東日本大震災から9日ぶりに祖母とともに救出された宮城県石巻市門脇町、私立高校1年阿部任(じん)さん(16)の父、明さん(57)が3日、市役所で記者会見し、2人とも退院して順調に回復していることを明らかにした。
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任さんは今月1日、祖母の寿美(すみ)さん(80)は3月24日、石巻赤十字病院を退院した。任さんは左足がはれているため松葉づえを使っているが、2人とも健康状態は良好で、任さんの母親の実家で静養中。
任さんは「そのうち必ず助かると思っていた。(今後は)早く普段の高校生活に戻りたい」と話しているという。
明さんは「本当に生きていてくれてよかった。奇跡はあるなと実感し、ほっとしている」と改めて喜びをかみしめた。
(2011年4月3日17時44分
読売新聞)
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