明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

552:山根前会長は弱い人間?

2018-08-08 14:28:43 | スポーツ・ゴルフ
日本ボクシング連盟の迷走がいよいよ極まったが、私は「新しく日本ボクシング協会(仮名)を別に設立、連盟会員でクリーンな人は新規に参加する」というのを提案したい。そして今のボクシング連盟は補助金停止で自然消滅、というのはどうでしょう?案外と名案だと思うけど。

今ある連盟をごちゃごちゃ改革するなんて面倒なことをするのじゃなく、普通の会社で言えばあっさり倒産させてしまったほうがスッキリするのではないだろうか。新規の協会は一から出直しだから、すべて「いいとこ取り」の組織にできる。世の中にはサッカーやバスケットで実績を上げている組織作りのプロもいるのだから、そういう人に任せても良いかもしれない。要は「過去のしがらみ」を断ち切って、業者や外部団体など不透明な関係・癒着をすべて排除し、公正な組織にすることである。

前会長の山根明というのは見るからにヤクザで、言ってることも「二言目には男、男と」古臭い任侠道を自身のモットーにしてるみたいだが、一般の人から見ればスポーツ団体のリーダーにはとても見えなくて、女子高校生あたりからは「網走刑務所で服役中の人?」と突っ込まれるくらいの「その筋の」雰囲気満々である。顔見ただけで「そばには近寄りたくない」種類の人間が、日本ボクシング連盟という一般社団法人の会長なのだから、誰かもっと早く気づけよ!っという話だ。

本日の記者会見で言った言葉も、告発した33都道府県を「私を応援してくれた」と嫌味を言ったり、元嫁の進言で「辞める決意をした」と曖昧模糊・意味不明の情に訴える話を持ってきたり、全てにおいて「非社会的」である。会見の場に出てくる山根明と言う人間は口では威嚇・暴力的・恫喝を元にドンとして君臨していたのだろうが、実は反社会的組織の中でも「小物・下っ端」だったのではないだろうか。社会人としての素養を積む機会もなくアウトローとして長年生きてきた弱い人間が、組織の中でのし上がってゆくためには「虚勢を張るしかなかった」と言いうのが真実のような気がしている。彼は実際には弱い人間なのだ。男、男と頻りに口に出すあたりに「彼が『男』に憧れていた実は弱い人間」だとわかるのである。

最近のニュースを見ていると、日本のスポーツ界に限らず社会全体が「上に立つ者・指導する人達から、どんどん腐っている」と思わざるを得ない。「ものの道理」が世の中から消えてしまったようである。これがどこから来ているかと言うと、昔から言われているように「政治が悪い」のである。昔は良かった、のではなく「昔は表に出なかった」ということもある。だが最近の事件に見られる特徴はストレートな悪ではなく、「陰湿なごまかしや不正」が多いように感じる。「いじめ」と「自殺」が増えていることも、昔は少なかったような気がするのだ。

やっぱり「言いたいことをハッキリ言って」どんどん議論を戦わせて構わないが、もし間違っていることに気がつけば「素直に認めて従う」という気風を育てていきたいものである。議論の勝ち負けは「人間の上下にはならない」ということを肝に銘じたい。

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