年に数回、名古屋の児童館からバスで自然体験に来る子どもたちを受け入れています。
バスを降りるなり、カエルを捕まえ始める子どもたち。さすが、子どもの参画を大切にしている児童館なので、子どもたちの行動は「ワイルド!」
まずは、れんこん村畑で、野菜の収穫です。
採れた野菜を、宮地町の「れんこん村の森」に持ち帰り、夏野菜のドライカレーを作りました
かなりじょうずにできました。
なす、ズッキーニ、トマト、たまねぎ、人参・・・いろいろいれましたね。
食欲にも驚かされました。炊いたご飯、完食!!!
食事のあとは、自由遊び。そして、自分たちで畑でとったすいかやうりも完食して、帰って行きました。私たちも楽しい時間となりました。
夏休みが始まりました。
児童クラブれんこん村には、夏休みだけの参加の子もやってきます。体験型の児童クラブ運営をしており、そのうわさを聞いて、遠くの学区からもやってきます。
● 夏休み初日のおやつは、「抹茶アイス入りのあんみつ」
最近のこどもたち、あんみつを食べる機会が減りました。
おいしい、おいしいと完食!!!
● すいかの種飛ばし大会?
今日は、おやつを作ってくれる吉川さんがおでかけなので、おやつはすいか。
毎年恒例の種飛ばし。こうした経験が少ないので、うまく息を吐けない子どももいて、ぷっと音だけで足下におちていることも・・・。でも、やっていくうちにコツを覚えていきます。
● れんこん村では、生活習慣を身につけることも大切にしています。
お掃除もちゃんとします。
宿題もちゃんとします。
ちびちゃんの世話もちゃんとします。
●6月6日午前、「あいさいわかば」の臨床心理士の岸先生のお話を聞きました。
昨年、ファミリーサポートセンター事業の研修会で「愛着形成」のことを取り上げました。
まだ聞き慣れない言葉でしたが、大変好評で、提供会員の方々にも基礎的知識として持っておいて頂きたく、今年度から、提供会員養成講座のコマにいれました。
最近、テレビでも時折「愛着障害」のことが取り上げられるようになりました。是非、子育て中の方や、妊娠中の方々にも聴いて頂きたい内容です。
・ 愛着とは、特定の相手(母親)との、親密さを持つ情緒を的なつながり
・ 1歳半までは子どもからのサインに答えることが愛着形成。その愛着形成が、子どもの情緒的・社会的・知的能力を築く基礎となる。
という話しがありました。
・ そして、その愛着形成ができると、
子どもにとってその人(母親)が「安全基地」になる。
また、好奇心の発達にもつながる
先生からは、「愛着形成は一枚一枚鎧をきせてもらうこと。提供会員の方々の愛情も鎧の一枚になる。たくさんの鎧があれば、のちのちに困難にぶつかって鎧が一枚壊れても、もたくさん着ていれば大丈夫」との話しがありました。
日頃の活動の中で、子どもたちへの愛情不足が原因ではないだろうかと感じることがたびたびあります。これからも地域のみなさんに子育てについて学んで頂きながら、たすけあい活動を広げて行こうと思います。ご協力よろしくお願いします。
最後に先生が、詩を読んでくださいました。受講者に妊婦さんがいらっしゃって、涙して聞いていらっしゃいました。
今 日 伊藤比呂美:訳
今日、わたしはお皿を洗わなかった
ベッドはぐちゃぐちゃ
浸けといたおむつは
だんだんくさくなってきた
きのうこぼした食べかすが
床の上から私を見ている
窓ガラスはよごれすぎてアートみたい
雨が降るまでこのままだと思う
人に見られたらなんて言われるか
ひどいねえとか、だらしないとか
今日一日、何をしていたの?とか
わたしは、この子が眠るまでおっぱいをやっていた
わたしは、この子が泣きやむまで、ずっと抱っこしていた
わたしは、この子とかくれんぼした
わたしは、この子のためにおもちゃを鳴らした、それはきゅうっと鳴った
わたしは、この子に、していいこととわるいことを、教えた
ほんとにいったい一日何をしていたのかな
たいしたことはしなかったね、たぶん、それはほんと
でもこう考えれば、いいんじゃない?
今日一日、わたしは
澄んだ目をした、髪のふわふわな、この子のために
すごく大切なことをしていたんだって
そしてもし、そっちのほうがほんとなら、
わたしはちゃーんとやったわけだ
また、講座が終わってから、提供会員の方々から「依頼会員の方にも聞いて欲しい。私たちが託児のボランティアをしてもいいわ」とうれしい声を頂きました。
●6月6日午後は、津島市民病院小児科の高田先生のお話を聞きました。
最初に、子どもを預かったとき、「急変ってどんなときだろう。そのとき、どうするだろう」というワークショップをし、その後、先生から急変への対応の仕方を学びました。
また、そのあとで、先生の話を聞いて考え方がどうかわったのかのグループワークをしました。
先生からは「子どもの急変の一番のサインは、”元気さ”。熱があっても元気ならば、ほぼだいじょうぶ。急変と言ってもすぐに命に関わることは、それほどない。あわてなくてだいじょうぶ」との説明がありました。