ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

このウマの姿を見て泣かされた与那国島(20200127)

2020年01月31日 | 八重山
2020年1月27日(月) 曇り 
26日午後の与那国島は雨だった。昼食後、まっすぐ宿に向かった。
27日は曇り。何はともあれ出かけるぞ。8:30頃出発。
祖内から南にある比川へ。
暗雲の中、陸自のレーダー群が見える。9:09
牧草地の奥にレーダー群。その左側がインビ岳。9:17

M牧場。ここで道路沿いに牛が出てきた。奥がレーダー群。9:25
こういうのと出会うと、私は与那国に来たと思うのだ。9:26
しかしこれが聳え立つ。9:28 
ふと見ると真正面にこれが。比川への下り道で、久部良にある陸自与那国沿岸監視隊の制御棟と通信施設が眼前に。こんなにはっきり見えたのか。一寸驚いた。9:43
 これを撮影するためにレンズを変えていた。そこに陸自の軽装甲機動車が上がってきた。間に合わず。撮影不可。だが慌てることはない。この時間・この道だと、インビ岳中腹にあるレーダー群の保守点検だ。待ちましょう。
ほらきた。軽装甲機動車だ。見えない段階でこれだと聞き取った。9:51

9:51 先ほどの通過時間が9:30頃であり、ここから目的地まで5分もかからないだろうから、保守点検時間は10分足らずだ。彼らは朝と夕に点検に行っているはずだ。
 比川集落に行く手前の久部良岳への道に入る(右折)。
サトウキビを植えたばかりの畑。10:23
久部良岳近くから駐屯地を見下ろす。正面の車両群右端が先ほどの軽装甲機動車。11:02
駐屯地左側(東)の運動場として整備されている現場。まだできていない。2016年3月にこの駐屯地ができてから4年も経とうとしているのに未完成とはどうしたことか。11:02
久部良集落に下りる途中で。この岩の下部に枝が複雑に巻き付いている。11:40
強風が吹き上げてくるのだが、アサギマダラがしがみついている。生きる力が凄い。11:43 私は下から吹き上げてくる強風に助けられながら、無事に急坂を下った。
久部良へ
「日本」最西端の西崎(いりざき)。石碑の影で強風を避ける。12:44
西崎灯台下の展望台から久部良港をみる。大きな船は1隻も入っていない。13:46
正面の山が久部良岳。
手前左が対空レーダー。右が制御棟。この間に何両かの車両が置かれている。奥のレーダー群はインビ岳中腹。13:50
こちらのほうが車両をはっきり見える。しかし昨年の5月の連休明け、12月3日に確認した航空自衛隊の移動式3次元レーダー装置J/TPS-102の車両はないようだ。また、ここにみえる車両を私は特定できていない。
西崎下の岩礁。満ち潮らしく波が上がっている。いつ見ても、素晴らしい場所。13:57
西崎から島の南側を歩く。アザミの仲間。道の両側にたくさん咲いている。14:14
 駐屯地の脇を通過。静まりかえっている。駐屯地が切れるT字型の交差点。
すると突然ウマが現れ、近かづいてきた。14:30
こんな場所だ。ウマが口を下に突っ込んでいる。14:31
この溝はウマの行動の阻止線。下に水が溜まっている。飲んでいる。14:32
哀れな姿に動転した私。何とか自衛隊を入れた。14:32
基地建設で南牧場を追いだされたウマたちなのだ。
水を飲み移動する。14:33
その先の工事現場。駐屯地の運動場ができるらしい。14:34
こんなだ。14:42
これは海側の斜面で、アザミを食べるウマ。14:58
ユーモラスに見えるが葉にとげがあるものも全然平気なのだ。14:58
14:59
14:59 パクパクアザミを食べる。旺盛な生命力に感動する。
先ほどから掲げられている看板。立ち入り禁止・写真撮影禁止・ドローン禁止
防衛省だ。しかしここは南牧場だ。境界の外じゃないのか。15:03
看板の中をのぞく。手前が南牧場。フェンスの奥が運動場のはずだ。
比川を抜けて宿のある祖内に戻った。小雨も降ったが何とかなった。



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