ピアソラへの敬意込めて
毎年恒例のジャズ・フェスティバル「東京JAZZ」が、9月2日から4日まで有楽町の東京国際フォーラムで開催される。
今年は「スーパー・ギター・セッション」として、リー・リトナーとマイク・スターン、布袋(ほてい)寅泰(ともやす)らが共演。セルジオ・メンデス、上原ひろみ、カウント・ベイシー・オーケストラと豪華な顔ぶれがそろう。
映画音楽やクラシックの楽曲を集めた新作アルバム「ライムライト」(EMI)も出した、ジャズ・バイオリニストの寺井尚子=写真=は5回目の出演。最初は2002年で、大物ハービー・ハンコックとの共演が話題を呼んだ。初日に自身のバンドで出演、その演奏に感銘を受けたハービーから突然、翌日のステージへの誘いを受けた。「感じるままに弾いてほしいと言われました。すごくスリリングでした。自分の音楽人生においてかけがえのない経験でした」と振り返る。
寺井は今回、アコーディオン、バンドネオンのリシャール・ガリアーノとの「ザ・ピアソラ・プロジェクト」として舞台に立つ。イタリアのオーケストラ・カメラータ・ドゥカーレも共演。作曲家アストル・ピアソラへの敬意を込めたステージになりそうだ。(電)03・5777・8600。
(2011年8月11日
読売新聞)
関連ニュース
・
「神世界」教主、詐欺指示か 幹部が定期的に会合
・
「米、長期の低成長シナリオ視野 「1937年の再来」も」:イザ!
・
「東証の新キャラクターは「かば子」」:イザ!
・
ヴィクトリアシークレット ブランド品 通販