村爺のなんでもいいべ

南相馬市の馬事公苑を中心に活動しているディスクゴルフの話題や南相馬の出来事や思いついたことを書いていきます。

相馬野馬追復活

2012年02月13日 07時30分00秒 | 南相馬の話題

12日の新聞によると、東日本大震災と原発事故の影響で昨年縮小開催を余儀なくされた相馬野馬追が、7月28日(土)・29日(日)・30日(月)の3日間従来の規模で開催されることが決定しました。

今年から開催日を7月の最終土・日・月に変更したみたいですね。

相馬野馬追は千年以上の歴史を持つとされていますが、私も氏神様である相馬太田神社の祭典係として4年間相馬野馬追にたずさわりました。

昨年は、南相馬での祭典は自粛され、メーン行事の甲冑競馬や神旗争奪戦などの行事は行われることなくさびしい思いをしましたが、今年は復活するようですので安心しました。

メーン会場である雲雀が原祭場地は「旧緊急時避難準備区域」内にあり、放射線量も0.8μSv以上あることからコースの表土入れ替えや観覧席の除染を実施するということです。最終日の「野馬懸」は「警戒区域」の小高神社の境内で行われていました。昨年は「高神社」で神事が行われましたが、警戒区域の解除を見込み小高神社で開催することを決定したそうです。しかし、小高神社は鳥居や灯篭などの倒壊や震災の被害が大きいそうです。今月から本格的復旧に向けて調査に入ると言ってますが、「警戒区域」が解除されたとしても除染等の問題も抱えていますので、短い期間での復旧は難しいかもしれませんね。

例年、小高区では「火祭り」が行われ花火が打ち上げられていましたが、それは無理かもしれません。

相馬野馬追が開催されることによって、南相馬に多くの人たちが集まり街に活気が戻るかもしれません。「復興元年」のうれしいお知らせに、本当に復興が進んでいるんだと感じされられます。

今年は相馬野馬追で盛り上がりましょう



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