ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

今日も梅雨空ー今日も明日も行かないことに決めました(20230617)

2023年06月17日 | 沖縄暮らし

 おはようございます。2023年6月17日。今日も梅雨空です。

 今朝の沖縄タイムスの一面に「大浦湾工事へ土砂準備」とあります。国は県に出している変更届の承認を受けていないのに、その埋め立て工事の準備に入るようです。既成事実を積み重ね、強行していく態度は、変らない。自治を否定するこの国の態度。怒りしかありません。戦争の時代に入ったのだから、当たり前とも思いますが、だからこそ、それを許してはなりません。

 ところで、本日から那覇の桜坂劇場で、「映画 沖縄戦の図」が始まります。これを見に行くつもりでしたが、やめました。梅雨空で買い物したものを濡らしそう。県立図書館でお借りするものを濡らしそう。改めて見に行きます。皆さんにもこの映画を私はお薦めいたします。まだ見ていないのに言うのは何ですが、「沖縄戦の図」は丸木位里さん、丸木俊(とし)さんが共同製作した図画です。位里さんが墨絵、俊さんが洋画(絵付け)で、「原爆の図」以来、大作に取り組んできました。

 佐喜眞美術館が宜野湾市上原にできたのが、1994年11月。ここに「沖縄戦の図」は全部所蔵されています。私は沖縄に来る度に、この場に身体を寄せ、観てきました。沖縄戦の様相が克明に描かれています。沖縄戦当時を生き残った人たちから話しを聞き取り、人々にモデルになってもらい、一人一人を一枚一枚を描きあげたものです。作者が作品の中に、聞き取った人たちの姿を描きだしています。

 それを映画として撮るのは、どのようにしてか、改めて何を描き出したのか、興味深いことです。映画とは総合芸術だと承知していますが、事後に何を投入したのでしょうか?

 さて、18日に開催される「辺野古テント村7000日集会」(2004年4月17日以来)に、やはり参加しないことにしました。お互いにプラスにならないでしょうから、遠慮するのが人の道。私は私でプラスにしていく歩みを続けていきます。



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