いわきの美味しい海鮮と温泉を堪能した翌日は、
本来の目的である紅葉を求めて、いわきの名峰「二ッ箭山 710m」に登ります。
ふくしま山ガイド ハイキング・トレッキングガイドブックを見て行ってみたいと思っていた山。
URLはこちら http://tif.ne.jp/hikingtrekking/
「二ッ箭山」とは、二つの矢を立てたような山という意味。
男体山、女体山と呼ばれる特徴的な二つの岩峰で、古くから海の男たちに守護神として信仰の対象にされて来たそうです。
標高は710mで標高差が519m。
歩行距離が5.37kmで約3時間10分の行程。
今回の山行はガイドブックに紹介されているコースをたどることにしました。
と安易な考えで初めての山なのにガイドブックをプリントしたものだけ持って出発。
どうなることか?
国道399沿いにある二ッ箭山登山口の駐車場はすでに満車状態です。
きれいなトイレも完備されているのでうれしいですね。
案内板も設置されています。
低山なのになんで上級者向けなんだろう?
それは登るほどに思い知らされました(*_*)
目的の山々が駐車場から見渡せます。
期待した紅葉はすでに遅しの様相ですね(T_T)
村内の道中に石碑が建ってます。
駐車場から集落内の道路をしばらく進みます。
約5分程度進むと林道に入りいよいよ山登りの開始です。
鬱蒼とした杉林の中を進んで行きます。
駐車場から約15分程度で最初の分岐。
ここを左に折れ御滝を目指します。
ここからは沢音が間近に聞こえ間もなく沢筋に達します。
分岐から3分ほど進むと沢コースと尾根コースの分岐にたどり着きました。
そこを右に折れ沢筋をたどります。
少し進むと御神体の御滝が現れました。
ちょっと暑さを感じていたので気持ちいいですね!!
滝には祠も祀られています。
ここからしばらく沢登が続きます。
御滝の左側にある鎖場を注意しながら登って行きます。
背戸峨廊を登った時には梯子がかけられていましたがここは鎖場が多いですね。
年と共に身体が固くなり足が上がらないのでちょっと大変。
転倒したらケガが付いてくるから注意しないと!!
沢に沿って登り続けます。
数日前までは色鮮やかに色づいていたであろう木々は落葉してしまってます。
この時期の沢を登るのは寂しいですね。
御滝から約30分程度で〆張場の分岐へ到着。
ここから左に進めば尾根へ、右に進めば沢登を続けます。
俺はガイドブックにある通り左の尾根を選択。
ここからは急登が続くとなっているが・・・・。
鎖場を登り切った頂部から下を見ると高いねぇ~!!
雨の日は来たくない(*_*)
岩場が過ぎると今度は林の中の急登が続き息が上がり過ぎます。
尾根付近になると傾斜が緩くなりちょっと楽に。
ここで岩場コースと一般コースに分かれます。
岩場コースは避けて一般コースへ。
しばらく進むと男体山への基部へ到着。
そこで道が分岐していました。
看板を見ると、
ちょっと読みにくいんだけど、
「女性やこどもさんはこちらのルートが向いてます」
と書いてあるようなので右は険しいと判断しじじいの俺も左へ向かうことにした。
と言ってもこちらも岩場の連続で最後にロープを使っての急登が待ってました。
何とか登りきるとそこには太い鎖とロープが・・・・!!
ここから男体山の頂上に登るようです。
ほぼ直登に近い傾斜のロッククライミングで距離が長い。
おまけに飛ばされそうな強風が吹きつけてこれまでの登りで汗ばんでいた身体が急速に冷え込んで行きます。
コースマップを見るとここを経由しないと山頂へは行けないのでは?
ここでコースマップに不安を感じるようになってきた。
やっぱり簡単な略図のコースマップではダメなんですよ!!
果たして今年初めてで最後になるかもしれない山登りはどうなったか!!
次に続きます。