英文学者！

演出家で英文学者の安西徹雄さんの翻訳・「リア王」が出版されて直ぐ、

安西さんが“差し上げます”と仰有って、戴いた！

表紙を開けると、謹呈……の文字が……！

あるお芝居で、演出をなさっていて、僕も出演していた時に戴いた！

間もなく他界された時は、悲しかった……！

“横隔膜で翻訳した！”と、冗談混じりに仰有った！

若い女優に、“舞台の声を作りなさい、セリフを言うのが楽しくなりますよ！”とも。

改めて氏の「リア王」を開きながら、懐かしく思い出している……！

風よ吹け……！

……！王冠を剥ぎ取られ、娘たちに見捨てられ、道化と二人、嵐の荒野をさ迷うリア王の台詞！

“風よ、吹け、うぬが頬を吹き破れ！
……命の根源たる自然の鋳型を打ち壊し、恩知らずの人間供を造り出す種を、
一粒残らず打ち砕いてしまえ！”

裏切り者への、凄まじい怒りや怨念、

愛娘コーデリアへの溢れんばかりの恋慕と、その死への悲痛な慟哭……！

年老いた不運のブリテン王の口から迸(ほとばし)る、血を吐くような名台詞の数々を、哀感を漂わせて言ってみたい！

一人芝居の台本を造ってみようかな……？

月が替わったら……。

リア王！

写真はジョン・ギルグッドのキング・リア ！

何度も、僕の稚拙なブログに登場していただいている！

大好きな一葉！

昨年、「白鳥の歌」(チェホフ)のとき、チョットだけ、リア王になった……？

次回は、リア王か……？

決めていない。

この年老いたイングランド王の最後は、壮絶極まる！

シェイクスピア四大悲劇の一つ！

相手が要るかな？

愛娘、コーデリアが！

道化とのやりとりは、一人で出来るが、コーデリアにはなれまい！

来月早々考えよう！

例えば、stage悠？

あの地下の空間を、ドアを開け放して、廊下も生かして、斜めに舞台を設定する！

客席も斜めだ！

暗いドアの向こう側は……地獄だ？

よく考えよう…！

姫空木(うつぎ)！

ゆきのした科の、背の低い木！

初夏に、ふさ状の小さな花をつけるが、今年は、鈴蘭の赤ちゃんみたいな、白い、チッコイ花がスズナリだ！゛

こんなに勢揃いしたのは初めてだなぁ～！

鉢植えの木だし、生け垣には出来ないが、庭で暫くは 楽しめる！

この時期、いろんな草花が、元気で逞しい……！

今月は、あと二つ、空中に絵を描く！

シェイクスピアと中勘助と……♪

あの十一日！

今朝の朝日新聞の「定義集」の欄に、大江健三郎氏は、

渡辺一夫氏の『敗戦日記』を再読していたあの日、“大きな横揺れに宙づりなった気分でした。”…と。

その『日記』の一節、《負けてはならない。そう思う。
己の精神・思想に生きつくすのだ。……狂信的なもの、排外主義は、皆負ける。
自然の、人類の理法は必ず勝つ。》を挙げて、

この欄をこう結んでおられる……

“フクシマを生き延びた日本人が、

現在の５４基に14基以上の原発を加えようとする勢力に、市民規模の抵抗を起こす日を考えます。”と！

シドニー・ルメット監督！

「十二人の怒れる男」(朝日新聞の“文化”欄より)！

追悼文で、ルメット氏の死を知った！

「質屋」、「未知への飛行」、「オリエント急行殺人事件」など、名作揃いだった！

“ハリウッドが嫌うシリアスなテーマを、エンターティメントに仕上げた”……と、評論家の川本三郎さんは仰る。

写真は「十二人…」のヘンリー・フォンダ(左)！

シリアスなテーマを娯楽作品に……！

これこそが、職人の技！

一流の職人が目指すのは、『精神の娯楽』！

ルメットの映画を全部観たい！

DVDを借りて来るとしよう！

近いうちに……♪

パラマウント映画！

一昨日の二人の朗読は、映画のレコードをかけた後に始めた！

ゼッフェレリ監督、オリビア・ハッセイのジュリエット！

台詞入りだが、音楽がいい……♪

朗読劇がいい雰囲気に包まれた！

こっちもその気になれたかな……？

二十三日は、“かん芸館”だが、シェイクスピアソングの演奏の後だ……♪

いいかも知れないな……！

お客さんもノレるかな……？

愉しい三十五分間を提供しよう！

入道雲……？

曇り空に浮いているのは、雲ではありません！

梨の花々……！

写真に撮ると、モッコリしていて雲のようだ！

実がなる前のプロローグが、随分派手だなあ～！

豪華な前口上！

本編はさぞデリシャス……？！

分からない！

ご近所なのに、まだ一度も食していない！

今年は買ってみよう！

精根込めて育てているのを眼にしている！

今年は是非！

うちの子……？

昨日また、近所の“アルバローザ”ちゃんを拉致した！

一軒おいた隣の家のワンチャンだが、うちの子みたいに馴染んでいる！

人見知り無し！

愛嬌のある、面白いお顔が、何ともたまりません！

つい、長居をさせてしまって、ゴメンナサイ！

アルちゃん、キミが、帰りたそうな素振りを、一切見せないからだぜ……！

僕たち仲良しだからなあ……♪

またいらっしゃいね！

斎藤投手登板！

日ハムのルーキー・斎藤佑樹が、プロ初登場！

カップラーメンをすすりながら、対ロッテ戦を観ている！

落ち着いている！

デビュー戦だが、実に冷静だ！

頼もしい新人投手だなぁ～！

ポーカーフエイスだ！

淡々としているところが好きだ！

さて、この試合どうなるかな……？

気だるいような、のんびりのような、長閑な日曜日の午後……！

珈琲を入れよう！

日向ぼっこ！

何も考えてない！

無為のとき……♪

ぼんやり日向ぼっこ……！

風もないし、小さな庭のベンチに掛けて、草花を眺めている……！

昨日の朗読劇、初めて、Julietの気配を感じた……！

北川ジュリエットさん、前進しましたね！

楽しめましたよ♪

あと一回、かん芸館で……♪

きっと、もう一歩前へ行きます！

今後の朗読の会の糧になるといいですね……！

まことしやかにウソをつく“朗読”は、

聴く人を、巻き込んで、空想の彼方へ連れ去らなくてはなりません……！

うそつきクラブの一員になって下さい！

錦松梅とシェイクスピア

何だかミスマッチだが、嬉しいpresent！

錦松梅とCASTER(メンソール)！
今日のRomeoの朗読劇のお客さまに戴いた！

大事に味わいます！

精一杯勤めました！

疲労しました！

終演後、皆さん、ニコニコ顔！

ほっとした！

面白かったのかな？

きっと愉しんで下さったんだ……！

よかった！

でも疲れたなぁ～～！

でも、よかった！

明日は死んでます！

犀の角の如く！

写真の、ひたすら歩く、修行僧の足元の文字は……？

訳すと……“犀の角の如く、ただ独り歩め”！

釈迦の言葉だ！

犀は、何処へ行くのか、角には分からない！

だが角は、犀の行くままに、独り、歩む……！

今日の夜、独り、シェイクスピアに扮して、わずかな聴き手を前に、自作を朗読する！

犀の角のように！

淡々と……が、極めて劇的に……！

空より高い……♪

近所の梨畑の家の鯉のぼり！

空よ～り 高～い 鯉の～ぼ～り～♪

端午の節句がもう直ぐ……！

男の子が、すくすくと成長するようにと、今年も空高く、勢いよく風を受けて泳ぐ鯉のぼり！

すがすがしく、powerfulな春の風景！

爽やかな気持ちになる！

明日の、我が輩が混じる「催し」、爽やかに終われるのかなぁ～？

分からない！

自分の“役割”を果たすしかない！

惨めには終わりたくない！

鯉のぼりみたいに、空中を闊歩したいものだ……！

梨の花たち！

近所にいくつも梨畑がある。

梨の花々は、突如として、一斉に咲く……！

気がつかないうちに咲いている！

白い、多弁の、こんもりした、可愛い花が、空中に浮いている……！

春がき～たぁ 春がき～たぁ ♪ どこに～きたぁ～♪

ここ、横浜も春本番……！

浮かれずに、気を引き締めて、一つ一つ、やるべき事をやろう！

先ずは、明日の「朗読劇・Romeo&Juliet」を……！