西武鉄道日記

西武沿線を離れて松本で生活中、だけど

晩秋

2018-11-18 | アルピコ交通 上高地線

定期的にやってくる上高地線ロス。

松本での生活においては上高地線よりJRの方が身近な存在。

乗るのも撮るのもJRが多くなっているのですが

それでも私鉄沿線のほうが、なんだか居心地がいいのです。

西武線という私鉄沿線で育ったことも大いに関係しているのでしょう。

まだまだ知らない上高地線沿線、

今回は下島駅で降りてみます。

 

下島駅といえばパッと思いつくのがこの歩道橋。

歩道橋の上から撮影してみようかな、とも思いましたが今回はパス。

お隣の波田駅に向かって歩いてみることにします。

 

道の途中、たくさんのすいかが転がっている畑を発見。

そういえば波田のすいかが美味しくて有名だというお話を聞いたことがあります。

今年はシーズンを過ぎてしまいましたので

来年にでも、食べてみたいものです。

 

下島・波田界隈は宅地化も進んでいるようで、

新築の家や建築中の建物がたくさん。

頻繁に現われるリンゴの農園を横目に歩いていたら、

いつの間にか波田駅に着いてしまいました。

 

 

波田駅から渕東駅の方へ線路沿いに歩いていると、

時刻表にない時間に電車がやってきました。

どうやら終点の新島々に留置していた車両の交換を行った模様。

上高地線で回送を見るのは初めてでした。

 

 

秋から冬へと移り変わる

ちょうどその雰囲気を写真にできたら、

そんな思いから。

東京より一足も二足も早く紅葉は終わり

季節は冬に変わっていくようです。

 

ちなみに今日の記事のタイトルはこの日の記事と対になっています。

秋のはじまりを感じてから早2ヶ月、

あまり秋らしい写真を残すことはできないまま

終わり行く、秋。

 

日没が近づいた頃、再び波田駅界隈に戻ってきました。

長野県のスーパー「デリシア」と、民家と、上高地線と。

 

 

以上2枚、波田駅前にて。

夕暮れの波田駅前の風景が、

小さい頃、家族とはじめて行った伊豆箱根鉄道の大仁駅前の光景と

なぜだか重なりました。

上手く言葉にならないものの、

心の中で遠い家族旅行の記憶を呼び起こしながら

 

あっという間に暗くなり、夜。

昨日、J1への昇格を決めた松本山雅のヘッドマークを誇らしげに。

 

寒くなってきたので、そろそろ撮影も切り上げることにします。

 

せっかくのフリー切符だったので、新島々まで行って折り返し。

今月15日で上高地は冬季閉鎖に入り

観光客も一段と減ってしまいました。

晩秋の日曜午後、ささやかな楽しみもこれで終わり。

冬は、地元の人や学生を運ぶ上高地線の姿を撮影できたら、

とそんな風にぼんやりと考えております。


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