明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

ゴルフの気付き③

2019-01-27 22:56:00 | スポーツ・ゴルフ
今日は練習場に行く前に課題を持って結果を検証することにした。ただ闇雲に打つばかりでは同じことの繰り返しになってしまう。そこで少し課題を明確にして練習してみた。

練習の課題1 バックスイングを考える

気付き①:左腕をアドレスのままの形を維持して上げていく。途中まで左腕を意識して上げていくが、上げる方向は「ほぼアウトサイド」である。そのまま形を崩さずに上げていくと途中で苦しくなるので、そこから「切り返し動作」に移行するようにしたら上手く行った。ポイントは「なめらかに動き続ける」ことで、バックスイングの始動から「ずっと力を入れ続けてピーク時間を長く保つ」ことである。インパクトだけ急に力を入れるやり方ではその前に途中で力が抜けてしまい、インパクトが弱くなって上手く行かなかった。スイングは、ずっと負荷を掛けておくのがいい。

気付き②:切り返し動作は一瞬ではなく、「上昇しながら左手首を折る」ようにしてクラブを寝かせ、トップからは「右手の人差し指の付け根で支える」感じでゆるやかにダウンスイングに入る、という一連の動作と考えるようにしたら上手くいった。バックスイングのポイントは左脇が開かないようにすることだが、いつまでもそれにこだわっていると切り返しのタイミングが遅れてしまう。だいたい真ん中辺に上がってきたら「切り返す動作」に入るくらいで丁度いい。それまでクラブの上昇に合わせて顔も動かしていたが、左へ沈み込むことをキッカケにして「顔を元に戻す」のがいいみたいだ。クラブが上がった後ダウンスイングに切り替わると、自然とインサイドの位置にクラブが下りてくるので、クラブヘッドはループを描くのが正しい(しかし意識するとおかしくなるので自然に)。ただ、これは意識しないほうがいいようだ。

気付き③:バックスイングでは「なるべく遠くに上げ、ダウンスイングでも(右のほうへ)遠くに振り下ろす」と左肩がしっかり伸び、左腕が固くなってインパクトが強くなり、飛距離もUPするようである。出来るだけ遠くにあげるのがバックスイングの基本だが、振り下ろすのも直線的にボールに行くのではなく、出来るだけ遠くに下ろすのが良い。

練習の課題2 インパクトをぶ厚くダウンブローに当てたい

気付き④:胸はインパクトまでずっと右を向いたままにしておく。インパクトでは正面よりやや右を向いて当たることになるが、それでドローになる。ここで正面まで回ってしまうとハンドファーストにならず、おまけに「引っ掛け」も出やすくなるので要注意。そのためには「左腰を余り回しすぎない」こと。クラブはあくまで「左側に置き」、左肩・左腕・クラブのグリップの位置は胸に対して「直角」を維持。「タメ」ができていればハンドファーストに当たる。インパクトで右肩が下がって上半身が「右に倒れる」と、力がボールに伝わって上手く行く。胸は「前ではなく、下」に下ろすのが正解。

気付き⑤:なかなかハンドファーストで打てなかったが、原因はインパクトイメージの間違いだった。インパクトは両手を伸ばして当たるのではなく、左手をやや前方に伸ばしてサムダウンしながら手の平を空に向け、右手も同じくサムダウンしながら手のひらを地面に向ける形にして「右手を曲げ、右肩を下げる」ことでハンドファーストになる。これをダウンスイングの「9時」の時点で始める。そうしないと間に合わないからだ。最初ヘッドはクローズだが、トップでクラブが寝て(倒れて)ダウンに移り、9時の時点ではヘッドは開いている。それを「左手を回し右手を押し付ける」ことで、ヘッドを目標に向けハンドファーストでインパクトすることが可能になる。

気付き⑥:ボールを飛ばすには「インパクトで最大の力をだしてガツンと当てるのではなく」、腕を曲げて「インパクトのボールから受ける衝撃を右手で受け止め、さらに右腕を伸ばして押し返す」ことである。インパクトを一瞬のことと捉えるとコントロールは難しいが、「当たってから押し返すまでの一連の動作」と捉えると、長いインパクトが出来る。これはインパク卜エリアの先のターフをとることにも繋がり、ボールを運ぶという「コントロールされたインパクト」のイメージが出来てくる。ここで右腕の「曲げ」を作るには、上体を「右に倒す」ことが一番確実な方法である。上体を倒さないと右腕が伸びてしまい、ダウンブローに打つだけの余力が残らなくなってしまう。そうなると左手が甲側に折れて「左腕を引くチキンウイング」に成りやすい。これでは引掛けが出やすいのだ。

練習の課題3 前傾姿勢を保つ

気付き⑦:切り返しに入る時に沈み込んで力を溜め込み、インパクトに向けて左手をサムダウンする時に「伸び上がらないようにする」と前傾姿勢が保てる。そのためには「お尻を引く」のが一番よい。まず切り返しの沈み込みで右腰を「左脚の後ろへ回し」、ダウンで今度は左腰を後ろに引く。都合二回の引く動作で「腰が前に浮き出るのを防げる」。腰が前に出ると前傾姿勢が崩れ、右肩が前に出て「上体が左に流れ」てしまい、左を向いてインパクトすることになる。右肩は下げて正解だが「それは下に」落とすのであり、「決して前に」出してはいけない。目標に向かって左肩・ヘッド・右肩の順になっていなければハンドファーストには打てないのである。そのために前傾姿勢を保つことが「必須」になる。

気付き⑧:前傾姿勢を保ってスイングするとインパクトがダウンブローになり、飛距離が伸びる気がした。ヘッドの入りが下向きになってボールへのコンタクトが厚くなり「より強い当たり」が出るみたいである。最終的には、前傾姿勢とハンドファーストとダウンブローは「三点セット」にして覚えなければいけない。そのためには、上体を「右に倒す」ことが大事だ。これは意識して「何度も繰り返し練習しないと自分のものにはならない」ような気がする。これが出来るか出来ないかで、ゴルフが上達するかしないかが決まってしまう。

練習の課題4 フォローで左腕が伸びている

気付き⑨:レッスン書によくある「左腕をインパクトで止めて」右手が追い越していくイメージを持ちすぎると、結果として左腕が詰まって肘が引けてしまい上手く行かない。左手は伸ばしたままで「上体を縦回転」することが必要である。体の柔軟性が必要だが、運動と共にストレッチを十分行うことで無理なく「ひねる」ことが出来そうである。スイングが3時を過ぎたら体を起こしていいのではないか。フォローは余り考えなくてもいいと思う。何しろボールは「もう飛んでいっている」から・・・。しかし正しいスイングをすれば、正しいフィニッシュも取れる理屈である。ただ、練習場で時々見掛けるのだが、スイングがめちゃくちゃなのに「何とかフィニッシュだけ決めようとしている」人がいるのは面白い。ゴルフのスイングは「自分のこと」が一番分からないというが、こういう人こそ「ライザップのお試しレッスン」でも受ければいいのに。というか、私自身のスイングもどんな格好になっているやら、怪しいものだが・・・。今度、スマホで超スロー撮影が出来るアプリを見つけて撮ってみようかな。案外、ハンドファーストが出来てたりして、へへへ。

今日は寒い中、300球ほど打ち込んで「満足いく球が3球」ほどだった(ガックリ!)。まだまだ練習は始まったばかりのようである。

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