西武鉄道日記

西武沿線を離れて松本で生活中、だけど

18/8/28 篠ノ井線・中央東線の記録から

2018-09-12 | 鉄道(西武以外)

8月28日、東京から遊びに来ていた友達と共に

篠ノ井線・中央東線を撮りながら東京へと向かいました。

この日は4時50分に起床

バスもないので歩いて駅へ向かうと、おはようライナーの送り込み回送が入線。

回送が塩尻に向けて走り去るのを見送って

僕らは篠ノ井線で稲荷山へ向かいました。

 

平日は毎日走っていても、まともに撮ったことのなかったおはようライナー

有名撮影地、稲荷山ストレートで編成を抑えました。

189系はどの角度から撮ったら一番格好よく見えるでしょうか...?

 

Twitterを眺めていると、どうやら"ロンキヤ"なるものが走ってきそうな感じ

駅に向かって歩いていたところ、本当にやってきました。

よく知らなかったのですが、レール運搬車で今回は試運転だったようです。

 

 

 

稲荷山駅に戻ると、ロンキヤはまだ停車中でした。

211系の長野行きと交換して発車。

その後を追うように、僕らが次に目指すのは富士見駅。

甲府行きに乗ったものの、連日の早起きのせいで始終寝てしまい

どこかでロンキヤを抜かしていたようです。

 

中央線をまともに撮るのも初めてでしたので

有名撮影地から...と思うも、なんと撮影地は私有地で入れず。

それならばと撮れる場所を新たに探しました。

雨に霞む山がいい雰囲気。

211系も被写体としてとていい車両に思えてきました。

 

E253系も頻繁にやってきます。

 

そしてそして、お目当てのE257系。

なぜE257系を狙うのか?と聞かれれば、この車両の色が好きだから...ですが

もうすぐあずさから退くから、という理由も確かにあります。

まあ、なんでもいいや。

タイミングが難しい撮影でしたが、上手い位置で切ることができました。

 

撮影した付近はちょうど中央線の旧線跡でした。

折れ曲がった架線にトンネル、生い茂る雑草たち。

降りしきる雨も相まって雰囲気のある空間。

 

駅へ戻る途中、不意にやってきたのは先ほどのロンキヤ。

慌てて撮った一枚です。

先ほどは後続に乗ってロンキヤを追い越しましたが、

この後は追いつくことはありませんでした。

 

次に乗った電車でもひたすら寝て、向かった先は四方津。

梁川~四方津間の有名な俯瞰撮影地でE257系を狙いました。

この撮影地にいる間に中央快速線で人身事故が発生したようで

なかなか来ないE257系。

ただでさえいつ登場するか分らないのに、

さらに人身事故で通過時刻は予想できなくなりました。

手持ちでひたすら構え続けて10分、

やっとファインダーに白い車体が走り込んできました。

 

少し待てばもう1本E257系が来そうだったので待つことにしました。

前の列車の反省から、JR東日本のアプリを入れて列車の現在地を把握。

今度はすんなりと撮影することができました。

 

この後は武蔵境まで向かい、夜の西武多摩川線の撮影へ。

それについては次の記事でご紹介します。

振り返ってみると記録が少ないようにも思えますが、

感覚的にはたくさん撮影して満足の1日でした。


木崎湖畔を行く

2018-09-11 | 大糸線

8月27日午後

木崎湖畔で大糸線をのんびり撮影

 

南小谷からのあずさがやってきました。

E353系によるあずさの淘汰と踊り子転用が既に発表されているE257系

今後とうなるかまだ読めない部分がありますが

白い車体に独特の色を配した側面のデザインは個人的に好み

これからも記録していきたい車両の一つです。

 

もう一つ、最近はE127系も格好いいなと思い始めたり

少しずつ狙って行けたらと思っております。

 

今回撮影した木崎湖と、中綱湖、青木湖の仁科三湖沿いを走る大糸線

乗っていると、木々の切れ間から車窓に見える湖が印象的なイメージがあり

そのイメージで切り取ってみました。

 

*

大糸線も季節ごとに様々な表情をみせてくれる路線

区間によっても沿線風景が変わっていきます。

また撮りたいイメージを見つけて

形にしていきたいところです。


18/8/26-27 189系 木曽あずさ・おはようライナー

2018-09-09 | 鉄道(西武以外)

25日に博多から松本へ戻り、そのまま友達と合流。

翌26日は信州デスティネーションキャンペーンの一環として運転された

189系N102編成による木曽あずさ号の復路を撮影に行きました。

この臨時電車の目玉は辰野支線と中央西線への189系の入線

中央西線、奈良井の宿場町と電車を絡めようと歩き回りましたが

本当に撮れるところが見つからず...。

断念して無難な記録を。

 

 

*

木曽あずさで新宿に到着したN102編成は折り返し回送で松本に入庫

明けて27日朝、おはようライナー充当のため松本から出庫して塩尻まで送り込まれました。


 

普段は長野車両センターに入出庫する同編成

こうして松本から出庫する姿は貴重かもしれません。

 

一旦引き上げて5番線に入線。

 

停泊していたE257系とも並びました。


しばらく停車してから塩尻に向けて発車。

 

*

せっかく東京から友達が来ていたので、回送撮影後は頑張って城山に登り

おはようライナーを俯瞰。

側面の影が少々気になりますが、致し方なし。

 

*

なんだかこうして同じ編成を集中して撮影するのは久しぶりの感覚

臨時を撮ってその後の回送まではセット、そこでは普段は見られないシーンを狙う、みたいなのは

数年前まで西武でやっていたこと。

長野の鉄道事情にはまだまだ疎いですがぼちぼちとやっていけたらと思います。


18/8/19-25 九州巡検

2018-09-07 | 旅行

8月下旬、九州に実家があり地質学を学んでいる下宿の先輩2人に

1週間におよぶ九州巡検に連れて行っていただきました。

ひたすら露頭をめぐり、岩石をたたく旅

鉄道関係はほんの少ししかありませんので、

少しのメモとともに、写真メインでご紹介しようと思います。

【8月19日】

松本→博多→能古島

粗粒砂岩、泥質片岩、変斑れい岩

 

能古島の西岸でみつけたコンクリート桟橋跡。

調べてみたところ、どうやら戦中に稼働していた採石場からの

岩石積み出し用のものか...?ということでした。

*

 

【8月20日】

長垂→唐津高島→七ツ釜→野方遺跡

ペグマタイト岩脈/マントルゼノリス/玄武岩柱状節理

写真は七ツ釜の玄武岩柱状節理。

自然にできた景色とはとても思えないものでした。

*

 

【8月21日】

志賀島→芦屋→平尾台

粗粒斑れい岩/芦屋層群/カルスト地形

志賀島から見た福岡市街

 

平尾台 カレンフェルト

 

平尾台からは日田彦山線を俯瞰することができました。

台風の影響もあって風が強かった平尾台

もう少し霞んでいなかったら面白かったでしょうか。

*

 

【8月22日】

熊本県宇城市豊野町上郷→芦北

肥後変成帯片麻岩/変斑れい岩・珪長質片麻岩

福岡から熊本へ移動

2カ所の露頭を巡検、大移動の一日

*

 

【8月23日】

高千穂峡→阿蘇大観峯→江田船山古墳→福岡へ

阿蘇火砕流堆積物柱状節理/巨大カルデラ

 

高千穂峡

 

阿蘇大観峯

中心火口は残念ながら雲の中、それでも大迫力のカルデラ壁

*

 

【8月24日】

生の松原・元寇防塁→吉野ヶ里遺跡→ヤフオク!ドーム→油山

元寇防塁

 

生の松原付近から見えた筑肥線

標準レンズしか持ってこなかったことを後悔しましたが

遠くても目立つ白色の車体に助けられました。

 

吉野ヶ里遺跡 北内郭

 

この夜はヤフオク!ドームで野球観戦

ソフトバンクファンの先輩と、ライオンズファンの僕

ちょうどいいタイミングでライオンズ対ホークス戦!

残念ながら試合はライオンズが負けてしまいましたが

代打栗山をみることができて満足...!

 

野球観戦のあとは油山に登って夜景を...

九州巡検、最後の夜の思い出

*

 

【8月25日】

西鉄貝塚線→博多→松本

最終日は先輩と別れて単独行動

午前中に西鉄貝塚線を少し撮影し、帰路へ

 

貝塚駅を出てすぐの名島川橋梁

大正時代に架けられた橋がいい雰囲気を出しています。

 

一駅歩いて名島駅から終点新宮駅まで乗車

 

西鉄貝塚線は郊外の住宅街を走る鉄道

田んぼあり、住宅街あり

この路線を象徴するような一枚が切り取れたと思っています。

 

そして、俯瞰ができそうな高台を見つけたので登っていきました。

予想通り見えた貝塚線、奥には海も!

こちらも満足の一枚。

 

そして博多へ戻り、新幹線で名古屋へ

引退も近づいてきた700系のぞみでした。

*

 

1週間にわたる九州巡検

福岡、佐賀、熊本、宮崎

これまで行ったことのないところに

たくさん、たくさん行くことができました。

露頭を巡り、岩石をたたき

たくさんのことを知ることもできました。

連れて行ってくれた、そして実家に宿泊させてくれた先輩に感謝

本当にありがとうございました。