JUNKO THE WORLD

天使と幼妻の甘さを兼ねそなえた歌声を持つ歌姫 八神純子を綴ります

偉大なる駆け落ちソング、『ルーザー』

2006-03-31 21:02:39 | 歌の独断感想
アルファー・ムーンの頃の曲になるとどうしても知っている人が少なくなって感触が減ってくるのは仕方が無いけど、今日も昨日に引き続きアルバム「ヤガマニア」から。
今日のお題は『ルーザー』
この曲は、知る人ぞ知る駆け落ちソングなんだけど、この曲から、とっても駆け落ちなんて想像できない。
というか、これから新しい世界を築いていこうとする、二人の門出を祝っているように(お祝いソングじゃないけどね)ムチャパワフルに歌うのが好きだね。

この曲を筆頭にアルファ・ムーンに移籍して過去のしがらみから全て解き放たれたように、八神純子は爆発するのだけど、
セールス的にはパットしないわけで、今からあの頃の曲を聴くとどうしてセールスに結びつかなったのか不思議だとしか思えない。

そんな脱線話は横に置いて、この曲の話をするとやはりこの曲ってパワーボーカルの代名詞と言っていいでしょう。
この曲でも、純子ちゃんの歌唱は完璧で、地声の中低音をベースにパワーで押し切る押し切る。
サビにかけての盛り上がりは最高で、この曲聴くとホントに、不思議にパワーが出てくるんですね。

私は、デビュー当時から自分が好きなのは、八神純子の中低音だというのを自覚しているんですよ。
だから、完全にファルセットを封印してしまった、アルファ・ムーン以降の方が好きだったりする。
この曲はそういう意味では代表的な曲なんですね。

ところで、デジタル・オーディオプレーヤーなるモノを子供から拝借してるんだけど、このアルバム「ヤガマニア」も当然プレーヤーの中に入れています。
入れていると言うことで、外に出て『ルーザー』なんか聴いているとノリノリになるのよね~。
おじさんが、耳にイヤーホンはめて、ノリノリで音楽聴いているのもキモイのでしょうがね~。(アハハ)

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『コスモスの夜(西暦2000年に向けてPART2)』

2006-03-30 21:19:13 | 歌の独断感想
アルバム「ヤガマニア」 『コスモスの夜(西暦2000年に向けてPART2)』

このバラードは、コスモス(宇宙)を歌った曲。
西暦2000年に人類は火星に到達していて、火星から深遠なる宇宙を望み、他の銀河系まで思いをはせるという、とても壮大なバラード。
ラブ・シュープリームなんて、及びもつかない深遠なる世界を、とてつもなく澄み切った声で歌い上げる。
高音の伸びとかじゃなくて、中低音の伸びのあるクリアーな声でね。
最初の、♪曲がりくねる谷へと流れていく~♪ の最後なんてゾクゾクするぐらいの澄んだ伸び。
それにしても、この曲を聴くと、全てのフレーズの最後をとても、丁寧にそして艶のある声で歌い上げていることにうっとりするのだが。


この曲聴くと、自分が火星の基地から、深遠なる真っ暗な宇宙に向けて自分の目が宇宙ステーションや他の小宇宙を望んでいるようなとても不思議な錯覚に陥る。
音楽聴いて、自分がその想像の中心にワープしてしまう不思議な曲。

もちろん私の中では、お気に入りのバラードの佳曲です。

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みずいろの雨の難易度

2006-03-29 19:12:18 | 独り言
ブログを検索したら、銀座の24歳のお水の子が、『みずいろの雨』の難易度の話を書いていた。
音域的には、問題なくとも、その子の持ち歌では難易度が最高レベルで歌うときには覚悟が必要とか。
まあ、カラオケでの仲間内だけの披露だったら自己満足でいいのだろうけど、水商売ならそうもいかないか。
純子ちゃんはいとも簡単にかの曲を歌うのだけど、世の中にあの歌を人に聴かせる事ができる人はそうざらにはいないって事だよね。

ところで、全く話は変わるがレコードプレーヤーの針を生産しているところはもう無くなったとう情報を入手した。
数年前に、レコードをデジタル化するためにフォノイコライザー付きのレコードプレーヤーを購入したのだけど、デジタル化の根性がなくて今までそのままになっていた。
針が無くなるということは、プレーヤーもレコードも全て意味を無くすことだから、コリャいかんと思いたちアルバムを開いて、聴こうとしたら・・。
傷でまともに聴けない(ガックリ)
「Mr.メトロポリス 」の中にある『Mr.メトロポリス』~『ポーラースター 』まで繋がる時空を超えた叙情詩をシームレスで聴こうと思ったわけなんだけどね。
ともかく、「Mr.メトロポリス 」はデジタル化できないけど、レコード針が無くなるまでに、レコードのデジタル化を進めることにしました。

まず、とりあえずは、「夢見る頃を過ぎても 」からかな。

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「ボーカル力で作曲する」、松任谷由美との対談話から

2006-03-28 18:58:36 | 書籍
『TURQUOISE BLUE』でクリフォードさんが、純子ちゃんの作曲を「ボーカル力で作曲する」と書いていたのを読んで、以前のエントリーの事を思い出した。
それは、週刊FMにおける81年4月の純子ちゃんと松任谷由美の対談話なのだけど、その最後に松任谷由美がこう言っている。

とにかく、あの天性の美声による快感を早くから知ってる人なんだと思ってた、どういう曲を書くかという以前にね。
だから、自分の声を真っ直ぐに生かすというのが、すべての方向を決定しているみたいネ。
あらゆるものが、すごく素直にのびのびしているというか。

これもやはり、ボーカル力で作曲するということを端的に指摘してる訳で、その先にあるモノはやはり自分の歌いたい曲を自分で作る姿ですね。
この結果は、他人への曲の提供を積極的に行わないという結果になったのだと思う。
そんなことを考えると純子ちゃんは、やはりシンガー。
歌うことがすべて。
だからこそアルバムに人の曲をたくさん入れる事ができるんだよね。

ところで、この対談でもやはり彼女には全く図太さが見受けられないように感じるのよね。
人を押しのけてでも、自分が前に行くってところが・・。
それが垣間見られるのはこの話から、

楽屋なんかでも鏡なんかが三人分しかなったりして、その日の女性ゲストが4人だったりすると、絶対一人あふれて、アタシがあふれるんですよね。
「あー、きょう鏡なくてどうしよう?いいや、トイレでお化粧して着替えよう」みたいな。
だから、毎回トイレでとか。

あれだけ売れても、やはり歌謡界では新参者だという感覚は多分にあるのでしょうが、やっぱり淡泊。

それとは逆に、私はメジャーなんだという思いも垣間見られるのですよ。
それは、こんなところでね。

アタシもひょっとしてたらでないというふうになってたかも。
でもアタシには、このぐらいが一番合ってると・・・というのは、アタシがテレビに出ないと非常にマイナーな女の子と思われそうだから。
写真撮っても、いつもウツロな顔してるし、自然に笑えない人で、「笑え」なんて言われたらひきつってるとかさ。
だから、マイナーじゃないというところを、テレビでちょっとアピールするために。
あとはやっぱり、コンサートにいっぱい来てもらおうという魂胆からでしょうかネ。

これは、さっきの楽屋話から繋がる話で、松任谷由美が「出ないというのも、考え方だとは思います?」という質問に答えたくだり。

これなど、私の想像では、ヤマハの意向がだいぶ入っているような気がするのですね。
昨日のエントリーにも書いたように『比類ない歌唱力、表現力を誇る空前絶後の歌姫』である純子ちゃんに期待していたって事がヒシヒシと。
基本的に本人の思いとは何か違うところにあるのではないのかと勘ぐりたくなるのです。

この対談は、昨日のエントリーで書いた広告の時期と同じで、純子ちゃんの人気という意味では絶頂期に当たっている時。
アメリカで数ヶ月の生活を終えて、これからの進む方向を模索していたのは事実。
この対談からそんなところが少しだけ透けて見えませんか?

(このエントリーは、2005年6月11日の楽天日記エントリーを加筆修正した物です。このエントリーの掲載により楽天日記のエントリーは削除しました。)

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純子ちゃんと真央ちゃん

2006-03-27 20:29:30 | 独り言
昨日、TURQUOISE BLUE で『何故だかつらいの』の作品独断解説があって、16歳の純子ちゃんの歌唱をクリフォードさんも絶賛。
そのコメントとして私は、例えとして浅田真央ちゃんの名前を出しました。
フィギィアスケートと歌とは違いますが、血筋よし・才能抜群、向かうところ敵なしといったサラブレッドである彼女たちに対する大人たちの期待がひしひしと伝わって来るからです。

その期待は、純子ちゃんが、プロデビューする前にシングルを二枚出したこと、そして、レギュラーとしてのラジオ出演。等々数え上げたらきりはないでしょう。
そして、『みずいろの雨』で日本歌謡界に新星として登場します。その後は、ご存じのようにビック・アーティストとして歩むわけですが、
私は、写真の1981年の雑誌広告に注目しました。
この広告は、ヤマハの「NS-460」というスピーカーシステムの広告で、一ページ目に見開き全面広告が展開されます。
内容にご注目。

コピーは、「スリリングな肉声(ボーカル)スペクタクルな低音(ベーシック)」
純子ちゃんの写真の中には、サブコピーとして「歌うために生まれてきた。」NEW MUSIC SPECIAL と書かれています。

そして、その下にはこう小さく書かれています。

「歌うために生まれてきた」と言い切れるミュージシャンが少ないとすれば、
本来、すべてのスピーカは歌うために生まれてきたはずであるにもかかわらず、
本当に歌えて、聴く人の魂をとらえることのできるシステムもまた決して
多くはないものです。そんな中で、素晴らしいバランスとヴォリュームと、
そして確かな方向感覚で、本質的な天賦の才を感じさせ、まさしく
「歌うために生まれてきた」システム、鮮やかなNS-460です。


これ何を言ってるんですかね。
多分こんな事でしょうね。

純子ちゃんは、「歌うために生まれてきた」歌姫でその聴く人の魂をとらえる歌をこのスピーカーシステムは再現するために開発しました。旦那!

81年、ヤマハには中島みゆき他ビック・アーティストが在籍しています。
その中で、純子ちゃんが開発対象となったであろうことは、クリフォードさんのお言葉を拝借すると、ヤマハは『比類ない歌唱力、表現力を誇る空前絶後の歌姫』である純子ちゃんに期待していたって事でしょうね。


(このエントリーは、2005年5月25日の楽天日記エントリーを加筆修正した物です。このエントリーの掲載により楽天日記のエントリーは削除します。)

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出張のお供は、純子グッズでよろしく!!

2006-03-26 13:00:30 | 閑話休題
人気ブログランキングで、ここんとこ最近、いつも抜きつ抜かれず目の前にいるのが倉木麻衣ブロガーのポータルサイトブログさんです。
大人の貫禄でここで、一発抜き去りたいものなのですが・・。(貫禄なんて無いよ!)

そんなことはさておき、連ちゃんで、曲レビュー書いちゃったから(あんた、あれが曲レビューかいとは聞かないで下さいな)今日は息抜きですね。(あんた、息抜きが多すぎ!)

オークションを見ていると、いろんなモノが出されているのだけど(ここでは、当然純子ちゃんグッズだぜ)またとっておきの一品を見つけましたぞ。

それはね、キーホルダーなのよ。
全体は金色で、黒地に金の字でJUNKO YAGAMI  SINCE 1978と書いているのですよ。(個人的にはSINCE 1978ってのが気に入りました)
出品者は、先日 「純子ちゃんのボタン」(←これ間違いですね。正確には缶バッチでした。)と同じ方(女性)。
このキーホルダーに関して言えば、FCの通販で購入したようです。
ここにも、ファンがいたようですが、寂しくもおさらばすると言うことですね。悲しい限りです。

ところで、こういったキーホルダーは、付けていると『俺は八神純子ちゃんのファンだぞ~』と公言するわけで、
特に、出張カバンなどに付けると効果てきめんですぞ。
出張先で、あなたも「純子ちゃんファンですか?私もみずいろの雨は好きでした!」など突然話題の花が咲くことは必至です。
ある意味、営業グッズ(社内営業も含めて)としても仕えるモノなのでは?
一つ気になることは、このように実用するとボロボロになるということです。
ファンであるなら、保存用を一つ欲しいところはやまやまですよね。
しかし、一つしかない場合はどうするのか?
私は、とにかく使い倒しますよ。かたちあるものいつかは朽ちるものです、それまでの間、肌身離さず携えて一緒に朽ち果てます(アハハ)

それはそうと、この品物の入札金額は、お札三枚。
これが、安いのか高いのかはわかりませんが、先日の缶バッチよりは私は持っている価値があると思いましたね。

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『揺れる気持ち』

2006-03-25 13:04:19 | 歌の独断感想
昨日のエントリーに『時の流れに』を書いたら、純子バカ様からいろいろなヒントをいただいた。
これだから、blogの優位性は崩れないのであり、このアーティスト単独blogを維持できる秘訣なのだ。

昨日のヒントでとても重要だと感じたのは、今日の曲紹介をするにあたり純子バカ様のコメントが全く当たっているという事実に遭遇したからなのですわ。

能書きを書きすぎると本題に入れないのでここら辺で、さあ行きましょう。

今日は、私にとって最高のアルバム『素顔の私』からです。
そして、曲のレビューは『揺れる気持ち』
この曲は、アルバムの3曲目に位置しています。
2曲目は『明日に向かって行け』『揺れる気持ち』の次の4曲目は、八神純子を日本に知らしめた『みずいろの雨』この曲の流れが、
レコードアルバムではシームレスに繋がっていく。
曲順の関係からすると、アップテンポの『明日に向かって行け』、そしてしっとりとした八神バラードである『揺れる気持ち』、そしてまたアップテンポの『みずいろの雨』
この流れは、このアルバム全体に及んでいるのに気がついた。それはなんと間抜けなことに今日のことなのだが・・。
なぜ、自分にとって『素顔の私』が最高のアルバムというのかと言えば、それは昨日のエントリーに書いた『雨の日のひとりごと』と『時の流れに』のパターンが延々と繰り返されるからだ。
このパターンが八神純子という歌姫の力を思う存分その存在感をあわせて心に響かせるから最高のアルバムと感じるのだろう。

最近は、ニュー・リリースがないために、ベスト盤を編成するのが常である、一番新しいのは『八神純子2CD BEST 1978~1983』であり、このベスト集を入門者向けとして評価している人は多い。
しかし、ベスト盤なるものは、曲順などは後から任意に設定するものであり、そのアルバムとしての完成度は無視されるのは当然である。
だが本来アルバムは全体の形としての作品であり、当然オリジナルのCDというのはとても大切なはずだ。
それが、今では廃盤になっていて、入手が困難な状況となっている。これ自体はとても残念な事だがネット配信という便利で安いものが今はあるので、もしネット配信でダウンロードするのであれば、アルバムとしてダウンロードする事をお奨めする。
ああ、なんとアルバム論になってしまった。

話を元に戻そう。

『揺れる気持ち』が何故好きなのか?
ピアノからはいる前奏。『明日に向かって行け』の喧騒の世界から静寂へ。
この曲で、純子ちゃんはしっかりとそして丁寧に歌い上げる。
これを初めて聴いた高校3年の時は、情感あふれる乙女の心を歌った曲にフィーリング的に参ってしまったのだが、
今聞くと、一つ一つのセンテンスが透明な美しさを醸し出している。中低音もそして素晴らしく伸びる高音も全てだ。
そして、この透明感は終盤、バックコーラスに包まれて終わる。静かな余韻。
この余韻がいいのである。
それにしても、あまりこの曲はバラードとして評価されることは少ないがこれは八神バラードの基本を忠実に押さえている曲だと思うのだが・・。

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『時の流れに』

2006-03-24 13:17:05 | 歌の独断感想
毎日、いろいろな方より長いコメントを入れていただき嬉しい限りです。やっぱり純子さんの単独ブログにして良かったと思う今日この頃です。

ご恩返しではないですが、ネットは有機的にを信条にして、『TURQUOISE BLUE』でクリフォードさんが”作品独断解説・評価”をおこなっているので私も少ししてみますね。

今日のお題目は、『時の流れに』です。
今日、ネットを見ていたら、新潟のカトリック教会の司教さんが純子ちゃんの『時の流れに』の事を書いていました。
それを見て、ああそうだ、アルバム『思い出は美しすぎて』で話題の上る曲は、『雨の日のひとりごと』であったり、アルバムタイトルである『思い出は美しすぎて』であるのだけど、この佳曲の話題は少ないなって。

このエントリーで、アルバム全体のイメージを語るのは適当ではないのでしょうが、あえて一言この『時の流れに』が収録されているアルバム『思い出は美しすぎて』の印象を私なりに語ると少女の淡い恋心を歌ったものだってイメージなんですね。
その、イメージと相反する曲がこの『時の流れに』なんですわ。
他の曲は、流れるようなメロディであるなか、この曲は最初からパンチを予感させるイントロで始まります。
恋を歌う曲なのだけど、あの20歳の頃の純子ちゃんからは考えられないような、燃えるような恋の歌。
この曲では、中低音から高音までパンチを効かせて、八神純子の底力全てを感じさせる仕上がりとなっています。
私として好きな箇所は、だんだんと盛り上がっる最後のBメロのところですね。
純子ちゃんの♪あなたは太陽 私は雨 時の流れに 身をまかす♪の ”あなた”で声が裏返り、最後の”身をまかす”で全てを振り払う歌いっぷりが最高なんです。

それにしても、今思うに思索的な詩ですね。なんやかんや言ったって最後は時の流れに身をまかすしかない。
この感覚、おじさんになってつくづく感じます。
それを、20歳の小娘の純子ちゃんが歌う!

恐るべしです。

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思い出は美しすぎて
八神純子
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旦那、¥8000は高すぎまっせ!

2006-03-23 12:23:46 | 閑話休題
ヤフーオークションで人を馬鹿にしているのか?って言いたくなるような売りが出ているのご存じですか?

これがね、コンサートツアーのパンフレットなんですよ。

八神純子コンサート・ツアー‘79
希望落札価格 ¥8000!! オオゥ! なんと人の足下を見ていることか!

実は、このパンフレット、以前、私も競りに応募しましてね。見事敗退したのでした。
その時は、¥2000ぐらいでいけるかな?って感じでしたけど結局¥4000以上になって退散したのでして。
私の奮戦する状況を見られていた人もいたようでした。(J's Cafeの掲示板に Jスター さんがそのことを見ていたと書かれています)

まあ、敗退自体は仕方がないと思っておりましたが、このオークションの内容を見て見解は変わりましたね。
このパンフレットって、20ページもあるようなんです!!
実は、私は同じく79年にあった コンサートツアー 『ハロー・アンド・グッバイ』 の時のパンフレットが確か6ページぐらいしかない
ペラペラだったと記憶していたので、まあ同じぐらいだろうとタカをくくっていました。
そしたら、20ページですよ。20ページ!!!
それを考えると、¥4000オーバーは妥当な線かも? 
しかし、¥8000は、やりすぎですよ。旦那!

まあ、このオークションの出品者の方は、なんと4ページ、中を見せてくれているので、それで満足状態です。
あと、16ページは何があるのか?知りたいのは山々なのですが・・。
(ご存じの方いらっしゃいますよね!)

それにしても、21歳の純子ちゃん、ハッキリ言って可愛いです。

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素顔の私
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純子ちゃんを愛した 宮川泰氏

2006-03-22 12:01:12 | 独り言
21日午前、作曲家の宮川泰氏が死去された。

私たちの記憶に新しいのは”宇宙戦艦ヤマト”の挿入歌などの作曲家としてだ。
その”宇宙戦艦ヤマト”の完結編では、挿入歌「ラブ・シュプリーム」は八神純子、作詞・作曲・歌でテーマソングとなった。
このシングル「ラブ・シュプリーム」のB面は、宮川氏によるインスツルメント「ユキの愛」で異色の組み合わせでリリースされた。

実は宮川泰氏と純子さんとの関係は、あまり知らなかった。
宮川泰氏が八神純子というシンガーを絶賛していることを知ったのは、クリフォードさんのコメントからで(『TURQUOISE BLUE』の八神純子私的既説にも書かれている)、後付であるが、
きっと宮川泰氏のラブコールから”宇宙戦艦ヤマト”シリーズのメインテーマを歌うこととなったのだろうと感じていた。

しかしこの シングル版「ラブ・シュプリーム」はセールス的には失敗だった。
ヤマトシリーズの最後を飾るべく登場したメインテーマなのに何故失敗したのか?
私の感性からすると、あまりにもまとまりすぎたバラードであって、耳に残らないからだったためだと思う。
八神純子は、様々なバラードを作ったり歌ったりしているが、それらのバラードには、何か心を動かす力があったように感じている。
しかしその力が、この曲にはなかった為に私の耳には残らなかった。
(この曲自体は、映画のサウンドトラックの一部だと思っていいので、純子さんだけの思いでどうこうならなかったのかもしれないが)
この曲あたりから、ヤマハ時代の終わりまで、小さくまとまりすぎる印象が強いのは私だけの感覚なのだろうか?

純子ちゃんを愛した、

宮川泰氏のご冥福を祈り 合掌。

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