注目の映画

『バックステージの歌姫達』

『歌姫』だったかな？

今朝情報番組で紹介されていました。

バックコーラスで歌うディーバ達の話しです。

実力があってもスターになれなかった歌姫達の、激しくも切ないきびしい世界のドキュメンタリー映画です。

私も音楽の世界に関わるものとして、実力が人気の指標にならないことや、スターになっても人気が努力とかかわりなくどんどんなくなってしまうことも、身近で感じてきました。

どこの世界も大なり小なりある話しですが、華やかな世界はエネルギッシュな人々が沢山集まり、また多くの人々から注目されるだけに、誇張され時には作られたりもして噂話が一人歩きすることがあります。

しかしその原点を探ると、実力と地位が連動していない不公平感がほとんどではないでしょうか。

実力の認識が甘かったり独りよがりだったりすることも多いのですが、おべんちゃらや太鼓持ち、袖の下や賄賂など、実力不足をおだてや金品で補おうとする姿勢や行為に対する批判は、ごく自然の流れだとおもいます。

日本ではことさらでしょう。

なのに日展ではそのようなことが行われたとの報道があり、調査に入るとの事。

清貧とは、清らかさを保つには貧しさをも受け入れなければならないということでしょうか。
豊かになるということは、汚れなければ手に入れる事ができないのでしょうか。
豊かさとは経済的なことだけなのでしょうか。


もしそうであるなら、そんな世界を変えていかねばなりません。

少なくとも私が関わる事に関しては。


映画館で見たいところですが、年内は無理かなぁ～