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平和教育

2010-09-08 | Weblog

長崎へ行って、子どもたちの平和への想いの深さを感じた。
うどぃの子どもたちの熱心な舞台。それに大きく応えてくれた長崎のこどもたち。
うどぃのBlogで、その篤さに触れつい涙腺がゆるんでしまう。

http://kijimuna.exblog.jp/


 長崎公演の後、長崎平和資料館で見せられた戦中の学校で行われた「竹やり訓練」の写真。教育の現場で、国のために人を殺すことを目的とした教育が行われてきたこと、それがその時代にとって正義であり、あたりまえだった。
 ある戦いの中、被弾した戦闘機の乗組員は、脱出することなく、兵器の一つになり
敵艦にぶつかっていった。それを英雄視して美談に仕立て上げ子どもたちを教育していった軍部、マスコミ、教育界。それは、いつか青年を特攻という名の消費される兵器の一つとして組み込み、日本軍の正式な戦法、作戦として採用していった。
「愛する国を守るため」死を覚悟して戦地で若い命を散らした多くの青年兵達もこの子達と変わらない。
 子どもたちのまっすぐさ、純真さを、その時代の正義と教えた教育。
数年前社会を大きく騒がせた新興宗教もあやまった教えを教え込んだ結果なのだろう。年頃の子ども達のひたむきさは、一歩あやまれば大きな問題にもつながる。身近に対応する大人の少しの言葉のあやまりが、方向転換を引き起こす事もあるだろう。

この子たちの純真さ、まっすぐさは、この子達の宝物でなくてはならない。
一人一人が、美しく力強く輝く教育でなくては、ならない。
それを学んだ長崎への旅だったと思う。