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憂生’s/白蛇

あれやこれやと・・・

次は 沖田君の話・・・

2022-08-15 21:16:14 | 憂生日記 その1

波陀羅  白蛇抄第5話

終えました。

波陀羅を書き終えたあと、

残った思いというのは、

波陀羅は、その後どうなったのか?

二人の兄妹は、永常のいうように

救いようのがないのか?

いざなみ なみづち という

邪宗の神を狩ることはできないのか?

なぜ、この神はシャクティを吸わねばならぬのか?

 

そして、やはり、白河澄明でなければ

救い出せない・解決できない・・・

と、いうことで、

邪宗の双神をしあげました。

 

長い物語になっています。

7月末から

ぶっ続けに投稿し

15日で400投稿以上・・

ちょっと、読んでくれている人も

おいつけないのではないか?

と、思っています。

 

カテゴリから引いて

ゆっくり読んでいただければ

良いなと思って

ちょっとした文庫を作ってしまおうと

思っているので

急ピッチで上げています。

 

次は・・・どうしようか?

 

すこし、気分をかえるため

沖田君を揚げようかと思います。

 

まず二つの出版社からの書評・・・・

● 時代設定も舞台も、それぞれ異なる3つの恋愛物語。

前回応募作の「白蛇抄」同様、やはりこれらの作品にも「憂生ワールド 」と呼べる物が確固として存在している。

細かい心理描写の積み重ねによって織り成す著者の人間ドラマ は、恋愛というテーマを掲げながらも、決してそこだけには留まらない。とりわけこの三作品に関しては、「人間」と云うものを真っ直ぐ見据え、人が生きるという事を誠実に問う姿勢が終始貫かれており、静かな感動に満ちている。
● 最後に『壬生浪ふたり・俄狂言「恋語り」』は、3作品の中ではもっとも著者の持ち味が発揮されている作品であるように思う。

本作品においては、土方と沖田という物語の中心人物の輪郭もかなり明確に書き分けられている。

例えば、無花果という花をモチーフに佐部里とお勝の恋を例えた土方の科白や、京の話し言葉の特徴を捉えて土方が論理を展開するくだりには、著者の練達さが窺われる。

土方の人間的な魅力をたくみに浮かび上がらせる事に成功しているといっていいだろう。

本作品中で、もう長くは生きられない沖田は心から土方を慕い、その沖田の心情を思いやる土方は苦悩する。

恋愛とは別に、こうした深い情で結ばれた男同士の関係も本作品の見所の一つだ。

ただ、設定が新撰組であると言う事をもっといかしてもいいのではないか、という欲を禁じえないのもまた、確かである。

● もちろん改善してゆくべき点はあるものの、今回の3作品は著者の力量を改めて認識させられるものであった。

著者は自分の持つ色を失わずに「世界」を描き出せる。

などなど・・・・。
簡単に抜粋して、以上、このようなことでした。
で、最終的に、審査会では沖田君を協力出版で全国出版したいと意見が一致したとのことなのですが・・・・・。

資金 がありませんでした。はい!
書評から・・・

ふたつめ

***新撰組をモチーフとした作品群に、みずみずしい珠玉作が加わっています。

土方、沖田両名の、より人間的魅力あふれる新たな人物像が心をとらえて離しません。
読後に残る余韻もすばらしく、しばらくはうっとりと夢見るような思いでした。

優雅で繊細な文体が、情感豊かな作品世界を創りあげています。
掟を破り命がけの恋をつらぬく信太次とお勝、
規律と情のはざまで苦悩する土方、
己の運命を予感しつつ一途な恋に憧れる沖田。

それぞれの心情がしっとりと細やかに描写され、せつなく胸をうちました。

粋なはからいにホッとする、後味の良いラストシーンも印象的です。
とても完成度の高い優れた作品です。
私は今、この感動を誰かに伝えたい、という気持ちをおさえきれません***
この後、確かに彼は熱心に出版をすすめてくれたのですが・・・。

書評を横から覗き込んでいた渦がいいました。

「そんなに良い?だったら、なぜ、入賞せん?」

 



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