風を感じて~山風日記

ご訪問ありがとうございます。山や他、残しておきたいことを気ままにUP 。

ありがとう!再びの名峰谷川岳(3)

2018年02月15日 06時40分47秒 | 雪山 - 谷川岳・上州



谷川岳・東斜面は険しい岩壁で、特に 一ノ倉沢は断崖絶壁で有名だ

トマの耳からオキの耳 オキの耳から富士浅間神社奥の院の少し先まで行ってみた
(雪庇が怖くて ↓ これ以上は無理で 一ノ倉沢出合も写ってませんが)

冬の 一ノ倉沢の上部一部と谷川連峰・馬蹄型(形)縦走コースの山々
中央のピークが 一ノ倉岳



奥に 巻機山(まきはたやま) 巻機山の右奥にうっすらと見えるのは 越後三山?
空との境界線がわからないが左奥から後方は日本海?

特に北の空から雲も広がり始めていて、こちらの景色はまるで 水墨画や版画のようでもある

天神平登山口からもよく見える 朝日岳、笠ヶ岳(大倉山)、白毛門

絵に描いたようなこの光景も現実で、見ているだけでも自然の美しさと共に厳しさも感じる

そろそろ引き返す











青空はホッとする




オキの耳・山頂標識付近に・・・なんだろう

写ってないが 別の二人組の一人の方がスマホから電話をして話し始めたとこだった

オキの耳・山頂標識付近の東側にソロ男性登山者が落ちている・・・
だが意識はしっかりしていて 本人曰く
 
山頂が混んでいたので、何気に一歩下がったら雪庇だった
・・・雪の積もった岩の上にザックごと落ちている
特に怪我はしていないと思うが身動きできない・・・

お互いの声が聞き取れているから、そう何mもは落下してなさそうだが
雪庇の下、谷川岳の東側斜面だ
救助隊側から今現在、何名ここにいるか、風速はどれくらいかなど 聞かれているようだ
風は山頂付近、やや強くなってきているので6名とも下山していくと思います・・・
カメラの三脚を雪にさしてありますので ほぼその下に・・・

。。。運よく雪の積もった岩の上で怪我も特にないようだ
約1時間後に救助ヘリが到着するという
場所が場所だし私達では どうすることも出来ない

山は自然は 美しさと厳しさを併せ持っている

我々も怪我のないよう、遭難しないよう無事に下山して 我が家に帰らなければならない



オキの耳を振り返る 
あのテッペン辺りの雪庇に足を乗せて東側に落ちてしまったのだ・・・


トマの耳あたりには まだまだ登山者がいる



肩ノ広場


怪我は無くても低体温症が怖い
実際には1時間はかからないだろうから、そろそろ来ないかなと思いながら下山していたら
聞こえた! 聞こえた! 現れた! 早かったよ!(山頂付近の風の心配で1時間と言ったのかな)

この辺りからオキの耳は見えないが 救助時間は短く
おそらく意識もしっかりしていて軽傷?だったのではないかと思う。
何故なら病院に運ぶ前に我々の上空付近に飛んで来て、なんとなく合図をしているように感じたから。
(私は何もしてないけど)
それと帰宅後(昨日、今日も)ネットで確認したが谷川岳2月10日は特になにも。





病院に運んだ後と思われる時間経過後、再度やってきた

おそらく、大事には至らなかったのだと確信。電話を入れた方が軽く手を振ったようだ。
とにかく良かった。気持ちも明るくなる。




熊穴沢避難小屋 ↓ 

泊まる方がいるのだろう、出入り口が掘られてる。

爼嵓、オジカ沢ノ頭  


そして 谷川岳


↑ オキの耳と左横の 一ノ倉岳間の東側が断崖絶壁の 一ノ倉沢(この写真では見えないけど)




ありがとう!!谷川岳
素晴らしい景色 山の美しさ 厳しさ怖さも再認識
何よりも無事な登山を有難う

あなたは やっぱり名峰です


有難うございます






眩い景色・再び谷川岳(2)

2018年02月13日 07時38分34秒 | 雪山 - 谷川岳・上州

谷川岳肩ノ小屋から


小屋のベンチで素晴らしい景色を堪能しながら昼食を摂る
(標高も上がって、止まれば寒いのでウエア2枚をプラス)


清々しく爽やかな眺め
左端に浅間山(霞んでいます)、志賀高原の山々など
美しく眩しい 眩い景色が広がる
目の前の オジカ沢ノ頭から爼嵓(マナイタグラ)間の稜線も綺麗だ



オジカ沢ノ頭、万太郎山、仙ノ倉山(谷川連峰最高峰2026m)、平標山。 ↓ 奥に苗場山




昼休憩後、谷川岳山頂へ向かう。お腹が満たされたのもあるが、何よりも 此処からの景色に英気を養って貰えた!
今回は肩ノ小屋までが限界かなと思っていた自分は、すっかり何処かへ




写真中央辺りから左が長野県 右が新潟県
特徴ある山姿の苗場山が良く見えている(中央奥)


振り返る


トマの耳 到着

尾瀬の燧ケ岳、至仏山。日光連山など。

オキの耳に目をやる 
左後方に 一ノ倉岳、茂倉岳

ここにもシュプール(1月は、ここには無かったかな)


谷川岳は分水嶺だ。雨水が日本海と太平洋側に分かれて流れる境界線。

オキの耳へ向かう・・・振り返って トマの耳








オジカ沢ノ頭の北斜面と茂倉岳南斜面  新潟県側

地図を見ると、一の沢、二の沢、三の沢、オジカ沢・・・・ノゾキ沢・・・・沢がたくさん
もう一枚


オキの耳 到着


オキの耳から少しだけ 一ノ倉岳方面にも足を延ばしてみた(富士浅間神社奥の院の少し先まで)

鳥居の上のピークが 一ノ倉岳

左に茂倉岳



鳥居の下が夏(通常)の登山道だが、積雪期は鳥居の左側が登山道

振り返る
中央・オキの耳 1977m  右・トマの耳 1963m

群馬県側から見る谷川岳とは反対の 新潟県側から見る谷川岳



どちらから見ても、どこから見ても カッコいい
カッコいいぞ!!谷川岳



続く



有難うございます





魅力の爼嵓(マナイタグラ)・再び谷川岳(1)

2018年02月12日 07時19分45秒 | 雪山 - 谷川岳・上州

谷川岳
中央が『オキの耳』 右に『トマの耳』


この三連休の日曜から月曜日に、ある山への登山計画をしていたが天候が思わしくない。土曜日のみ大丈夫な山がいくつかあった。
数少なくも いくつかあった中で、谷川岳の天候が一番長持ちしそうだった。

ただ今週は疲れていた。本当は土曜日は体を休めたかったのだが(三日間とも天気が悪ければ諦めもつくのだが)
やっぱり山へは行きたいから無理矢理?決行してきました 今年二度目の谷川岳

先月と同じく日帰りで、谷川岳ロープウェイで土合口駅から天神平駅へ➡
天神平登山口から天神尾根でトマの耳➡オキの耳➡富士浅間神社奥の院の少し先まで行ってピストン。

白毛門、朝日岳、笠ヶ岳(大倉山)



天神尾根から見る谷川岳は猫耳・ニャン顔で愛嬌を感じるので つい、誘われるがままにぶらっとした感覚で近づけるような錯覚をおこす。
だが関越自動車道・水上ICを降りて一般道に入ってすぐに見える谷川岳は、もっと鋭利で怖さすら感じる。
運転していたため写真は無いが、鋭く並ぶ二つの峰が登って来いよと これまた誘われているようでゾクゾクして胸が小躍りするのだ。


2月10日(土)前半は雲が多めだが、やがて青空となる。気温は高く この辺りは無風といってよかった。
登り始めてすぐに太陽が、春が近づいていることを実感させてくれる。ここの標高は約1350m。
手袋は一番下にする一枚のみで、ウエアも一番上のハードシェルを脱いで2枚となる。
額から吹き出る汗を拭きながら、寒いよりは有難いと嬉しい悲鳴を上げて 同時に登っていた登山者ほぼ全員がここで薄着になった。
気温は高めとは言え、雪質は相変わらずのパウダースノーでフカフカだ。
尾瀬の至仏山が今回もよく見えた





爼嵓が見えてきた

オジカ沢ノ頭 も見えてきた




水墨画を見ているような景色、色合い





前半、一歩一歩進むごとにキュッキュッと心地良い足元の感触を楽しんでもいたが、その余裕は徐々に無くなる
三週間前の1月21日に比べて当然、積雪量が増えているので少しでもトレースからズレると膝辺りまで埋まる


辛くなってきたが 爼嵓(マナイタグラ)が良く見えるようになってきて励まされる
爼嵓は旧谷川岳
この山が本来の谷川岳であった(明治時代、国土地理院の地図誤記で現在のオキ&トマの耳が谷川岳となる←それでもいいけど^^!)




爼嵓と並ぶ オジカ沢ノ頭 をズーム



爼嵓(マナイタグラ)カッコいい、惚れ惚れします。


振り返ると中央奥に今日も赤城山が見えている。それにしても辛い。。。






体が重い、足が重い。疲れているのに無理に登ってきてよかったのか?
今日は肩ノ広場辺りまでが限界かもしれない、それでも十分と思い始める。
素晴らしい景色に気を紛らわせながら、とても小さな一歩を時折ズボッと埋まりながら前へ踏み出して登ってゆく


標高が上がってきて 日光白根山、男体山も武尊山の左に見えてきた

西に顔を向ければ オジカ沢ノ頭の奥に 苗場山。


なんて美しいのだろうか。爼嵓山稜へは登山道は特につけられていない。
白い雪を纏った山肌、稜線は尚更 魅力的で一層 神秘的に見える。

爼嵓山頂 こちらも双耳峰だ


振り返る


辛い。この辺りからは時折 膝上まで埋まってしまう。スノーシューあったほうがいいのかな?なんて思いながら
ラッセルなんて無理なんだけど、たまにラッセルもどきになりながらも怖いから
他の方が残した深い足跡に 所々自分の足を入れながらどうにかこうにか進む


肩ノ広場のケルンがもうすぐ。この日、天神平の積雪量は2m90cmだから、この辺りはどれ位だろう?4m近いのではないか??


そして西側・谷川連峰主脈方面に目を向けると


わぁ ~ 今日はガスってないのでよく見える

爽快な景色が待っていてくれた  幸せだ


続く




有難うございます






冬の谷川岳登山(4)オキの耳 ➡ 下山

2018年01月30日 07時34分41秒 | 雪山 - 谷川岳・上州

1月21日(日)日帰り
土合口 → 天神平 → 天神尾根 → 谷川岳・トマの耳 → オキの耳 → 天神尾根 → 天神平 → 土合口
(土合口 ⇔ 天神平は ロープウェイを利用)

写真は少し遡ってから




オキの耳  雪庇はまだ それほど大きくない



振り返ってトマの耳


谷川岳オキの耳 山頂標識 ( 1977m )


一ノ倉岳方面だがガスで見えない (オキの耳から)



オキの耳から北(一ノ倉岳方面)に約100mほど進むと 富士浅間神社奥の院があるが ガスってきたので向かわずに引き返す


(オキの耳側から) トマの耳



一瞬 西側の一部のガスが取れかかって谷川連峰主脈稜線と青空~! 一瞬で見える景色は期待を裏切らない

中央奥に苗場山が見えて。。。

トマの耳 山頂標識 ( 1963m )




肩ノ広場のケルン (一瞬、ガスが取れた時に撮った写真)



肩ノ小屋 

谷川連峰主脈上空にも 雲が垂れこめ始めているのか
と、思いきや

川棚ノ頭、爼嵓(マナイタグラ)、オジカ沢ノ頭



雲がきれたり かかったり 隙間から太陽が覗いたり隠れたり ~ 嬉しくなる 🎵

オキの耳まで行き 再びトマの耳を経由して肩ノ広場(ケルンのある場所)まで戻った時点で
すれ違った登山者は10人程。多くの方々が肩ノ広場付近、またはトマの耳で引き返したようだった。
こらから日本列島を寒波が襲来する予報だった。
この辺りは まだまだ穏やかに見えたが私達ちも肩ノ広場からは ひたすら下山。



谷川岳山頂は雲で全く見えなくなっていた

天神平まで あと15分の地点辺りで雪が降ってきた




ロープウェイ内から下を見ると上級者コースを何人かのボーダーが滑り降りて行った。早い。。。!


帰りに比較的、関越自動車道・水上ICに近い 仏岩温泉・鈴森の湯(源泉かけ流し)に寄りました。


冷えた体に、疲れた足にジワジワぁ~っと染み入るのであった (温泉に浸かって食事後に撮りました)


ありがとう 谷川岳・トマの耳 & オキの耳 また来ます


↑ 登山前半、レンズに雪が付着して凍ったためと思われる例の 丸い影?が写真右に写っているのでトリミングしています。


終わりデス


有難うございます



冬の谷川岳登山(3)山頂間近でガスりだす

2018年01月27日 07時14分02秒 | 雪山 - 谷川岳・上州

1月21日(日)日帰り
土合口 → 天神平 → 天神尾根 → 谷川岳・トマの耳 → オキの耳 → 天神尾根 → 天神平 → 土合口
(土合口 ⇔ 天神平は ロープウェイを利用)

天狗の留まり場でパンと、テルモスに入れた熱い紅茶を飲んで再スタート
ロープウェイとリフトに乗って、天神峠からスキー板やボードを担いで登っていく人も多い









谷川ブルーだ  青空と雪原が気持ちいい
天気は夕方から下り坂の予報だが 不思議なくらい穏やかだ





谷川連峰の主脈方面







振り返る 天神平ロープウェイ駅がだいぶ小さくなった



武尊山の左に日光白根山だろうか









至仏山とボーダー



肩の広場手前でガスり始める



谷川ブルーが消えそうだ






谷川岳肩ノ小屋。冬季は営業していないが、休憩小屋としては利用できる(冬季トイレ使用不可)


冬季は天神平ロープウェイ駅から上は、トイレ無しとなります。
天候が変わりやすい谷川岳。あっという間にガスってしまい気温も一気に下がり風も強くなる。
この日、谷川岳でなく全国的に夕方(夜)から下り坂になるのは わかっています。

どうしようか? 何も見えなくても手前のトマの耳だけでも行きたいな、ここまで来れば もうすぐだ。
もっと視界が悪くなるのも気になるが 進む。




着いた!谷川岳トマの耳 1963m


海外のスキーヤーやボーダーが10人程いた
どうする? 進む
ここまでは動いていれば寒くなかったが、さすがにここで脱いでいた一枚を着て手袋も三枚にして進む










オキの耳が見えたり隠れたり






忙しい天気



着いた! 谷川岳オキの耳 1977m 山頂標識が雪に埋もれてる



一瞬 ガスが取れて少しでも見えないかな!。。。と、思いながらもこの天候だから長居は禁物
1月21日(日)夕方から雪、寒波襲来の予報。すぐに引き返す。


続く


有難うございます




冬の谷川岳登山(2)前半は青空で~

2018年01月26日 06時21分41秒 | 雪山 - 谷川岳・上州


『 天狗の留まり場 』を過ぎて傾斜がきつい箇所 
アイゼンのフロント爪・2本(出刃)で登っていきます。こうすると登りやすいですが脹脛がビリビリ(今でもまだビリビリしてる)

スタート時に遡ります

関越自動車道から。 怪しげな雲が かかっています

左の双耳峰が谷川岳。右は武尊山(ほたかやま)

1月21日(日)日帰り
土合口 → 天神平 → 天神尾根 → 谷川岳・トマの耳 → オキの耳 → 天神尾根 → 天神平 → 土合口
ロープウェイを利用して往復約5時間(休憩含まずの時間)

天神平の天候曇り 気温-4℃ 積雪185cm
土合口から天神平までは谷川岳ロープウェイを利用
運行時間は ※12/1~3/31まで全日 8:30~16:30







猫耳 ネコちゃんの顔みたいで可愛い (=^・^=)
谷川岳・百名山  標高 1977m(オキの耳)写真右のピークがオキの耳


天神平標高1320mからのスタート 標高差 657m

曇りの予報でしたが晴れて青空が広がります! 
登山入口からフカフカ雪の いきなりの急登 すぐに暑くなって1枚脱ぎました 手袋も真ん中を外して2枚




振り返って天神山とロープウェイ駅 上州武尊山



で。。。↓ こんな写真ですみません。。。右に二つの?なにコレ!? 雪がこびり付いたのかな
融けずに凍ったのでしょうか?帰宅してPCで見るまで気づかず焦る

谷川連峰 ・ 大倉山(笠ヶ岳)、朝日岳、白毛門

(途中から無くなりますが しばらく上のような写真が続きます。なるべく目立たないのをUPしていますが見苦しくてすみません。)


尾瀬の 至仏山 小至仏山 悪沢岳 笠ヶ岳






オジカ沢ノ頭



大倉山(笠ヶ岳) 朝日岳 白毛門



熊穴沢避難小屋 10人ほどが入れる大きさですが 小屋は雪に すっぽりと埋もれてしまいます。

豪雪地帯です  出ているのは小屋のポールだけ

徐々に傾斜が増していきます






青い空と白い雪  雪山の美しさが少しでも伝われば 。。。!



川棚ノ頭、爼嵓(マナイタグラ)




振り返る
左奥から 上州武尊山 足尾山塊 右奥に赤城山



浅間山












今回は天神平からスタートして天狗の留まり場手前まで

雲がきれて青空のもと登山開始。気温は ↑ 辺りで -7℃ 風速6,7m(登っていくほど強くなりますが)
この前の 八ヶ岳天狗岳登山時よりも更に 穏やかな天候
標高が2千mないわりに 厳しい気象条件の谷川岳ですが 拍子抜けするくらいの嬉しい前半となりました

続く


有難うございます





冬の谷川岳登山(1)

2018年01月24日 08時36分49秒 | 雪山 - 谷川岳・上州

谷川岳(双耳峰・通称 猫の耳)

トマの耳 1963m、オキの耳 1977m 
両耳(山頂)の下に雪を被ってない岩も それぞれあって 猫のような耳+目で 積雪時は猫の顔ですね





左から 山頂の雪が見える 武尊山(ほたかやま)、霞んでシルエット化してるが 奥秩父、右に八ヶ岳連峰
武尊山の右奥に足尾山塊でピークは皇海山。右に赤城山。 間違えていたので訂正しました。



トマの耳付近から オキの耳山頂を望む



登山日:2018.1.21

草津白根山噴火のニュースに。。。え・・・?まさか・・・!(谷川岳から近い)
近くても離れていても 日本は山の国とわかっていても やっぱりショックです

活火山でも 活火山でなくても 山の 森林の 海の恩恵を受けて暮らしている
山があって渓谷がある 渓谷は清流となり 川 海へ・・・
山・渓谷・川・海

あゝ 生かされているんだ
大自然には逆らえないけれど 少しでもお手柔らかであってほしいと願う


続きます



有難うございます



今年の初登山は赤城山(駒ヶ岳)

2018年01月04日 20時42分28秒 | 雪山 - 谷川岳・上州





2018年 1月 3日(水)
赤城山(駒ヶ岳)1685m
単独



もう2か月も山登りから遠ざかっている ・・・ 山に行きたい!

3日 相方さんは友人との新年会のため 昼前には自宅を出るという
私は特に用事もないので日帰りで行ける 【 山 】 でしょう ヾ(≧▽≦)ノ
日帰りで行ける山でも雪のない山か? アイゼンつけての雪山か?
今回は雪山に行きたい・・・ 

だが天気が ✖  風が強い どうしようかな・・・?
山によっては強風だけでなく 景色が望めない可能性もアリなのだが

今回は あくまでもトレーニングのための【山登り】でいいんだ (=゚ω゚)ノ 景色は望めなくてもいいとする
(2か月も山登りしてないと 次の登山が苦しくキツイ登山になりかねない)
相方には雪の無い○○山か△△山に行くと言って( ;∀;) 

行った山は

赤城山(群馬県)日本百名山(いくつかの山の総称が赤城山)
榛名山、妙義山と並ぶ 上毛三山の一つ

関越自動車道 前橋ICで降りて 幾つかの県道を通って
赤城山の最高峰である 黒檜山に登り 駒ヶ岳を縦走して下山の予定だったが
赤城道路に入った辺りから 除雪はしてあるが結構な雪道(予想以上の積雪となっていた)

大沼・赤城神社に近づくにつれ 時折 吹雪きだしたので予定変更
黒檜山登山はやめて手前の おのこ駐車場に停めて駒ヶ岳登山のみと決めた


おのこ駐車場から 12本爪アイゼン装着して 駒ヶ岳登山口から駒ヶ岳山頂めざしてスタート 


登山道は雪で埋もれ、階段箇所も8、9割 埋もれているので始終慎重に進む

この辺りは積雪40cmぐらいだったかな


写真では わかりにくいが強風 〰〰 なんだけど何故か とても楽しい気分であった







吹雪いたり 時折やんだり
雪はパウダースノーでサラサラ



所々 強風のためかトレースが消えてたりする



樹氷 晴れていたらキラキラと綺麗だっただろう ✨°˖✧✧˖°✨












先日 買ったカメラを持参
今度のは防塵・防滴・耐寒性ありで 少しだが以前のよりは望遠も効くレンズにしたぶん 今までのより重い
登山では このレンズ1本で登る(そもそも私の場合 レンズ交換しながらの登山は無理) 

以前より重いカメラ持参での登山の疲労度は どの程度かを試してみたかった
登山口から山頂まで あまり標高差がないと試しにならないので
(標高差が あまり無い代わりに)疲労度が増す雪山はどうだろう~で 赤城山にしてみた


(赤城山)駒ヶ岳山頂到着 標高 1685m

駒ヶ岳登山口から 330m の標高差 登山時間は 1時間10分
当然 何も見えない^^ 積雪は途中から山頂付近 5、60cm?多分


どなたかが作った雪だるま

この写真を撮った後 強風で この雪だるまは下に落ちてしまった






黒檜山には向わずに来た道を引き返す(因みに黒檜山標高は 1827.7)
ますます風が強くなってきた




下山中はカメラをザックにしまいましたので写真は撮っていません
(カルデラ湖の大沼の写真も撮り忘れています) 


本日、3日の(赤城山)黒檜山の他の方の登山記事を見ると山頂付近
気温-15℃、風速25m ・・・ 
駒ヶ岳山頂から距離 1.2キロしか離れてないけど ここまで悪天候ではなかったなぁ
私の場合は駒ヶ岳のみにしてホント良かった (゚д゚)!

それと天候が悪いので昼食は下山してから食べようと思ったが
下山後もお腹が空かないので そのまま帰路につきました
(思ったよりもカロリー消費しなかったみたいで 疲れも殆ど無し)
それとも2か月ぶりの登山で テンションがだいぶ上がっていたのか?

今回の登山は 重くなったカメラ持参で 嫌にならずに登下山できるか?が第一の目的だったので
まずは OK かな~ 次は もう少し標高差のある山か 標高自体がもう少し高い山に このカメラで登らなきゃネ

やっぱり山はいいな! 清々しい気分であった




有難うございます