今日も寒かった、、、。
ある経済ジャーナリストの
講演会に行ってきました、、、。
その中で、、
戦後の好景気は6回あり、、
いちばん最近の2002年から2006年の
景気だけがそれまでの好景気とは、
まったく違うものだったということで、、、。
成長率は年2パーセントほどで、、
それまでとは違い、低かったそうで、、
それでも、、伸びていったそうですが、、
違うのが、国民の平均所得の伸びで、
この好景気のあいだに、0.8パーセント
下がったそうです、、、。
その時期は、ホリエモンや、村上ファンドの人
など、I.T関連も含め、桁外れの長者が、
たくさんいましたので、実質はもっと低いのでは、、
ということでした。
(ちなみに、池田内閣のときは、、
115パーセントだったそうで)
つまり、、好景気とはいわれましたが、、
国民の多数が、実感として、感じなかったのは
このせいだと、、、。
もうひとつ興味深かったのは、、
その、何回かの好景気のときの、、
生産(儲け?)の比率は、、貿易での儲けが
2割いかなかったのに、こないだの好景気
のときは、実に6割が貿易での儲けでそうで、、
つまり、内需関連が、、まったく廃れていったという
ことらしく、、、。
職種柄、聞いてて、納得で、、、
建築関連、不動産など、大変だし、、
安いもの、海外からどんどん入ってくるし、、
どんどん輸出するし、、
貿易関連の大手企業は軒並み、、、
最高の収益を上げたそうです、、。
問題なのは、、その収益を、下に還元しない事。
だそうで、企業も生き残りに必死のため、、、
ダムの貯水量は一杯なのに、いっこうに、下に
放水しないとの事。
下請けへの発注単価は、良くて横ばい、
下がったとこが、多いとの事で、、、
こんな中生き残るには、、、
今までと一緒では到底無理で、、、、
まったく違った考え方が必要だと、、
いっておられました。
なるほどと、、、、
だからどうすれば、、、、、
う~ん、、そこが聞きたかったのですが、、、、
そこは、自分で考えなさいということみたく、、、
答えが欲しい、、、、と、、。