潘基文(パン・ギムン)・国連事務総長は1日、ニューヨークの国連本部で日本メディア向け記者会見を開き、8月7~9日に訪日すると発表した。福島県を訪れて東日本大震災の被災者と交流する予定で、「国連は日本とともにあるという『きずな』を分かち合いたい」と述べた。
国連幹部によると、潘氏は東日本大震災の発生直後から被災地訪問を希望していたが、救援活動や復興の妨げになる可能性を考慮し、日本側と相談して日程を決めたという。7日夕に福島県に入り、津波被害に遭った相馬港を視察したり、「あづま総合運動公園」(福島市)の避難所を訪問したりする予定だ。
潘氏は日本訪問で、国際社会からの連帯の表明に加え、「自然災害時のリスクを減らす方法について、日本が学んだことから教訓を得たい」と述べた。国際社会の今後の貢献についても話し合うという。
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