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元・自転車屋のバイシクルライフ

自転車稼業から解放されて、自転車を味わうことにする

2017モデル TREK FX-3

2016-07-08 | 自転車紹介

2017年モデル

「FX-3」です

フレーム:アルファ・ゴールドアルミニューム

フロント フォーク:カーボン・ファイバー

メイン・コンポ:SHIMANO

3X9=27Speeds

車重:11.0kg(実測値~17.5インチ)

*17.5インチサイズとは

クランク軸~シートチューブ上面

までの長さを

インチ(25.4mm)で

呼んでいます。

適正身長で言いますと

165cmの脚長の方~

~175cmの短足な方用

だと思います。

価格:79000円(税込)

 

TREKでは

このシリーズ中

一番人気だった

「7.4FX」の

(88000円税込)

後継機種に当たります。

(ネーミングは、総て変更されています)

ザッと見た仕様は

カラー変更&価格変更だけ

(フレーム&フォークは継続)

の様に見えますが

「世界的な景気後退」を背景に

細部に

コスト・カットの

痕跡が。

単なる「円高」に依る

プラスダウンだけでは御座いません。

販売店向けには

既に

6月中旬(早過ぎ)に

発表のあった

オンロード系クロスバイクの

一つです。

ソロソロ

この業界も

今まで通りのペースでの

商いは

不可能に

なって来たようですネ。

雑誌の記事&広告

(特に日本の雑誌は

何の分野でも

言える事ですが

「広告欲しさ」に

辛口コメントは

タブーですからネ)

ショップの情報等も

通常

「美味しい所」しか

取り上げないモノです。

ヘソ曲がりな

私は

ダメな所は

容赦致しません

どちらかと言いますと

「ユーザー目線」

*元々、趣味人でして(笑)

先ず

当店の

アッセンブル作業から

このクラスでも

ここまでは分解

致します。

*以前

作業を御覧になっていた方に

「本当にやってるんですネ~?」と

言われたことが

御座います。

(嘘ついて、どうスンネン・・何て

「思っても」

言えませんでした・・笑)

ホィールのチューニングから。

このクラスになると

「それなり」のクオリティー

なもんですから

結構

時間食いなんですヨ。

スポークの馴染み出し

縦ブレ→横ブレ

センター出し

徐々に

「手組」レベルまで

近付けて行きます

特にこのグレードは

「接合部の突起」が目立つので

何時も

ヤスリの出番が御座います。

BB(ボトムブラケット)には

音鳴り防止の為

「特殊なグリス」を塗布

BBの締め付けは

SHIMANO基準の

アッパー値で。

今回もそうでしたが

BBの精度が今一にて

クランクの歯振れの大きな

モノが御座います。

「SHIMANO製のモノに交換」

殆どの場合

振れは大きく減少

致します。

*「他店からの報告は、あまり無いデス

がネ~」TREKスタッフ談

*中国生産のバイクですから

どうしても

中国国内で手配出来る

パーツが集められる様ですネ。

ちなみに

SHIMANOのBBは

マレーシア製です。

*SHIMANO製品も

「日本国内製」は

殆どといって

よいほど

手にする機会が

無くなりつつ御座いますが。

クランクアームの締め付けも

SHIMANO基準の

アッパー値で。

「ブレーキ・アウターケーブル」を

SHIMANO製Mシステムに

Vブレーキ・リードパイプ用

インナーライナー・チューブを

オリジナルに

フロントブレーキ用リードパイプを

90度(左レバ=前用)から

135度(右レバー=前用)に

*自腹ですヨ

これで、チョッピリですが

リニアなブレーキ・タッチに

成っちゃいます。

次いで

コスト・カットと思われる

箇所を検証

クランクが

FSA社製に

2016までは

一応、SHIMANO製

だったんです

リヤ・ディレラーは

SHIMANOの「ALIVIO」に

2016までは

SHIMANOの「DEORE」

STIレバーは

SHIMANOのコンポ外品に

2016は

SHIMANO「ACERA」でした

あと

リヤハブが

China製ではありますが

SHIMANO製から

アジアンブランドの

「フォーミュラ社製」に

変更されていました。

まあ、

この価格帯の

ユーザーさんが

注目されるのは

変速系=SHIMANO

あと

変速段数がメインとなりますから

致し方無いと思います。

次に

既存では在りますが

お勧めポイントも

長距離ライドに

威力を発揮する

「ISO ZONE」グリップです。

両端が幅広になっており

しかも

透明な表皮の奥に見える

白い部分は

バーに「潰し加工」を施し

クッション性UPの

ラバーを埋め込んでいます。

*この透明部分が

紫外線で溶けちゃうのが

少し難点だと思います

*私も

MTBの長距離イベントでは

この形状に類似したモノを

装着しますが

その差

歴然で御座います。

左チェーンステー内側に

「Duotrap-S」という

デジタル・センサーを装着可

上位機種と同じモノで

高機能デジタルデバイスに対応の

「ANT+」と

i-Phoneにも対応の

「Bluetooth」信号も

同時に発信

突起無く、スマートに

スピードと

ケイデンス(クランク回転)の

信号を受信することが出来ます。

写真の

専用スタンドを

左側エンド部に

スマートに

取り付け可能な

ホルダーを装備

お好みにより

シートステー&チェーンステーに

挟み込む

汎用スタンドも

装着可能でございます

 

 

 YADA CYCLE

 

 

 

 

 

 

 



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