この日の午前は県連模試、午後からは県立美方をホームに招いての練習試合。
試合には快勝しましたが、立ち上がりにやや不安が残る内容でした。
練習試合では精神的な余裕がある為、追いかける展開になっても実力を出し切れます。
しかし、夏の甲子園予選は重圧と焦りが重く圧(の)し掛かる特別な大会です。
戦前予想のようにならないのが高校生同士の勝負事。
1つのほころびからピンチが広がらないよう、ひとつひとつのプレーを大切にしてもらいたいところです。
練習試合を終えた夕方からは、保護者会が主催する激励会が行われ、ここではOB会会長や保護者会会長から激励の言葉を受けました。
終始、おだやかな雰囲気の中で行われた激励会。
他の学年に比べると1年生保護者の出席率が低かったですが、例年通り子ども達をこの夏へ送り出す事ができました。
3年生はマネージャーを含む19人。
地元ボーイズの主力や中学校部活動で中心的な存在が一同に入ってきたという印象でした。
私自身、少なからずこの5年間のチームを見てきましたが、おそらく実力的には今年のチームが1番であると思っています。
この2年3か月間でたくさんの経験を積み、智辯和歌山や京都国際を筆頭に数多くの強豪校の胸を借りてきました。
全てはこの夏に結果を残す為です。
こうした中、ここまでやれてこれたのは大所帯を纏めてきた主将・井根本のおかげです。
色々と大変だったと思いますが本当によくやってきました。
この日も次男坊に大きな声掛けをしてくれる場面があり、私自身も感謝する想いになりました。
夏の開幕は5日後。
この日の井根本の決意のとおり、まずは1つ目の試合を大事に戦い抜いてもらいたいと思います。