西武鉄道日記

西武沿線を離れて松本で生活中、だけど

伊豆箱根鉄道 イエローパラダイストレイン

2016-12-18 | 西武の譲渡車

12月10日~

2008年に西武鉄道101系を譲渡して運転されている伊豆箱根鉄道1300系の1編成を

車両登場時の黄色とベージュのカラーに変更して「イエローパラダイストレイン」として運転

そう、静岡の地で“ツートン”が復活しました。

2012年に101系が西武鉄道から引退して4年あまり

「今、あのころに戻って写真が撮れたらな...」

よく聞く鉄道ファンのこの文句が

なんと叶ってしまったのであります。

運行開始から1週間がたった17日に訪れることができました。

三島駅に着くなり黄色い電車がゆっくりと入線。

居合わせた子どもも「黄色いのが来た!」と声をあげ

いや、それ以上に僕の方が興奮していたのは間違いないでしょう。

ツートンが主流だった頃、101系の全盛期を知る術はなく

僕の記憶にあるのは“リバイバルカラー”の271Fや261F。

そういう意味で僕は今“リバイバル”の“リバイバル”を見ている感覚なのでありますが

そんなことは置いておき

いつの記憶であれこの顔に想い出があることに違いはありません。

そこにいるのは確かに101系でした。



この日はツートンの前を走る運用にもう1本の1300系が充当

いきなり101系同士の並びが見られました。

さてさて、右の電車に乗って先回りです。

 

快晴!

ということでこの日は一日中富士山がきれいに見えていました。

ギリギリの到着だったので同業の方が構図に入ってしまったのは仕方ありません。

想定通り、いやそれ以上のスタートが切れました。


上の折り返しまで韮山界隈で見送って、その後は大仁へやってきました。

ここの光線も想定通り。

大仁のシンボル、城山とともに。



大仁から伊豆長岡までツートンに乗車です。

車内には西武時代の写真がたくさん

1979年というと、新101系のデビュー年になりましょう。


さて、伊豆長岡で下車してちょっとした山登り。

田方平野を走るツートンを俯瞰します。


ふつうのアングルの写真はいくつかネットに上がっていたので

思い切って流し撮りで遊びました。

まるでプラレールのような3両編成。

背景のビニールハウスも、流してしまえばいいアクセントになった気がします。


約1時間ほど山の上で撮影し、下山

この日最大の狙いと言ってもいい富士山×ツートンを広角で狙います。


快晴、順光、明瞭な富士山

計算通りではあるのですが、ここまで条件がいいとミスが怖いもの

久々に緊張するシャッターでしたが、上手いこと切れました。

主題は電車の方なので富士山が小さいのは問題外。

大満足の一枚です。


折り返しが来るのは日没の頃

そろそろヘッドライト点きで来るだろうなと踏んで三島二日町へ。

予想通り、ライト点灯でやってきました。


ここまで“伊豆箱根鉄道を走る”ツートンを撮ってきたので

最後くらい西武線らしく撮ってみようかなと思い

雰囲気重視で撮影しました。

なんとなくこんな風景が多摩湖線にありそうな。


おそらく今回が2016年の旅納めになると思います。

富山に始まり夏は近江、そして伊豆箱根に終わる

今年もまた、地方に行っても西武を追いかけた1年でした。

伊豆箱のツートンに関してはまだまだ狙いたい写真はたくさん

関東から日帰りで行ける所でもあるので

また年が明けてから行ければと思います。



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2 コメント

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Unknown (高村)
2016-12-18 17:10:30
広角で撮った写真に関してですが、十分富士山が目立っていると思います。鉄道写真なのでそのくらいの大きさが丁度良いと思います。
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Unknown (KBTM)
2016-12-18 20:46:09
ご覧いただきありがとうございます。
この写真に関しては僕自身も納得の一枚でした。
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