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自分の自分による自分のためのブログ。
だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

『神様、もう少しだけ』みたいな関係性を思い出してしまう『ファイトソング』(第1話)

2022年01月11日 23時52分08秒 | ドラマ

【個人的な評価】
2022年冬ドラマで面白かった順位(第1話):2/3
 ストーリー:★★★☆☆
キャラクター:★★★☆☆
    映像:★★★☆☆
    音楽:★★★☆☆

【ジャンル】
ラブストーリー

【元になった出来事や原作・過去作など】
なし

【あらすじ】
空手の日本代表を目指すも、
突然遭った交通事故によってその夢を絶たれてしまった木皿花枝(清原果耶)。
すべてを失い、
人生どん底・・・無気力でぐだぐだした毎日を送っていたが、
幼馴染の夏川慎吾(菊池風磨)が経営するハウスクリーニングで
バイトとして働くことに。

そんなある日、
かつて1曲だけヒットを出したが、
今や落ちぶれたミュージシャン・芦田春樹(間宮祥太朗)の家に
客先として訪問することになる。
芦田は事務所から、
残り2ヶ月でヒット曲を出さなければクビだと宣告され、
窮地に立たされていた。

今まで空手一筋で恋もしたことがなかった花枝と、
「人の心が分からないから良い曲が書けない」
と追い込まれている芦田。
そんな崖っぷちの2人がひょんなことから出会いを果たし…。

【感想】
芦田の「今や落ちぶれミュージシャン」という設定。
ヒロインが若い女の子。
この時点で『神様、もう少しだけ』を彷彿とさせる(笑)
まあ、あそこまで時事性はなさそうだけど。

ここから、若者たちの三角関係が
いろいろあるんだろうなとは思うものの、
今日は導入でしかないので、
ほとんど動きがなく(笑)

ただ、第1話時点でわかった重要なこと。
それは、「ヒロインの耳が聞こえなくなるかもしれない」ということ。

歌が主軸になっている話だけあって、
耳が聞こえなくなる展開になるとしたら、
涙を誘うことを期待させるけど、
果たしてどうなるか。


クリント・バートンのけじめと、ケイト・ビショップの未来、まさかのキャラクター参戦に興奮する『ホークアイ』

2022年01月11日 20時54分46秒 | ドラマ

【個人的な評価】
 ストーリー:★★★★★
キャラクター:★★★★★★★★★★
    映像:★★★★★
    音楽:★★★★★

【ジャンル】
マーベル
スーパーヒーロー
アクション
アベンジャーズ

【あらすじ】
『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)の壮絶な戦いの後、
人類を救ったものの、
大事な親友であるブラック・ウィドウ(スカーレット・ヨハンソン)を始め、
仲間を失ったホークアイ(ジェレミー・レナー)。

喪失感を抱えながらも、
ようやく平穏な日々を取り戻しつつあった彼の唯一の望みは、
アベンジャーズを辞めて
家族と一緒にクリスマスを穏やかに過ごすこと。

しかし、彼の秘めていた過去、
闇の世界の暗殺者”ローニン”の存在がきっかけとなり、
事件に巻き込まれていく。

一方、幼い頃からホークアイに憧れてヒーローを目指し、
弓の達人となった22歳のケイト・ビショップ(ヘイリー・スタインフェルド)。
ホークアイはある事件をきっかけにケイトと出会い、
半ば巻き込まれるような形で
事件の渦中にあるケイトに協力することとなり、
やがて強大な敵に2人で立ち向かっていく。

【感想】
昨年は映画を観まくってたこともあり、
唯一、年内に鑑賞しきれなかった作品(笑)

よかった。。。
これまであまりフォーカスされて来なかったホークアイに、
ここまでのドラマが展開されるなんて。。。

◆ホークアイの大きな前進

今回のドラマはホークアイの過去が大きく関わっていた。
それが、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)
のときに暗躍していた“ローニン”。
そのときの衣装と刀が闇オークションに出されていたことから、
またもや戦いに身を投じるハメに。

今は家族との時間を大事にするようになったホークアイ。
そんな彼がケイトとの出会いを通じて、
それまで目を背けていた現実と向き合い、
後身の育成をしてきたのは、
大きな歩みだった。

このドラマには、
ナターシャの妹であるエレーナ(フローレンス・ピュー)も登場。
実は、彼女もサノスの指パッチンで消えていたことが
この作品で明らかになるんだけど、
消えた人が5年経って復活するのは、
彼女らにとっては5秒ほどの出来事だったというのも、
本作で初めてわかる。

エレーナはホークアイの暗殺依頼を受けると同時に、
ナターシャが死んだのはホークアイのせいという復讐心もあって、
彼の元にやって来る。
でも、それがきっかけで、
彼がナターシャの死についてけじめをつけられたのも、
きちんとピリオドを打てた感じがしてスッキリできた。
そこらへん、ブラック・ウィドウの後日譚のようでもあったな。

◆ケイト・ビショップの爽快感

ケイトは幼い頃、『アベンジャーズ』(2012)で、
チタウリたちが攻めてきたときに、
超人でも何でもないホークアイが戦う姿を見て、
彼に憧れた。

もともとあらゆる武術に精通している彼女だけど、
慎重に事を進めるホークアイと違い、
大胆な行動で彼を振り回す姿に、
若さとバイタリティからくる爽快感を感じられたのがよかった。
戦闘能力もホークアイに引けを取らず、
最終話の大乱闘のシーンでの活躍はかっこよかった!
弓がメインだけど、
様々な機能のついた“トリック・アロー”を駆使することで、
ド派手なバトルに仕上がってるのも興奮!

◆またまた世界が広がるキャラクターの登場

今回の黒幕はかの有名なヴィラン。
原作コミックを読んでいなくても、
『Marvel's Spider-Man』のゲームで遊んだ人はわかるかと!
スパイダーマンを苦しめたアイツなのだ。
どうやらデアデビルにも関わっているそうな。

さらに、ホークアイの暗殺を指示したのはその黒幕なんだけど、
『ブラック・ウィドウ』(2021)で
エレーナにホークアイの写真を見せたのは、
ヴァル(ジュリア・ルイス=ドレイファス)。
ということは、この両者は繋がっている?!

そして、ホークアイの妻に関する設定。。。
無限に広がる世界観に期待と興奮しかない!

◆そんなわけで

ホークアイにまつわる様々な"しこり"を解消した本作。
予想外に深い人間ドラマがとても楽しめた。
最終話では、『ロジャース・ザ・ミュージカル』
のロングバージョンも観れるので、
ぜひ鑑賞してみて欲しい!



主人公が淡々と正論をぶちかましてくるのが面白い『ミステリと言う勿れ』(第1話)

2022年01月11日 00時17分33秒 | ドラマ

【個人的な評価】
2022年冬ドラマで面白かった順位(第1話):1/2👑
 ストーリー:★★★★☆
キャラクター:★★★★☆
    映像:★★★☆☆
    音楽:★★★★☆

【ジャンル】
ミステリー
推理ドラマ

【元になった出来事や原作・過去作など】
・漫画
 田村由美『ミステリと言う勿れ』(2016-)

【あらすじ】
秋も深まるとある日、
自宅で大好物のカレー作りをしている
大学生・久能整(菅田将暉)の元に刑事がやってきた。
近所の公園で殺人事件があり、
遺体で発見されたのは整の大学の同級生だという。
どうやら警察は整に疑いの目を向けているようで、
任意同行を求められてしまう。

取り調べ室で事情聴取が行われるが、
話が脱線しがちな上、
警察の矛盾点をズバズバと突いてくる、
一筋縄ではいかない整に刑事たちは振り回される。
中には妻との不仲について悩んでいることを整に言い当てられ、
悩み相談をしてしまう者までいる始末。

しかし、事件の捜査上でついに、
整の指紋が付いた凶器が発見されてしまうのだが…。

【感想】
これは面白い!
木曜日の『ゴシップ』に近い流れではある。
事件があって、捜査して、
真相を知って涙ちょちょ切れる的な。
でも、主人公である整のキャラクターが魅力的だから、
それだけでより一層面白く感じる。

とにかく淡々と正論をぶつけてくるのよ。
ただ、同時に物事の視野を広く持つことの
大切さも教えてくれるのがよくて。
人は何かと"決めつけて"考えがちだけど、
確定情報がない以上、
あらゆる可能性が考えられることを彼はしれっと言う。

今日だって、
被害者の自宅から、
イニシャルと金額が書かれたメモが見つかった。
「誰に金を貸したか」とも捉えられるし、
「誰にカツアゲされたか」とも捉えられる。
そういうことを、警察でも何でもないただの大学生が淡々と言い放つ。
集中して聞いちゃうんだよね、
彼の言葉。
「そういう考え方も確かにあるな」って。
それに翻弄されてしまう警察もどうかとは思うけど、
結果、事件解決に繋がっている。
その爽快感がよかった。

あと、BGMがクラシック音楽ばかりなのも、
耳障りがいい(笑)

原作漫画は読んでないけど、
久しぶりにハマれそうな月9。