WILDnaLIFE :「ワイルドなライフ!!」

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タイムカプセル#3 「日本語を学ぶ理由は?」

2014-05-22 | 日記
2012年10月12日の「アイダホ日本語日記」より。

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10月12日、またクマのところに日本語チュータリング希望者が来たのでお決まりの質問をしてみた。

"What on earth made you decide to learn Japanese?"
(なんでまた日本語を勉強しようと思ったの?)

実際、アメリカの日常生活で日本語が役に立つ場面は皆無に等しい。ハワイにでも行かない限りは日本人にはまず合うこともないのが普通だ。

"Well, I like Japanese culture very much; you guys always show your respect to others, and all... Oh, it's useful in science or technology fields, too."

「日本の文化が好きだ」というのはいいとして、「科学技術の分野で役立つ」というのは何かウソ臭い。そもそも、日本人がまずいないアイダホでどうやって日本文化に触れたのだろうか?・・・答えはマンガやアニメといったポップ・カルチャーである。

『ウソつけ!正直に「対戦ビデオゲームで必要だから」とか言え!』とクマの心が叫ぶ。

それとも彼らの言う「科学技術」とはプレイステーションやウィーのことなのであろうか???

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アメリカで日本語のクラスをとっているのは(少なくともここISUでは)8割以上が「アニメっ子」や「ゲームっ子」です。その証拠に私は3年間のチュータリングでただの一度も Student Athlete(運動部の選手/試合や遠征などで大学の威信をかけて戦うのでチュータリングの時間枠を普通の学生よりも多く取れる)に当たっていません。いかに彼らがオタク系かということの現れだと思います。アニメやゲームは日本文化の入り口としてはいいのでしょうが、大学生になったらそろそろ本格的に文化・歴史にも興味をもってほしいですね...。

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