西武鉄道日記

西武沿線を離れて松本で生活中、だけど

18/12/24 長野電鉄撮影記

2018-12-25 | 長野電鉄

12月24日

先月25日以来のオフということで、どこかに出かけようと前々日くらいに計画を立て始め。

かねてから考えている大糸線白馬方面に出かける気でいたのですが、

曇りの予報と電車の本数の少なさに負けて行く気を失い...。

さて、どうしよう? そこで考えついたのが長野電鉄でした。

長野電鉄は4月に長野を訪れた際に長野・本郷駅間は乗車していたのですが、

そこから先には1度も行ったことがありませんでした。

フリー切符を購入し、ひとまず湯田中まで乗って完乗することに。

途中、信州中野で乗り換えた元日比谷線の特徴的なブレーキハンドルを添えて。

 

長野を出た時点ではらはらと舞っていた雪ですが、信州中野を過ぎると薄ら積もり始め

周囲の山は完全に白く雪化粧していました。

 

湯田中までの完乗記念。

降っていた雪は午前中でやむ予報でしたので、雪をテーマに少し狙ってみることにします。

 

信州竹原まで戻って沿線に出ます。

元成田エクスプレスのスノーモンキーがやってきました。

3両編成のその姿はまるでプラレールのよう。

 

雪は強くなったり弱くなったりと、通過時にどの程度降っているかは運任せの状況。

降りすぎて完全に積もってもホワイトアウトしてしまいそうなので、

これはこれで良かったかも。

こうして写真を見返すだけでも寒さが伝わってきます。

 

信州の冬を撮る上で雪を避けて通ることはできません。

雪と鉄道を撮るいろいろな切り口を見つけることが、今年の冬の課題。

 

お昼に近づき、次第に青空も見えるようになりました。

特急ゆけむり、元小田急ロマンスカーHiSEの登場です。

こうして撮ると1両の長さが短いことがよく分かる連接車体。

 

このあたりで一旦撮影を終えて、小布施へと向かいます。

お昼は十割蕎麦を食べ、その後は街を散策。

葛飾北斎の博物館に入ろうかと思ったのですが入館料が高すぎて断念。

家族へのお土産に栗羊羹を買って駅に戻りました。

すると、駅の喫茶店に「栗あんしるこ」なるメニューを発見。

ちょうど時間もあったので頂くことにしました。これが、美味。

冷えたからだが暖まったところで、撮影に戻ります。

 

午前中と打って変わって、午後は晴れ。

元東急8500系のステンレスが太陽の光を反射して輝きます。

 

車庫や留置車を見てみたかったので、須坂駅で下車。

赤い帯の入っていない元日比谷線が停まっていました。

その横にはステンレスの元東急8500系。

よく考えたら長電の通勤型は全車がステンレス製なのでした。

 

須坂から乗ったのは元日比谷線。

異常なほどに小さくて高い位置にある扉の窓がいかにも営団らしかったり。

 

続いてやってきたのは柳原・村山間の千曲川橋梁。

道路の横に線路が敷かれており、車と電車が並走する光景が見られます。

平成22年までは旧橋梁が残っていたそう。

それも見てみたかったな。

 

最後は橋の反対側からシルエットで3500系の3両編成を。

日も沈んだのでそろそろ長野方面へ戻ります。

 

そのまま帰ろうかと思いましたが

車内で善光寺のライトアップのポスターを見たので寄ることに。

普段は止まらない善光寺下に特急が停車するシーンも見られました。

 

蓮の花をイメージしたライトアップだそうで、善光寺本堂もピンク色に。

クリスマスイブとあってか、寒さにも関わらずたくさんの人が見に来ていました。

 

木々がライトアップされた善光寺参道を下り、帰路につきました。

 

長野電鉄、いろいろな車両がやってきて撮っていて楽しい路線でした。

長野市街を抜けて温泉地へと向かっていく沿線の風景も

線路に沿ってひたすら続くリンゴ園も

いろいろな切り取り方があると思います。

また時間ができたら、ぜひ訪れたいところです。