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みどりの台所 1〜2巻 漫画 ネタバレ感想

2024年01月10日 21時58分00秒 | 漫画と本とアニメとドラマとCD
みどりの台所 1〜2巻
漫画、秋ヨシカ

タイトルは間違ってないけど、
表紙絵が正しい漫画。
でも、ヴィーガンレシピの漫画でもある。

世界が肉を食べる植物 “肉植” に支配され
人間も動物さえも見当たらない世界に
放り出されてしまった血の繋がらない姉妹。

通販会社の倉庫で暮らす姉妹。

姉みどりは、肉植の花粉(?)アレルギーで
外に出られない妹さくらのために、
限られた食材を工夫して料理する。

動物がいないので、
料理はヴィーガンになるのですが、
お肉が食べたい育ち盛りの妹のために
一生懸命工夫するお姉さんが健気です。

“なんで、こんな世界になったのか?”とか
“なんで、姉妹は助かったのか?”とか
そこら辺は説明せずに始まります。


どうやら、
姉妹も目を覚ましたら2人きりだったようです。

みどりは両親が肉植に吸収されたんだろうと
わかってますが、
さくらには“どこかで生きてる”と言ってます。

通販会社の倉庫は、ソーラーパネルのおかげで
晴れていれば2人が使う程度の電気は
賄えます。

そして、みどりは野菜を育ててもいます。

頼もしいお姉ちゃんだな。


ある日みどりは肉植にほぼ吸収された母豚の
乳を吸おうとしている後ろ足が肉植にやられた
子豚をみつけます。

やっとみつけた動物。

自分たち以外にも生き物がいると希望と
母を失って哀れな子豚を
手当してあげようと思い連れ帰るみどり。

しかし『豚肉だ!』と喜ぶさくら。

料理をするのは みどりに押しつけて
自分ではその現場を見る気はないのに
肉が食べたいと主張するさくら。

一瞬はさくらに押し切られるが、
やはり出来ない みどり。

とりあえず、
将来はトンカツの“勝生(カツオ)”と名付けて
育てることにする。

勝生は、
さくらの良き遊び相手にもなってくれる。

ある日、
みどりがガソリンスタンドに行ってる間に
倉庫に侵入してきたのは、
みどりの親友ももこだった。

ももこによると、
肉植はサキュラッドというらしい。

姉妹は数年間寝ていたようで、
その間に世界はパニックになり
人々は食料を奪い合い大変だったようです。

どれぐらいの生存者がいるのかは不明。

そして、ももこが勝生を誘拐していなくなる。
もちろん食べるため。

放心状態になる みどりだが、
さくらが取り返しに行こうと
みどりを引っ張っていきます。

ももこには、なんと子供がいた!
歯が生え始めた子への栄養のために
どうしても豚が必要だと。

しかし、
さくらが勝生は家族だから返せと泣く。
(最初は自分もお肉と思ってたのに。)


ももこの父母は、
勝生に小さなサキュラッドが生えているのを
みつけてしまう。
(共生といって、脳でなければ問題ないが
その肉を食べると脳に寄生の可能性アリと
思われている。)


こんな肉は食べれないと発狂する
ももこと父母。


みどりは、
勝生は家族だから返してもらい、
倉庫にはまだ手をつけてないとこもあるから
何か見つかるかもしれないし
一緒に探そうと誘う。

そして、みどりは
油麩や豆乳、ココナッツミルクなどを使い
なんちゃってフレンチトーストを作り
ももこ家族にも振る舞う。

お肉が食べれなくても工夫して頑張ろうという
みどりからのエールがこもったゴハンに
感動する。


というとこで、以下次巻。


今、このタイミングで読むのは
少し衝撃が強かったなぁという気持ちと
工夫することの大切さを教えてもらいました。

こんな切実なヴィーガン漫画に驚きです。


これからどうなっていくのかドキドキです。

みどりちゃんが傷つかないといいな。
       
         

        
         







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