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ティアムーン帝国物語 1〜2巻 原作小説 アニメ1〜2話 ネタバレ感想

2023年10月22日 21時43分00秒 | 漫画と本とアニメとドラマとCD
ティアムーン帝国物語 1〜2巻
原作小説、餅月望
キャラクター原案、Gilse
副題は、
“断頭台から始まる、姫の逆転転生ストーリー”

コミカライズの方の感想は6巻まで書いてます。

原作小説では、2巻の序盤辺りまでの内容
になります。

アニメが10月から始まってることを
知りませんでした。まだ2話なので、
AbemaかTVerで見ました。

まだまだ序盤です。
めっちゃ面白かったです。
ミーアの声が上坂すみれさんで
主題歌も歌ってて、ナイスです。



とりあえず最初からネタバレ感想。

20歳で断頭台で処刑された瞬間に
12歳へと転生したミーア姫。

断頭台が夢ではなかった証拠に
処刑される前に書いてた血染めの日記帳が。

おバカで天然で自分ファーストな我儘姫が
素直さと前時間軸での反省を活かして
日記帳を頼りに
何とか断頭台ルートを回避しようと
お馬鹿さんなりに頑張る物語。


前時間軸での裕福ゆえの我儘を
地下牢を経験したミーアは
恵まれてたことを実感して感謝してるだけで
周りからは我儘姫から “優しい姫” “賢い姫” と
勘違いされて、
自分ファーストであまり深く考えてない
行き当たりばったりなのに
まわりは“考えての行動に違いない”と
解決に手を貸してくれて上手くいく。

という流れがアニメ2話までになります。

続きのネタバレ感想は少し下にします。
↓↓↓↓↓













それを繰り返して
“帝国の叡智” と呼ばれるようになり、
前時間軸では自分を断頭台に送る側(正義側)
とも良好な関係に少しずつなっていく
(ミーアは近づかないでおこうとしてるけど
そこはミーアなのでウッカリ近づいてしまう)

前時間軸と行いが変わると
日記帳の内容が変わります。

少し待遇がよくなってます。
しかし、ちょっとのことでは
最終的な断頭台からは まだ逃げられません。


そんな中、領地問題に巻き込まれるミーア。

前時間軸ではそれとは気づかずに
ミーアが欲しいと言った宝石箱が原因で
ルールー族と紛争が起きてたことに気づき、
何とか紛争を止めようと奔走する。

そこで出会ったのが帝国最強の剣士ディオン。
彼は前時間軸ではミーアを断頭台で
処刑した人なので、ミーアは怖くて堪らない。
ディオンの気に触ることをしないよう
細心の注意をしてるわけです。

当然、今のディオンは初めてあったばかりで
何の感情も持つ前なので、
怯えてるのは自分の力量に気付いたからと
勘違いしてます。


飢饉への対策も万全、紛争の目も詰んだ、
それによって革命が起こる可能性は下げた、
万一 逃亡する時の為に近づいたアベル王子とは
恋文をやりとりする仲になった、
ミーアを処刑する側の表舞台の主要人物とは
仲良くなったきたということで、
ここで日記が消滅。

どうやら断頭台ルート回避が確定した模様。
(ミーアが断頭台に行くことになった日記を
書かなくて良くなったと思われます。)


浮かれるミーアは恋を謳歌しようと思いますが
アベル王子からの手紙が途切れます。

オコな狭量ミーアですが、
なんとアベルの国で革命が起こりそうらしい。

重税を課した国王に貧窮して国民がという
ミーアの前時間軸では
自国で起こったような出来事が
起こってなかったハズのアベルの国で
起ころうとしていることに
戸惑いや違和感、苦しさや怒り
色んな感情が湧き出てきます。


正義側シオン王子たちは
アベル王子自身が行ったことではなくても
アベルが親(国王)に従った時点で
それはアベルの罪であるという理屈は
理解できるけれど、
やっぱりアベル王子と前時間軸の自分が重なる
ミーアは、アベルが決定的な断罪される何かを
してしまう前に止めたいと思う。

本当は怖い。断頭台が頭をチラつく。
でもアベルの笑顔もチラつくミーアは
アベルに会いたいと腹を決める。

“帝国の叡智”“聖女”と勘違いされてるミーア。

ミーアが『行きたい』と言えば、
きっと止める算段があるのだと勘違いして
動いてくれる頼もしい正義側の面々が
今のミーアにはついてます。


そして、商人としてアベルの国に潜入しますが
暗殺者に襲われてシオン王子と2人に。
でもシオン王子が強くて賢いから
大丈夫だろうと呑気なミーア。


そこで、住民たちを煽動しているリーダーの妹
と出会い、兄は唆されてるだけで
黒幕がいることを知る。

反乱群と国王側とで思ってる要求が違ってて
黒幕に仕組まれてお互いが勘違いして
剣を向け合って構える大事になったのではと
シオン王子は疑いを持ちます。


鎮圧軍として派遣されたアベルと
国民側についたシオン。

ミーアは当然アベルの味方。

しかしミーアの声が届かず止まらないと
思った時に、ミーアの援軍が来ます。

そしてミーアを聖女と勘違いしてる
周りの賢い人や強い人たちのおかげで
血が流れる前に止めることに成功。

シオンは自分の行いの失敗を経験し、
ミーアに断罪する前に 
やり直す選択肢を与えることは出来ないのかと
言い放つ。

前時間軸で、知らなかった罪を
知って正す時を与えられなかったミーアの声は
やっとシオンに届きました。


そして、内乱は収束へと舵をきることに成功。
あとは皆んなに任せて帰るミーアなのでした。


前時間軸でミーアの国が倒れたのは
悪政もあったけど黒幕に陥れられたせいも
あったということが読者には判明しました。

そして、その黒幕たちはミーアによって
計画した争いの種をことごと阻止されて
標的の順番を変えてアベルの国を狙ってた
のでした。

なので準備不足でミーアの国の時より
暴動の進みがゆっくりで
ミーアたちが間に合ったわけです。

ミーアの知らない前時間軸での
その後の続きが前倒しになってたわけです。

しかしそれも阻止したミーア。

そんなミーアが、
あの日記帳と似た本をみつけます。

そこには、このあともアベルの国では
いざこざがあり、
ミーアはアベルを自国へ亡命させて、
もう王子でもないアベルを夫にして
女王になり子供を8人産んだ情熱の女性
(そして初恋を貫いた恋に生きる女性)
となっている未来を読みますが、
その本が消えてしまいます。

どうやら、この未来も確定せずに消えたよう。

ミーアは、悪くはない未来だけど
アベルが実家に帰れなくなるのは嫌だし
女王とか大変そうで嫌だから、
もっともっと幸せな未来を掴んでやる!
と思うのでした。

めでたしめでたしで以下次巻。

だってミーアは気づいてないけど
黒幕たちは次は何を狙ってくるのか、
当然、計画を潰しまくってくるミーアを
潰したいと思われてます。

またミーアには災難が
降りかかってきそうですが、
また自分ファーストしながらも
根は素直で優しいミーアが周りを動かして
問題を乗り越えていくのでしょう。


この黒幕が出てきて、
狙いはティアムーン王国だけではないことが
判明して、スケールが数倍数十倍になり
この小説が現在14巻まで続いてるのも
納得です。




そして、オマケとして
前時間軸でのシオン王子ですが、
ミーアを正義の元に学友であったミーアを
無慈悲に断罪したことで『断罪王』と呼ばれ、
その潔癖な正義感を恐れた周囲は
誰も近づいてこず、
ミーアの減刑を求めていた人たちもいたのに
耳を貸さなかったことは本当に正しかったのか
と自責の念もありで寂しい晩年だった模様。

なので、今回の件で
悪いことに関わった人は皆同罪で問答無用
という潔癖さを見直すことができたシオンは、
今のままでいく未来をでは
正しく裁く『天秤王』と呼ばれるようです。

それもまた消えた未来なので
どう変化していくのか。

ミーアは自分ファーストでありつつも
周りの人達の幸せも心から願える子に
成長しました。

元から素直で人を疑わないミーアだからこその
行動が、可愛く面白い。

今後どうなっていくのか、楽しみです。





         











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