自然に恋して

春は山菜採り、夏秋はキノコ採り、春夏秋は山登り、冬はスキー、自然に恋する男がひとり

笠ヶ岳(尾瀬)の初秋

2020年10月03日 | 日記

令和2年9月30日(水)晴れ

自主山行 参加者 2名 車1台

(4名参加の予定が急用のため2名キャンセルとなり2名の山行となる)

平日の朝7時というのに戸倉の駐車場は、満車状態で尾瀬の人気に改めて驚いた。

しかし、笠ヶ岳へ登る人は少なく、3、4人しか出会わなかった。

小生が尾瀬で唯一登っていない山が笠ヶ岳である。

この山は、花が咲き乱れる高山植物の宝庫と呼ばれているらしいが、

今般、紅葉を求めて、登った。紅葉には、少し早かったが、天気に恵まれて

尾瀬ヶ原や至仏山と違い登山者たちの喧噪から離れて静かな山行を楽しんだ。

従って、狭い山頂にも人は我々の他に単独行の一人が後から登ってきただけだったので、

ゆっくり昼食を摂り山頂からの素晴らしい眺望を楽しむことができた。

 

<行程表>所要時間:8時間10分  歩行時間:6時間30分

宇都宮5:00==戸倉駐車場7:05(タクシー)==鳩待峠(1591m)7:50

・・・笠ヶ岳分岐・・・岩見原9:50-10:00・・・笠ヶ岳分岐10:06・・・

悪沢岳10:17・・・小笠(トラバース)11:07・・・湯ノ小屋分岐11:45

・・・笠ヶ岳(2057m)12:00-45・・・湯ノ小屋分岐13:00・・・

小笠13:35・・・悪沢岳14:15・・・笠ヶ岳分岐14:35・・・鳩待峠

(タクシー)==戸倉16:40==宇都宮19:15

 

では、写真をどうぞ!!

鳩待峠の登山口

緩やかな登山道を行く。

やがて木道が続く。

樹林帯を抜けると一気に眺望が拓けて至仏山がどっしりと構えている。

ゴゼンタチバナが赤い実を付けている。

白根山と右に錫が岳のシルエットがくっきり浮かぶ。

原見岩からクサモミジに彩られた尾瀬ヶ原と燧が岳、そしてその奥に会津駒ケ岳が。

クサモミジを撮る。

クサモミジと池塘。

オヤマサワから少し登ると笠ヶ岳分岐に出る。登山口から約1時間15分。

分岐から約10分で悪沢岳である。

悪沢岳を下り樹林帯を抜けると、大展望が出現する。赤や黄色の錦繍の裾野に広げて

ピラミッドのような笠ヶ岳が端正に聳えている。感動的である。

笠ヶ岳を眺めながらの贅沢な山行を楽しむ。

紅葉と笠ヶ岳を楽しみながらの尾根歩きである。カエデの紅葉と笠ヶ岳。

カエデの黄葉と笠ヶ岳。

ドウダンツツジの紅葉と笠ヶ岳。

小笠に向かって樹林帯に入ると倒木が登山道をふさぐ。

ぬかるみをいくつも越えていく。

樹林帯を抜けると小笠が顔を出す。

小笠に着く。

ロープが張られており、入山禁止のようだ。

カエデの黄葉に浮かぶ笠ヶ岳が大きくなってきた。

振り返ると至仏山と小至仏山大きい。

笠ヶ岳への登りが始まる。中央の二つのとがった岩あたりまで直登し、そこから左に

トラバースして登っていく。

トラバースを行く。上州武尊山が近い。

 

 

平らなトラバースルートを行く。

ほどなく、湯ノ小屋分岐に出る。

ここからまた、岩場の急登が待っている。

きついきつい山頂直下である。

湯ノ小屋分岐から35分で山頂到着。

山頂から、360度の眺めをご覧ください。

目の前に上州武尊山。

至仏山と燧ケ岳。

片藤沼とその奥が、先週登った会津朝日岳、さらに右に巻機山が望める。

奥の中央が白根山、その右が錫が岳。白根山の右に金精山など日光連山と思われるが

男体山は、見られない。

越後駒ケ岳方面は朝から山頂に雲が掛かっている。

昼休みを45分ほど取ってさあ、下山です。写真ばかり撮っている今回の山行です。

ウスユキソウのドライフラワーです。

暗い中に、陽が差し込んでいてライトアップされたような紅葉です。

 

予想以上の笠ヶ岳の絶景に感動の一日でした。

今朝の奥日光は今年一番の冷え込みで、戦場ヶ原で氷点下一度で初霜が

下りたようです。

朝は、寒かったけれど、日中は晴天で気温も丁度いい山行日和でした。

今回はこれでおしまい。

 

↓弊社のホームページも是非ご覧ください。

 

今度は、花の時期に訪れたいものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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