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明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

考えるヒント(23)少子化問題のアプローチ

2023-02-07 18:43:51 | 今日の話題

1、少子化問題と女性の社会進出のジレンマ

学者や統計専門家や有識者が女性の社会進出の必要性を叫んで早「ん十年」経つ。その成果は徐々に増え続けて、日本の今の繁栄は実は「女性が支えている」と言われるまでに大きくなっているのだ。いや、むしろ女性の力は社会の発展に「無くてはならない強力なパートナー的存在」である。ところが社会の発展の基礎の基礎とも言うべき「育児の重責」はどうかというと、相も変わらず「これは女性の役目」という古めかしい意識が、人々の間に根深い(特に昭和世代)。それで世間からは「社会進出」を大いに期待されているのにも関わらず、実際は出産・育児という重労働を背負わされているという「二重の負担」に苦しんでいるというのが実情なのである。私はこの問題を解決しなければ、少子化問題の解決は無いと思う。如何にして育児の負担を軽減するか、または安心して育児に専念出来るか。あるいはその両方をどうやって実現するのか、それが我々に与えられた「課題」である。

逆に言えば今まで女性は、24時間子育てに集中する事が当たり前に出来ていた。それが今では男性と同じに「社会的な負担」を強いられていて尚且つ、出産・育児という負担も「同時に引き受け」なければならないのである。これでは、女性の自由な社会進出は、まだまだ遠いと言わざるを得ない。男性には分からないことであるが、子供を作るということは実は「想像を遥かに超えた」大変な事なんだと思う(私は男なので分からないが)。これは女性が全力で取り組んで、初めて成し遂げられる事だとも言えるんじゃないか。つまり、出産・育児と社会進出は両立出来ない「かも」知れないのだ。そこで社会進出という「女性の権利の尊重」が、実は思わぬところで「少子化の一因」となって跳ね返って来たわけである(勿論、少子化の原因はそれだけではないが)。

この、人類始まって以来の難題を前にして、果たして政治家は女性に「日本の運命を託す覚悟」があるのかどうか?、が問われているのだ(大げさではない)。

問題ははっきりした。問題は「個人の負担」という面で、女性は男性よりも遥かに多くの負担を強いられている、という事実である。まず考えらる事としては、女性側に一方的に負担させるものとして、1出産の身体的負担、2その期間の経済的負担、3自身のキャリアの将来的負担、などが挙げられる。また、生まれた子供の保護者としての責任や教育の負担もある。昔はこれらの負担のうち「出産養育に関する身体的負担」以外は、すべて男性が負担することで女性の負担を最小限にする「社会的仕組み」が出来ていたのである(女王バチと働きバチの関係)。動物界ではメスの方がオスより存在感が高い場合が多いというのもある意味納得である。だが自然界の摂理はメスを「卵を産む機械」とは、ついぞ考えたこともなかった筈である・・・少なくとも、人間というモンスターが世に出て来るまでは。

多分、人間が外敵と戦いながら競争に打ち勝って生き延びていくためには、そして子孫を繫栄させる目的の為には男性だけの力では足りなくて、必ず女性の力を必要としたのは歴然たる事実である。今まで有史以来ずっと男女は協力しあって人類の未来に向かって成長してきた。ようやく「人類の春」を謳歌出来て来たのはつい最近の事である。もはやこの地球上には、人類を脅かすような敵は「存在しない」。いまこそこの地球環境と人類は仲良く共存して、末永く平和裏に楽しく穏やかに暮らして行くべきなのだ。それが「SDG’s」ということである。だから人類の為に共に戦ってきた仲間同士である女性も、その豊楽の果実を「味わう権利」があるのではないか?。今の人類の繁栄は、独り男性だけが成し遂げたものでは無い、というのが「平等公平の理屈」である。だから女性もやりたい事をやる権利がある・・・というのが女性側の主張だ。これには返す言葉も見当たらない。

果たして大自然は、この女性の復権をどう解決するか?。男性の「働きバチ化」となるのか?、または女性の「ニワトリ化」となるのか?、あるいは男女協同社会の実現となるのか?、ここが考えどころである。

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何れにしても今国民一人ひとりが問われている事は、あなたの仕事を誰か別の女性に代わってもらう「覚悟」があるのかどうか?、である。別に男じゃなくても「女で十分」出来る仕事って、実は一杯あるのだ。そのことを貴方自身が「じっくり」と考えてみようではありませんか?。

もし女性に代わったとして「不都合が無い」のであれば、その時は「個人の能力」が問われることになる。以前、大学入試で女性の方が点数が低く操作されていたことがあった。これなぞは考え方の最初の取っ掛かりに「仕事には男性が優位」という固定観念があったからに他ならない。しかし女性の社会進出が目覚ましくなってきたことで「出産育児の負担を軽減」し、その代わりに女性本来の高い能力を社会でも十二分に活用していこう、という「生き残り戦略」の転換の時代になってきたのである。日本も女性の持つ力を成長の現場に投入しなければ「生き残れない」のだ。日本は30年間デフレに悩まされてズルズルと沈没してきたが、もしかしてこれは女性を活用してこなかった「ツケ」だったのではないか?。そう思われるほど、日本の凋落は明確だ。

実は女性の社会進出は、ここ30年の「世界的な流れ」である。

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さてこの問題についての岸田首相の反応だが、ニュースによれば「全国ヒアリング」なんかやったりして、国民へのパフォーマンスには一生懸命だが「異次元の少子化対策」というのは果たしてどういう対策なのか、そろそろ発表しても良い時期てはないだろうか(そういうのが有れば、だが)。

この少子化については、「負担の軽減」をどうするか?という視点で別途書いてみたいと考えています。これは一部の政治家が安易に発言するような、ただ「金をバラ撒けばいい」という話では無いことを今回は指摘しておきたい。ブログでは上に挙げた「負担それぞれ」について、「個別」に考えてみたいと思います。

2、私のこだわりの逸品アイテム

それはエリエールのティッシュペーパー「贅沢保湿」です。保湿成分が入っているので、しっとり柔らかな手触りが楽しめます。私はこれを常時6箱は備えておくほど気に入ってます。他にも保湿成分が入っているメーカーもあるのですが、まあ最初に出会ったのがこの製品なので、それ以来これ一本で使ってます。余程他の製品が新しい機能でも入れてこない限り、一生この製品を使うつもり。何より、どんなに鼻をかんでも「ガビガビ」になることはありません。私は花粉症なので一日で一箱使うこともありますが、その時でも鼻は「ツルツルやわやわ」のままです。この絶対の信頼が心の支えです。

3、最近のお気に入りラジオ

① 高田文夫のラジオビバリー昼ズ(ラジオ月曜日TBS)
以前から高田先生と呼ばれていて、放送人界隈やお笑い界では「重鎮」という地位を確立している高田文夫だが、実際ラジオを聞いてみるとこれが実に「気持ち良く笑える」からもう驚きである。何が面白いかって言うと、中身はそれ程でもないのに「場の雰囲気を作る」のが抜群に優れていて、これはもう殿堂入りの芸だ、という位見事に乗せられて笑ってしまうのだ。また、月曜日の相方の松本明子がケラケラ笑いで合いの手を入れるのが上手過ぎて、最初から最後まで「ノンストップのマシンガントークが炸裂する」稀有の番組となっている。私と同年代にして「類まれな経験と回転の速さ」、それと言葉の魔術師とも言えるべき次々と繰り出す「単語の妙」と相俟って、高田文夫の話芸は「見事の一言」と言っても過言ではない。

私は既に「月曜日が唯一の楽しみ」状態になっているが、いま一番面白いパーソナリティの一人だと断言して良い。是非お聞きください!

② 山根良顕のおとなりさん(ラジオ土曜日文化放送)
アンガールズでテレビの人気者になったのは大分昔の事。その後、田中の方は順調に出続けて最近はお笑い界のリーダー的役割もこなし、今月結婚も報じられるという順風満帆の勢いである。一方、山根の方は鳴かず飛ばずかと思っていたら実は、ラジオで番組をやっていた!。これも相方のアナウンサー「坂口愛美」がコロコロと笑う「愛されキャラ」で番組を大いに盛り上げている(トーク番組は相方が如何に大事かと言う見本)。まあたいして中身は無い番組だが、私は楽しく聞いている。

最近の好みはこの「楽しく」というキーワードが特徴で、全ての事柄について「ありのままに受けいれる気持ち」が付いてきたなと感じている。人間としての成長なのかそれとも「単なる老化」なのか、それは難しいところだがまあ不問に付して楽しく生きてみたいというのか現在の心境てある。他人の評価は気にしない年齢になって来たということか。ちょっと遅い気もするが「惑わず」というところです。

4、顔認証システムは何処まで正確か?
 
最近マイナンバーカードでも顔認証をするようになった。私が試しにやってみた結果、どうしても上手く認証してくれなかったので「イマイチ使えない」システムだなと思っているが、これは政府のやり方がマズイのかも。一般的には指紋よりも正確だという雰囲気だが、本当はどうなんだろう?。そこで「一卵性双子で認証実験」をやる、というのはどうだろう。世の中には自分とよく似た人が「3人はいる」という。

私も昔、赤の他人と間違えられたことがあって閉口した。その人は新橋駅の改札口で50cmの至近距離から私の顔をまじまじと見ながら、「〇〇さんじゃないんですか?」と何回も確かめた上、私が「違います!」とはっきり言ったにも関わらず、どうしても信じられないという風に何度も振り返り、仕方なく首を振り振り去っていったのである(オーマイガッ!)。多分、今でもその時会ったのは私ではなく「間違えた人間の方」だと信じているに違いない。それくらい、「似ている人」というのは世の中にはいるもんである。

やはりアプリを採用するなら「一卵性双生児で確認済み」という、確たる保証が明記された認証方式でなければ信用はできないね。



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