雪渓の右側にトイレが二ヶ所あります


トイレ側




 
ここに来る途中で行動食やアミノバイダル(ゼリー飲料)類を多く摂ったためか あまりお腹は空かず昼食は特に食べませんでした
相方さんも同じで「それよりやっぱ酒でしょ」って持参したワインだかウイスキーを飲みながらツマミのウインナーを炒めはじめた

私は普段 自宅では滅多にアルコールを飲まないのですが この時はビールが飲みたくて飲みたくて剱沢小屋に買いに行きました
キャンプ場から徒歩5分となっているようですが もう少しかかると思いますョ 行きは下るのでまだいいですが帰りは登り・・・
喉もカラカラに渇いていて 片道10分弱の道のりはとても長く感じて 缶を開けて飲みながらテントに戻ろうかなと思ったほどです 





ビールを買いに行きましょう


剱沢管理所 ( テント受付、診療所、富山県警上市・・・剱沢警備派出所・山岳警備隊 )

飲料可能な水場あり



赤い屋根が剱沢小屋




オオヒョウタンボク?




ヨツバシオガマ




剱沢小屋から見る 岩と雪の殿堂・剱岳








剱御前の東側斜面  この時間ですと剱沢キャンプ場を経由して 剱山荘に泊まる方々でしょう

翌日 私達もこの道を通って剱山荘の左横から剱岳山頂を目指します

↑ 見える建物が剱山荘



左端の真ん中あたりから剱山荘から続く登山道が見えます
ハイマツの緑の頂きが一服剱  中央に前剱  その右後方が剱岳山頂

一服剱(青の矢印)の右の尖がりが カニのはさみ?
赤はガレ場の岩溝で(前半から中盤)傾斜がかなりあります  山頂に核心部に前剱に辿り着く前から威容(異様)...



テント場に戻ってきました

後ろに別山  別山乗越・剱御前小舎は見えないが右上のほう





旨い!!!

ビールが美味しい!!!

相方に持ってもらって~ 500㎖ 2本買いました  ワインやウイスキーの小瓶持参したとはいえ
相方さんも飲みたいでしょう ほんとは3本買いたかったけど持ち帰るゴミも増えるから2本で我慢我慢 テント本体を担いできてお疲れ様 有難う

こんな間近で見る剱は初めて! 登るも初です!   ビール♪ 一杯目の写真を撮ればよかったな... 泡がよく立つ              ナナカマド
 



二人ですが三人用テントです エアマットは持ってきませんでしたが銀マットで十分  日中は暑くて暑くてテント内に ずっとは入っていられませんでした
 
外に出ても日差しが強くて痛くて暑くて何処にいればいいの?でした(男性は日光浴しながら昼寝してる方が結構いた)       ↑ 夕食の棒ラーメンを茹でているところ



此処からだと夕日は見れません 夕日に照らされてもう少し赤く染まるかと期待しましたが ... こんな感じ
 


日が陰ると一気に気温も下がります


今度は寒いのでテントに入り 早々と寝袋に潜り込みましょう



初挑戦で星も撮ろうと思っていましたが眠ってしまいました

長い一日目がおわる


続く

ありがとうございます 


P.S

7時35分のケーブルカーに乗り 7時50分発のバスに乗って室堂平ターミナルに8時40分着
8時50分頃 室堂平を出発して剱沢キャンプ場に13時20分頃に到着





剱岳へ(6)巨大な岩塊

2018年07月24日 05時54分44秒 | 登山 - 北アルプス


【 剱岳登山 】7月14日~16日・二泊三日
一日目:室堂平~雷鳥平 ~ 雷鳥坂 ~ 別山乗越 ~ 剱沢キャンプ場
二日目:剱沢キャンプ場 ~ 剱山荘 ~ 一服剱 ~ 前剱岳(巻道) ~ 剱岳 ~ 前剱岳(山頂) ~~ 剱沢キャンプ場(別山尾根ルート)
三日目:剱沢キャンプ場 ~~~ ピストンで室堂平


岩と雪の殿堂 剱岳






別山乗越からの剱岳





別山




二枚目と似た写真



この山に登るためには岩場と雪渓に登路を求めるしかない。
・・・・・実際に別山乗越から剱岳を眺めても、そこに登山ルートがあるとはとても思えない。
山が急峻にせり上がり、ピークや尾根が重なり合って巨大な山塊を形成しているからだ。・・・・・
( 山と渓谷社 ヤマケイ アルペンガイド『 北アルプス 剱・立山連峰 』抜粋 )



赤は残雪期のため通行禁止 ( 剱御前三角点から先が通行禁止 )  青が辿ったコース



テント泊なので どのみち剱沢キャンプ場へ向かいます











振り返って  剱御前

ほぼ中央が山頂でしょうか? それとも右?そのまた右? よくわかりません



一枚目と同じ写真です  疲れも吹き飛びます




雲は西から東(左から右)へ流れているようです




振り返る

別山乗越まで汗かきながら登ってきましたが また下っています



剱沢キャンプ場が見えました



威風堂々



軽アイゼンも無しでOK



振り返る







大迫力





北アルプスの南の重鎮を穂高とすれば、北の俊英は剱岳であろう。
層々たる岩に鎧われて、その豪宕、峻烈、高邁の風格は、この両巨峰に相通じるものがある。
( 深田久弥『 日本百名山 』 抜粋 )





続く


ありがとうございます 






剱岳へ(5)別山乗越

2018年07月23日 05時58分01秒 | 登山 - 北アルプス








雷鳥坂をまだ登っています


別山乗越に建つ 剣御前小舎が見えているが近そうで遠い




振り返ると 薬師岳が見えてきました




少し登って再度振り返る  薬師岳が雲に隠れそう(右端)

壮大な光景  雷鳥沢キャンプ場が模型のよう



ミヤマキンバイ?  キジムシロ ...?




ハクサンイチゲも沢山さいていました




タカネヤハズハハコ




傾斜はやっぱりキツイです
夏の太陽も容赦なく照りつけてきて暑い




疲れを感じ足を止めて振り返ると
槍ヶ岳!




中央に見える槍ヶ岳の左は 野口五郎岳   槍の右手前が龍王岳 その右に浄土山

写真左上に立山・雄山の社務所が見えます



もう少し!








ミヤマダイコンソウ




別山乗越に着きました! 剱御前小舎と別山( 写真中央のピークから左に三つ目のピークが北峰 2,880m だと思います )



疲れました 〰   ここでは皆 疲れを隠さないですね 隠さないというか隠せないというか
涼しい表情 平然とした感じの方は見かけず疲れた表情や そのような言葉を口々にしながら休んでいます



いよいよ近づいてきた 剱岳!!

別山乗越に着いた頃は雲が ... 後立山連峰の白馬三山はどうか ...



ですが この雲は徐々に取れていく




後立山連峰の 唐松岳と五竜岳




標高 2,450mの室堂平から少し下って雷鳥平 もう少し下って雷鳥坂の取付き
そこから標高差約500mの傾斜のキツイ登りは結構こたえました



ゆっくり休んでいたら かかっていた雲が取れました!




続く


ありがとうございます 







剱岳へ(4)雷鳥坂

2018年07月22日 16時04分10秒 | 登山 - 北アルプス


7月14日~16日の三連休で剱岳へ
一週間前の土日に ザックのパッキング等はほぼ完了していました

迷ったのはピッケルが必要かどうか
13日夜8時頃に行きの車の中から 剱澤小屋に電話をして聞いてみました
「・・・昨日今日あたりからピッケルを使用している人は少ないですね」
と話されたので車の中に置いてきました

ストックと軽アイゼンでOK  
雷鳥坂の一部 雪渓箇所を登りましたが 少数のチェーンスパイクの方は結構滑っていました



今回は 負担を軽くするために古いカメラを持参しました
剱岳の岩場の核心部あたりで 少しでもスムーズに登り降りするために ...
重いカメラを持ち歩いて疲れが増さないように
最後まで迷い結局 防塵防滴・耐寒性アリのカメラも車の中に置いてきました


チングルマはそこかしこに咲いていました
 



クロウスゴ?




アオノツガザクラ




白山が見えてきました




剱岳の山頂がよく見えています




振り返る
左が浄土山  中央が室堂山  右が国見岳


室堂山の真下に見える 地獄谷をズーム  立山信仰の中心的存在です

現在 火山活動による火山性ガスが噴出しているため 立ち入り禁止となっています







ツガザクラ




立山と浄土山  右下に雷鳥沢キャンプ場と浄土川

屏風のような立山 カッコいいですね 富士ノ折立は2,999  大汝山3,015  雄山3,003m(2,991)





雷鳥坂から見る 奥大日岳もカッコいいです





コイワカガミ




イワツメグサ








時間は加算されますが急勾配を少しでも避けるために 雷鳥坂は巻き道を登りました
( 室堂乗越、新室堂乗越とは別です。下山は本来の別山乗越直下の雷鳥坂を下りました )


続く


ありがとうございます 







剱岳へ(3)雷鳥平

2018年07月20日 18時54分03秒 | 登山 - 北アルプス

【 剱岳登山 】
一日目:室堂平~雷鳥平 ~ 雷鳥坂 ~ 別山乗越 ~ 剱沢キャンプ場
二日目:剱沢キャンプ場 ~ 剱山荘 ~ 一服剱 ~ 前剱岳(巻道) ~ 剱岳 ~ 前剱岳(山頂) ~~ 剱沢キャンプ場(別山尾根ルート)
三日目:剱沢キャンプ場 ~~~ ピストンで室堂平


まだ一日目の前半です


雷鳥平が見えてきました




この写真ではわかりにくいですが 雷鳥沢キャンプ場から浄土川を渡り 左に折れて少し進むと登山道が見えます
そこから別山乗越へ上がります 途中、雪渓の箇所があります(左上に登山者)

(河原から右斜め上に続く登山道は別山と立山の間にある 真砂山・大走りコース)



ウサギギク




タカネニガナ




ミヤマハタザオ  ひどい写真ですね ...                    ?
 



コメススキ                       これも?
 



コイワカガミ(コイワカガミなのかイワカガミなのか?種は同じなので ... )




ミヤマアキノキリンソウ






まだテントも人も少ないですが 雷鳥沢キャンプ場から立山などに登られる方も当然ながら多かったです
三日目の帰りに此処を通った時は色とりどりのテントと登山者で賑わっていました




どっしりと構える雄大な立山

毎日がこのような天気ならば下界のことなど忘れて 此処でしばらく過ごしたい気分にもなります



立山は現在   浄土山は過去




別山は未来



こんな奥の深い山の懐に こんなに簡単に入ってきてしまっていいのだろうかと
今 自分が実際に此処に立っているという ちょっと不思議な感覚と
嬉しい気持ちと 何やら少し複雑な気持ちと...
便利になったからこそ来れる有難み 感謝です



イワオトギリでしょうか




ここで休憩して再出発です

雷鳥坂は32年前に下って来たことはありますが登るのは初めてです



浄土川を渡ります




雷鳥坂を登り始めてすぐに 
ショウジョウバカマ




続く


ありがとうございます