第146回北信越高校野球福井県大会第3日目。
本校は武生商工に挑みました。
また、この日は工大福井や敦賀気比も登場したので、県営球場にはそれなりの観客が訪れたようでした。
やはり観客に囲まれての試合が高校野球の醍醐味。
実力以上のものを引き出してくれる、そんな舞台も整ってきたようです。
こうした中、立ち上がりこそ妙な緊張感が漂いましたが、それでもしっかりと試合の流れを掴み取りました。
2019年の夏季大会以来となる8強入り。
この2年間は、中々2つ勝ち上がる事ができなかったので、うれしく思えたのが素直な感想でした。
この日も全員野球が勝因ですが、それでも先日同様で先発した3年生の力投に尽きます。
130km/h台中盤の速球に加え、緩急を付けた投球で相手打線を翻弄。
2年生内野陣を中心に要所でダブルプレーを奪えたのも大きな理由でした。
終盤になると、やや守備面でのほころびが目立ちましたが、それは次回への修正箇所と捉えます。
また攻撃面では、1回戦ほどの快打は見られませんでしたが、足を絡めた攻撃で着実に点数を積み重ねられました。
いよいよ準々決勝の相手は秋季大会準優勝校の啓新。
念願とも言えるシード校への挑戦権を得ました。
この日のスタンドには、遠方にも関わらず地元から応援に駆けつけて下さった一般の人達の姿がありました。
このような状況を目の当たりにすると、やはり何とも言えない嬉しさが込み上げてきます。
基本凡事徹底ー
若狭の自尊心を持って堂々と挑んでもらいたいと思います。