やま道の足あと 、、今日は何処?

山と、、、スキーと、、、旅が、、、好きで~、、、
そんな感じで、、、あと日常、ちょいと、、

田中角栄、、で

2016-12-27 10:49:31 | 日記・エッセイ・コラム
今、、ブームだそうです、、、

といっても、、書籍のほうで、、

石原慎太郎著の本が年間1位だと、、

他にも関連の本が結構な数発刊されてるそうです、、

私は今の一つも読んでないんですが、、

昔は、早坂茂三さんのは1冊だけ読みましたが

亡くなってからもう20年以上経ってるんですねぇ、、

今の若者にはその人誰?と言われそうですが、、

日本が好景気に沸いた昭和40年代、、

高等小学校しか出ていないのに総理大臣にと、、

当時は、列島改造論を掲げ、大変な人気でした。

それが一転、

ロッキード事件が発覚し、

逮捕されるということに、、

ちょうど学生の頃でしたが、大変なニュースでした。

その後、脳こうそくで倒れ、

上告審中に75歳で亡くなりましたが、、

今考えると、まさにドラマでしたね、、。

人間ブルドーザーと言われてましたが、、

それほど、影響力、行動力がありました。

人柄を現した逸話も結構あり、、、

書籍もロッキード事件よりは、そっちの方が多いようで、、

功罪抜きにして、

こんな政治家は恐らくもう出ないでしょうねぇ、、

早坂茂三元秘書が言い残した文章がネットにあり、、


戦後の日本政治に一時期を画した田中政治については、平成5(1993)年に大将が亡くなって、論評が洪水のように流れました。功績四分、罪六分、これが一般的な受けとめ方だと思います。それはそれでいい。政治家の評価というのは、死後30年から40年、50年もたって、後の世の歴史家が過不足のない、きちんとした、客観的な評価を下すものでしょう。それでいい。

 ただ私は今、改めて思っている。角栄さんが死んで戦後日本は終わった。上り列車の英雄の時代に幕が下りた。行儀は悪いけど、ここいちばんという時、頼りになる隣のオジさんがいなくなりました。全軍の先頭に立って、さあ、前進しよう、それでみんながワクワクして、一緒に動き出す、そういう時代は、田中が去って終わったと思います。

 悪党と言えば悪党、それがいなくなりました。これからは真面目で善意だけど、気が小さくて度胸なし、小理屈は達者でも決断、実行、情熱の乏しい人たちがあふれるだろう、角さんのような人が再び出てくるのは難しい世の中になった。そう思います。


読んで、本当にそうやなぁ、と思いましたです、、。