令和元年9月27日(金)晴れ
今日は、最終日で焼岳に登る。
明神館から明神橋を渡り、梓川沿いを清流を見ながら登山口まで歩く。
途中、北アルプスのすばらしさをを世界に紹介してくれたウオルター・ウエンストンの碑に謝意を表してきた。
昨日よりも天気はよくて、心地よい秋風が吹き気温も寒くはなく快適である。
焼岳は活火山なので、噴煙があちこちで見られ、いつ噴火するか分からない。
山頂から西穂高岳、奥穂高岳、前穂高岳がまじかに眺められ迫力十分でした。
<行程表>所要時間:9時間54分 歩行時間:8時間30分
明神館5:50・・・ウェンストン碑7:25・・・登山口7:47・・・焼岳小屋10:20・・・
焼岳(北峰)(2393m)12:25-13:14・・・中の湯登山口15:44==中の湯温泉入浴==
松本IC==城山20:00
では、写真をどうぞ!!
地図です。
明神岳の黎明。明神岳は鋭い岩峰が5峰あるとか。
人通りが少ない明神橋を渡った向こう側の道を行く。
明神岳のモルゲンロート。赤く焼けないのが残念。
1時間程度でかっぱ橋に着く。いつもと反対側から眺める。朝早いのでまだ賑わいはない。
梓川に沿って歩いていくと、ウォルター・ウエンストンの碑がある。
碑の右側にある解説文である。
さらに歩いていくと西穂高岳の登山口との分岐になる。あの門をくぐっていくと西穂山荘に至る。
ここで登山届を出して、我々は、左手に進む。
間もなく、焼岳登山口に至る。
最初は樹林帯の緩やかな道を行く。涼しくて快適である。
ハシゴを登る。
木々の切れ間から明神岳が望める。
またハシゴが出てくる。
ようやく焼岳が望める尾根に出てきた。ゴツゴツした荒々しい山である。
昨日登った霞沢岳がまじかに現れた。尖った山がK1、その右が霞沢岳である。
登った山には親近感を感じるものだ。友達のような。
垂直のハシゴが掛かっている。崖を一気に登る。
見上げるとこんな感じです。
さらに岩場を登って、焼岳小屋に向かいます。
中央のゴツゴツした大きな岩稜が焼岳北峰、いわゆる焼岳である。
右奥に焼岳小屋があるらしい。
グリーンの屋根の小屋が見えてきた。
焼岳小屋で冷えたサーダーを飲む。シュワーっとして実に美味い。しばし休憩。
明神館から約4時間30分。ここまでは計画通りに来ている。
さあ、山頂に向かう。笠ヶ岳がきれいに見える。裾野の広い美しい山容である。
すぐ、山頂に行けそうであるが、やはり、百名山の山だけあってなかなか手ごわい。
振り返ると、西穂高岳、奥穂高岳、前穂高岳、明神岳が見える。
天気がいいので、ゆっくり景色を楽しみながら登ろう。風はひんやりと秋の気配を感じるが、涼しくて
心地よい。
穂高が全貌を現わしてくる。赤い屋根の西穂山荘が見える。
明神岳と白く光る梓川。
さすが、焼岳は活火山である。あちこちで噴煙が上がっている。あの噴煙の脇を登っていく。
だんだん傾斜はきつくなる。
登ってきた道を振り返る。写真ではあまり高度感はない。あまり岩がないので登りやすい山だ。
青空に吸い込まれそう。この辺りまで来ると、風が冷たくなってきたので、半そでシャツの上に長袖を一枚重ねる。
頂上直下。ますます傾斜はきつくなる。もう少しだ、頑張ろう。
登ってくる人たちが米粒のように小さい。
もう少しでコルだ。高度が上がってくると、葉の色づきも違ってくる。秋の気配だ。
岩場を登るとコルに着く。
コルにザックを置いて焼岳(北峰)に向かう。
正面に見える山が焼岳の南峰。火山の関係で今は入山禁止になっている。
岩場を登っていく。空身なので、ふわふわしてバランスが悪い。
山頂でくつろぐ人たち。ちょうど昼時である。
焼岳山頂である。小屋からコースタイム1時間20分のところ、2時間かかってしまった。ゆっくりしすぎた。
左奥に、槍ヶ岳の槍の穂先がかすかに見える。西穂高岳、奥穂高岳、前穂高岳、明神岳を従えてパチリ。
南に乗鞍岳が見える。
正面に昨日登った霞沢岳とその右に尖ったK1が手の届く距離にそびえる。
左奥に笠ヶ岳と右奥に槍ヶ岳。
改めて、槍ヶ岳と穂高連峰と明神岳。
明神岳の奥に常念岳と蝶が岳が連なる。
さあ、コルに戻って昼食。穂高を見ながらゆっくりいただきましょう。50分も休憩してしまった。
さてと、中の湯温泉に下山としましょう。
岩場の連続。慎重に歩けば問題なし。
噴煙と硫黄に染まる岩。まさに迫力充分である。
少し下ると、火口湖の正賀池がエメラルドグリーンの水を湛える。よく水が枯れないものだ。
黄葉の中を下る。楽しいひと時だ。
焼岳を振り返る。荒々しい山だ。
タデの紅葉がひと際美しい。
これで焼岳ともお別れだ。ここからの景色は、紅葉すれば素晴らしいことだろう。
ナナカマドの紅葉を見ながら、ゆっくり歩く。
中の湯の駐車場に着いた。山頂から2時間30分。
中の湯温泉に浸かり帰途に着いた。
今回の山行も天気に恵まれ、穂高メインの北アルプスの絶景を
堪能した。
新島々からのクラシックルートも印象に残る風景に癒された。
今回はこれでおしまい。
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