みんなの僧

24で僧侶になり54で住職になるまで夢や悩みを聞き続けて30年。

弓三中

2012-07-30 21:57:22 | 日記

長女のMは 一男二双女子と里に逗留(とうりゅう)している

妊娠の安定期となる4月から里人となっている。出産や産後で ほとんど外出してないので、双子ちゃんをみてもらって 久しぶりの外食に連れ出した。


名張で、コスパ最高のランチを食べて、マクド(関東ではマック)で100円アイスコーヒーを買って 名張近くの青蓮寺ダム湖に行った。


真夏の青蓮寺湖は拙僧も初めてだったが、気持ちよくて感動した。

湖面の気化のせいか 湖面からダムの下流に向かって 爽やかな風が ずうっと吹いている。


炎天下なのに 暑くない。知らなかった。湖いっぱいの水が風を呼んでくるなんて


湖面をみながら、たわいもない話をした。

長女は森三中が好きだそうだ。中でも大島親方がお気に入りらしい。


森三中と言えば 好感度太っちょ三人官女だが、拙僧のお気に入り三人官女は今朝からアーチェリー三人娘さん。


何処にでもいるようなOLさんぽい女性、エクボがかわいいポッチャリメガネの女性、噛む力が強そうなガタイのデカい女性のバランバランのアーチェリートリオ。


三宅宏実さんも そうだが、はにかみながら、遠慮がちに花を掲げる姿は 妙に可愛く ぐっとくる三人娘。


普通っぽい三人娘たちが、期待されながら期待に応えられないアスリートをしり目にメダリストとなった

そもそも アマチュア中心のオリンピックは こういう兼業アスリートが活躍するのが楽しい。


アスリートらしくない体型もご愛嬌だ。体型ばかり気にして、人間味を鍛えない女性には うんざりだ。

女性は体型ではない。自分らしく生きて、愛嬌が大事だ。


そういう意味で、彼女たちが結婚して 子供たちに「お母ちゃんな、こうみえてもオリンピックのメダリストなんやでぇ~」


めっちゃかっこいい お母ちゃんや!


地味なスポーツやけど、弓をひき、矢を射るって あまりに基本的なスポーツだな、アーチェリーって。

拙僧が長女Mにアーチェリーオモロい、三人娘、森三中ににてオモロいと力説していると 最後に一言。


「ふーん、で、アーチェリーって みんな袴履いてんの?」


ちゃう、


長女Mよ、



それは、和弓で、弓道だす。


その後も力説する拙僧と天然の長女Mとのオリンピック談義は寺に帰るまで 続いた。