昨夜は激烈に熱いMr.カンカワさんのライブ
招聘元もコーディネートも最低で、ライブの白熱した内容と反比例。客は10名。人口120人足らずの村で法要やミニ・コンサートに50人以上集まるわけだから、明石市の音楽人口から考えると残念な数字だ。
Mr.オルガニストことMr.カンカワさんの表現は実に若くてワカリヤスイ。
ジャズオルガンとかの括りは全く必要なし、このおっさんの音楽と、この演奏きいて、ピンとこない「き奴ら」は 音楽聴かなくて全く構わない。そう言う輩が聴いてるのは「味噌」に似て否なる「クソ」だ。音がなって、歌があって、タイアップがついてれば、売れてく音楽は「クソ」だ!音楽はゾゾゾっと鳥肌が立って、たまらなく何百回と聴きたくなるものだ。元来は。
昨夜はライブ演奏するには観客数を始めとして劣悪だったが、アウェイで勝ち点3をあげて、かつ敵側にスタンディングオベーションをもらうような内容だった。
総重量0.5㌧もするハモンドオルガンB3とチューンアップドレスリーは使用出来なかったが、スウェーデン製のコンボオルガン「nordc-1」は凄まじく「ハモンドオルガン」だった。
オマケにレスリーのアウトプットスピーカーをJBLのKー130に、ウーファーをガウスに取り替えて、パワーアンプ部をアムクロンやBGWでパワーアップしていたジョン・ロードのチューンアップド「ハモンドオルガン」の音と迫力の表現もホンモノに遜色なく出来ていた。
ヨーロッパの価値や哲学はユーロの崩壊と共に失墜してると、何度も言及しているが、楽器の音色や車の剛性つくり等は格段にスゴい
参りました<(_ _)>
また、その楽器を自在に操るMr.カンカワさんはオルガンの達人で超人である
Mr.カンカワは不良初老のおっさんであるが、その音楽と演奏は無印超良品オルガニストである
いや、オルガンプレイヤーだな。
Mr.カンカワの音楽や生演奏シャワーは機会があれば是非、浴びてほしい。
浴びない方が良いに決まっている放射線。
浴びた方が絶対良いに決まっているカンカワ・オルガンシャワー
機会が無い方には、近い将来 拙僧が企画するであろう「聴けコノヤロウ!もってけ!音楽泥棒!」のメインアクトにすっから 乞うご期待をっ!
それにしても 青少年から中年音楽少年には是非聴かせたい。
良い音楽や ホントにカッコいいものや 凄い音を聴かせないから、iPodのearphoneやパソコンの激悪な超チープスピーカーから流れる音楽を音楽と思っちまうんだぜ
違法ダウンロードを取り締まるより、チープな音楽環境で音楽聴いてるほど カッコ悪くて音楽KYだっちゅうことを教えないとイカンのや
ピントずれてるわ
ハッキリ言って、PCで音楽聴くぐらいだったら、ワシ音楽聴きません。
大脳生理学的に言うと、圧縮技術で再編集している音楽をちゃんと再生出来てないPCデジタル音源を聴き続けていると 脳が感動しなくなり、音の聞き分け出来なくなります。間違いなく。
こういうのは、文字での補完情報や映像の刷り込み情報と合わさらないと 感動を呼びません。
今回のオリンピックソングも音源自体のエナジーより、NHKのスタッフのエナジーが盛り上がってる趣。
タイアップを背骨や腰骨が曲がるくらい必死に獲得してきた拙僧がタイアップを否定するわけではない。
しかし、大量スポットに耐えうる音源は そんなには無い。
歌謡曲全盛期時代の楽曲は ヒットした楽曲総てが大量スポットに勝る自力とパワーを持っていた。
日本だけじゃない、世界中同じだ。
「簡便に」の代償は遥かにデメリットが大きかった。不便で誰もが簡単には音楽を楽しめなかった時代には 貪るように音楽を聴き、ひったくるようにカッコいい音楽を真似た。
そう言う意味で、昨夜のライブば劣悪な環境だったが、里から往復五時間、使ったガソリン10リッター、高速代しめて5000円使ってでも お釣りが来るスゴいギグで 楽しいオルガンシャワーだった。
おかげで、帰る途中、クルマを止めて気を失うくらい爆睡した。
気づいたら夜が明けていた。
早朝から京都にある本山納骨堂へ檀家総代さんらと向かう。
でも、Mr.カンカワ、Mr.オルガニストシャワーを全身に浴びて 心も身体もビンビンでカチンカチン。
全身全霊がいきり立った○○○○みたい(坊さんが書くことではないが)
まっ、物凄く美味しいもん(高くなくてもウマいもんは探せばあるで)や、最高に鳥肌もんの音楽はマダマダあるで
要領かましたり、インターネットの情報ランクではワカランで
坊主も歩けば ボウズ(一匹も釣れないこと)になることはない
けだし、名言やろ(`_´)
ニューヨークやハーレムで鍛えられ、アルバム36枚出したMr.オルガニストは大健在である。
ロックスター、ジョン・ロードは星になった
しかし、ジョン・ロードが敬愛したハモンドオルガンの音と奏法と魂は Mr.オルガニスト、Mr.カンカワのライブに行けば聴ける。
メジャーのレコードに期待するより、借金してでも、命をすり減らしても いい音を聴いて、いいライブを観に行くべし。