村爺のなんでもいいべ

南相馬市の馬事公苑を中心に活動しているディスクゴルフの話題や南相馬の出来事や思いついたことを書いていきます。

震災から8ヶ月

2011年11月11日 11時43分08秒 | 震災・放射能
どーんと揺れたあの時から今日で8か月を迎えました。

あのとんでもない地震、そして、その後に起こった津波にあい寒くて暗い中、不安で不安でどうしようもない気持ちで歩いて帰ってきたのを思い出してしまいました。
そして、その後に起こった原発事故で、住み慣れた故郷を追い出されてしまった時の不安、あの-4℃の車の中で凍えそうになりながら燃料を確保して逃げなければならなかった悔しさ。今は、あれはなんだったろう?みたいな気持ちになっているけど、この8か月で経験したことはこれからの生涯で忘れることはできない出来事になっているはずです。

8か月経過して、「緊急時避難区域」も解除されたが、あの時以前の生活は戻ってくることはないのでしょうかね?

農業は壊滅状態においこまれました。農作物の作付は通常通り大丈夫ですと言われましたが、誰も事故前の作付をしている人はいません。来年の米の作付も未定のままです。種もみの手配もしていないのに来年の作付ができるのだろうか? 米を買って食べるのは50数年生きてきた中で初めての経験です。このままTTPの影響で米の生産は終わりを告げるかもしれませんね。悲しい限りです。

津波被災地も夏の間は草原のようになっていたのですが、寒さとともに草が枯れ、津波被災の跡が見えてくるとまた昨日のようにあの日が思い出されます。毎日の通勤途上の光景はあの日から変わりのない姿が続いてます。

私の会社も震災と津波の被害から復興することができました。「警戒区域」内であの暑い中防護服を着て復興作業をしたのが懐かしくかんじるくらいです。正常に生産できるようになりうれしく思ったのですが、風評被害が工業製品にまで及んでいるとは思いませんでした。「警戒区域」内の製品は生産してもなかなか売れません。いままでがむしゃらに頑張ってきたのにと思うと悔しくでなりません。

南相馬市ディスクゴルフ協会もなんとか継続できる感じがつかめてきました。南相馬市のスポーツ関係は8か月が経過してもまだまだ正常に活動できません。スポーツ施設の復旧が進んでいないのが原因ですが、生活が優先しますのでしかたがないですね。馬事公苑も来年には復旧できる見込みができました。まだまだ大変な状況が続きますが、今ある状況を考えながら活動を続けて行ければなと思います。

これまで南相馬市のために応援頂きました皆様に感謝申し上げます。

我々も震災前の生活に早く戻れるようにがんばりますので、これまで同様応援をよろしくお願いします。

福島県そして南相馬市のみんなは、これまで応援頂いた皆さんの気持ちに報いるためにも、早く震災前の明るい気持ちに戻れるように頑張りましょう!!

ディスクゴルフの楽しさを思い出すために復興祈念大会をやります。

11月13日(日)午前9:30東ヶ丘公園集合、参加費無料、弁当持参、9H×2R×2R、豪華賞品あり、参加定員約20名、以上の内容ですが、楽しむことを目的に開催します。参加希望の方は時間に遅れないで来てください。

頑張ろう!! みなみそうま!!

 


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