明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

ゴルフ絶対上手くなってやるぅ(12)コロナ禍でしばらく振りに打ったら、すべて一から出直しだった

2021-09-07 18:39:45 | スポーツ・ゴルフ

そうは言っても、スイングの基本は変わってない筈。一度自転車に乗れたら一生その記憶は残っているっていうじゃないか。元に戻ってしまったのは、全体的にスムーズな動き・リズムをど忘れしているだけだ、と分析した(既に自信を失っている!)。気を取り直して今年最初の本ちゃんゴルフ、29日の取手桜ヶ丘に向けてまずは基本に忠実におさらいをしておこう!・・・体をほぐしながら徐々に本調子に持っていけば、きっと元の輝きを取り戻せるに違いない・・・というのが私の考えです。そのためのポイントを、いくつか挙げてみよう(大丈夫か?)。

1、インパクトでは「腰」は絶対回しておく

何と言ってもスイングの基本は「腰の開き」にあると考えている。何はなくとも腰はオープン、というのが私の再確認したポイントだ。腰が回っていないと手打ちになって、打球がバラつきシャンクやチーピンが止まらなくなる。その逆に、腰を開いてさえいれば前傾姿勢だのインサイドアタックだの振り出し方向だのと、すべてが正しい形にコントロール出来るのである。まず腰を開くことから見直していこう。スイング作りはそれからである(言うねぇ)。

2、バックスイングからインパクトのイメージを持つ

最近思っていることだが、バックスイングからの「一連の動き」でインパクト動作が始まっている、というのが重要だと感じている。この意識を常に頭に入れておくこと。そうすれば、トップに上がるまでに下半身を動かせる。「下半身を動かせるかどうか」がバックスイングを上手く上げるコツなのだ。その上で、バックスイングの方向を「右上」に捻るのが大事である。どうしても身体が固いので、捻る方向が「身体が起き上がって」しまい、実際には「右後ろ」に捻っている場合があるので気をつけようと思う。実際のバックスイングでは・・・

a. 顔を下に向け、クラブに勢いをつけて上げる
b. 身体を左に傾け「左はんみの体勢」になって、左右の足をグッと踏ん張る
c. このとき右のお尻に張りを感じ、左足が屈曲して、左手が惰性で自然と伸びていること

以上である。バックスイングはある程度「勢い良く」上げなければ上手くいかない。私はバックスイングは、クラブを上げるのではなく、身体の重心を「移動させる」のが目的だと思っている。重心が動き始めることでクラブに勢いが付く感じだ。そのためには「身体をしっかり捻転させること」が重要になる。確かに老人には捻るのは結構キツイが、ゴルフをやる以上はとにかく練習して動かすことだと考えている。バックスイングは、あくまで重いものを放り投げるために「大きく後ろに振り上げる」イメージが大事だ。弓を引き絞るように、静止して「ギリギリっ」と絞り上げるのは、動きが止まるので良くないだろうと思う。バックスイングは、思いっきり強くインパクトするための「助走の一部」だと考えること。トップで止まってから「よいしょ」と下ろすと、必ず失敗する。

3、ダウンスイングはインサイドアタックが必須

スイングは一瞬で終わるのだから、バックスイング・ダウンスイング・インパクトなどと分けて考えることは、そもそもスイングを作る上では余り良いとは言えないと思う。しかし途中の動きのポイントは、しっかり頭に入れて反復練習することは効果的だ。前述のバックスイングが出来れば、放っておいても自然とクラブは下りてくる。そこでクラブを正しい軌道で、インサイドから下ろしてくるコツはと言うと・・・

a. バックスイングでトップにあがる直前
b. 左に体重を移すと同時に右足をちょっと浮かせる
c. 左のお尻を突き出して体重を乗せ
d. お腹を引っ込め「ウッ」という感じでかがみ込み

e. 右膝を左に寄せながら
f. 胸が右を向いたまま我慢して
g.  右手を曲げたまま水平位置まで振り下ろす

以上で、インパクトの前段階は完成だと思う。なお、「しゃがみ込み」で地面反力が使えた結果、更に「インパクトが威力を増す」というのが最近の流行だ(これは内藤雄二の教えだった、と思う)。

注意点は、「 a 」の時点で「左腕に勢いが残っていて伸び続けている」こと。こうすることで、ダウンスイングの時に「グリップ先端」から引き下ろせる。こうすることで、自然とクラブに「タメ」が出来る筈である。更には、ダウンを通してあくまで顔は下を向いていること。左肩はまだ元の位置のまま、グリップを「水平位置」まで下ろしてこれれば、上出来である。勿論、右手首は「シャット」になっているのは言うまでもない。なお、スイングを確実なものにするためには、毎回黙っていてもこの形になるように、繰り返しチェックして身体で覚えることが大事だと思う。ここまで上手くできると、ほぼスイングは8割方完成である(これが出来るまでが遠いんだけどね)。

後は実戦で微調整するだけである。最後に、その時に気をつけるポイントをご紹介したい。

4、上から打ち込む
インパクトでボールを右側面から見て当てるのは「セオリー」だが、そのまま振ってしまうとクラブは「下から」入りやすくなって、ダフってしまう。クラブ軌道は「上からダウンブロー」に入れないと、正しいインパクトにはならない(これは間違いない)。そのためには、シャフトを「垂らして振る」ことが必要である(ちゃゴル理論)。簡単に言えば、少なくともクラブ軌道は「グリップよりシャフトを下げて」スイングすること。つまり、上から打ち込んで尚且つグリップの下側で振るためには、インパクト時にグリップをボールよりも「左側に持って行く」ことが大事と思う。これ、非常に重要なポイントだから、十分理解して「やってみる」と良いと思う。

5、グリップの高さを保つ
その時、グリップを低く手前に下ろしすぎるとダフってしまうので、目線で、グリップがボールと一直線になるように「高い位置」を保つと上手くインパクト出来るようだ(これは私の感覚である)。この方法で「難しいウッド」が上手く当たるようになった!

6、インパクトで右足を蹴る
これは「おまけ」だが、腰の回転不足を補う意味で、インパクトで左足を伸ばしながら「右足を蹴る」とスイングスピードが早くなると思う(練習の最初は、余りやらない方がいいと思うが)。

7、グリッププレッシャーを強く
ここまで書いてきて一段落し、テレビをつけたら内藤雄士が「マキロイはグリップを90%の力で握ってる」という、衝撃の発言が目に飛び込んできた!。PGAの選手の平均でも70%はあるのだと言う・・・ホントかあ?。それじゃ今まで、小鳥を両手で握るくらいの柔らかさで、って頭に刷り込まれていた、例の「ゴルフ初心者が耳にタコ」が出来るほどうるさく言われた常識というのは、「真っ赤なウソ」だったってこと?、と新たな悩みが出てきた。まあPGAの選手がやっていることだから、ここは素直に言うことを聞くことにしよう。もしかしたら最初っから強く握るのではなく、ソフトに握っておいてインパクトの瞬間に70%に「握りを強くする」のかも知れないが、そこはちょっと曖昧である。が、まあ良いだろう。何だかゴルフの常識ってやつは、無闇に信じるのではなく「一つのやり方」として聞いておくのが安全のようだ。デシャンボーにしろキャメロン・チャンプにしろ、今までの常識を覆す選手が続々と現れているのだから無理もない。常識にとらわれず、こ子は YouTube を見て「勉強する」のが一番良いということになるかも。話は変わるが、「グリップの形」は大事だと思う。

8、大きくフィニッシュ
最後にひとつ。今までは打って終わりだったが、これから少し「フィニッシュ」をキチンと取るように、練習の時に気をつけて決めてみようと思った。バックスイングからフィニッシュまでを、一つのスイングとして「流れ」を作っておきたい。これは見てくれをカッコよくしたいという「見せ掛けシングル」のネジ曲がった根性からではなく、フィニッシュが決まればスイングも決まるという、理論に基づく練習の一環である。途中で止まってしまう私のスイングは、やはりどこかで「無理な動き」が入っているのではないかと思う。ゆっくりスイングすることで「下半身と手首の動き」を再確認しながら、地道な練習を続けていくことである。

以上、理想のゴルフスイングを手に入れるための「私の試行錯誤記録」、でした。


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