JUNKO THE WORLD

天使と幼妻の甘さを兼ねそなえた歌声を持つ歌姫 八神純子を綴ります

カプリと純子ちゃん

2006-03-14 22:16:33 | 独り言
八神純子って人は、今はともかく昔もよくわからない人だって事が今回、買った「五線譜に舞う女たち」の対談で感じた。

彼女にはいろいろな面が垣間見られる。『気の強い勝ち気なイメージ』そうかと言えば『ガラスのような心』であったりするのだが・・。

今回の写真集では、『悪魔っぽい』という表現を尾崎亜美がしている。『悪魔っぽい』ってどんなことだろう。
まあ、普通に言ったら『悪い女』って事なんだろう。彼女もこの頃(80年後半)は以前のお嬢さん色が全く薄れてビック・アーティストの領域になっていたからね。

今回、ここにアップした写真は、80年夏頃の写真なんだけど、この写真と一緒に掲載されていた記事は、車で東京と名古屋を往復するって事が書かれているのよ。
普通、彼女ぐらいになったら車なんか運転させないような気もするのだけど、結構自由にしているみたいで、本当にアーティスト然していて自然と『悪魔っぽい』という表現もいけるような気がする。

やっぱり、純子ちゃんってよくわからない。

ということで、2005年11月25日に書いた楽天でのエントリーをここへ移動しますね。

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八神純子研究-4・・『気の強い勝気なイメージ』

八神純子の印象としては、私も今までとても気の強い勝気なイメージを持っていた。
それは、現在でも確認できるDVDなどからのイメージが更に昔からのイメージとして心の中で固定されたからかも知れない。

この感じは、78年末~79年までの間に固定されたのであろう。
あの『みずいろの雨』の躍動感は、それまでの八神純子のイメージを一新させた。

それまでと言うと、DVD Vol.1でも確認できるようにとてもソフトで健気なイメージなのだが、不倫の詩をパワフルに歌い上げるあの歌が一般向けの八神純子像を変えてしまったような気がする。
それには、テレビというメディアがイメージ作りに重要な位置をしめている。
おりしも、八神純子がブレイクした時は、TBSのベストテンの人気が高まってきた時点であり、今でこそ歌番組は消滅したがあの当時のゴールデンタイムの華であった番組でのイメージは根深いものとなるのは当然だろう。
CP-80を体をのけぞらせて弾きながら歌う姿。あのスタイルは、彼女のそれまでには見当たらない光景なのだ。
あれを見てしまうと、勝気なイメージはできると思う。ましてや、その当時は珍しいシンガー・ソング・ライターのテレビ出演なのだから・・。

それに、輪をかけてしまったのは彼女のshyな性格。
テレビに出ても、喋るのが苦手だからどうしても引きつった感じになったようだし、写真もつい顔をそむけたようになる。
そして動揺している自分がわかるからこそ、それを隠そうとして結果として"ツーンとなる"。

そして、その"ツーンとしているから・・"というイメージや言葉に更に悲しくなり動揺してしまう。

彼女自身、テレビで有名になりたいとか言った感情でポプコンに参加したわけではなく、ただ単に歌が好きで自分が歌いたくなる曲を作ってそれが認められた結果だから
最初から彼女にエンターティメント性を求めるのは無理だったのかもしれない。

ともかく有名税として彼女は、自分にないものを求められて苦しみぬいた、それを今思うとまた彼女に対していとおしい感情が生まれてくるのだった。

(2005年11月25日付け 楽天日記より・・楽天は削除します)

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下のアマゾンのリンクに素晴らしいカスタマーレビューが書かれています。

八神純子を知らない方は、一度読んでみて下さい。

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思い出は美しすぎて
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