雑学

前回に続いて雑学を紹介します。

お酒

2007-03-08 08:51:38 | Weblog
酒場(2):
酒亭(しゅてい)---酒家に同じ。
酒楼(しゅろう)---飲食店の漢語表現で、明治流行語の一。これは近世まで「料理茶屋」といっていた。
酔茶店(すいちゃみせ)---居酒屋を洒落ていった江戸語。
大衆酒場---市民が安く、気軽に利用できる酒場。
土手焼屋---大阪で鍋物(土手焼鍋)を売り物にした飲食店で、酒も出した。
縄暖簾---縄を結い合わせて作った暖簾。それを酒場の多くが採用したことから、今では大衆酒場の代名詞になっている。
煮売酒屋---近世、煮売り物と一杯酒が中心の居酒屋。店構えのほかに屋台もあった。
煮売屋---煮売酒屋に同じ。
煮込屋---鳥モツ煮込みなどを看板にした一杯飲み屋。その気安さからいまだに下町・繁華街の人気をさらっている。
二六店(にろくみせ)---江戸時代、一合十二文で飲ませた燗酒屋。一合二×六(ひとつにあわせてじゅうにもん)の洒落。
鮪酒屋(まぐざかや)---江戸時代、鮪料理を供し酒も飲ませた店。庶民には高級な所であった。
民謡酒場---田舎仕立ての遊興半分を狙った酒場。戦後、民謡の合唱から女剣劇の舞台見世まで、さまざまな様子のものが流行した。
銘酒店---名酒に同じ。
焼鳥屋---鶏肉料理で飲食させる店。
安酒場---安酒を安直に飲ませる店。
弥太一(やたいち)---江戸語で、居酒屋と煮売屋をかねた店。酒は一杯いくら、飯は一膳いくら、菜も一皿いくらと、一品単位で勘定した。なお「弥太」とは豆腐のこと。
料亭---高級料理と銘酒を提供する店。
料理茶屋---接待などに使われた高級料理屋。この語は近代以降、死語になっている。
六文銭---江戸後期に現れた大衆店酒屋の一形態。六文で桝酒一杯が飲めたことから。

       ♪♪米汁呑忘憂♪♪