青の島とねこ一匹 1〜6巻
漫画、小林俊彦
瀬戸内海の凪島で、
ほとんど家に帰ってこない放浪画家の父と
雄の三毛猫ミケと暮らす高校生の青ちゃん。
そこに大学の先輩である父を頼り
東京から失恋の傷を癒しにきた
高校教師の草太くん。
いい加減な父親（先輩）がOKしたので
草太と青ちゃん（とミケ）は同居することに。
島の皆んなには、
草太くんは親戚ということにしてます。
草太くんは1度島に来たことがあり、
その時は青ちゃんが小さかったんですが、
青ちゃんの初恋の人は草太くんです。
それは現在進行形。
もちろん内緒だけど。
草太くんはホワホワした都会っ子で
人当たりも良いので、
青ちゃんと会ったことがあるのは覚えてても
その時にどんなことをして
どんな話をしたかとか忘れてます。
青ちゃんには大事な思い出なんだけど、
ホワホワ草太くんは
それも気づいてません。
そんなとこも好きみたいなので
それはもうしょうがないね。
青ちゃん頑張れです。
草太くんの失恋は
結婚式当日にキャンセルされたという
なかなかに手強い失恋ですが、
島でかなり癒されて彼女と再会し
彼女への失恋が辛かったというよりは
結婚式当日にということが
しんどかったんだなということに気づきます。
一応、まだまだ傷心中ということで
草太くんは島から離れる予定は
ないみたいです。
青ちゃんの料理はメチャ上手くて美味い。
草太くんはガッチリ胃袋を捕まれてますが
本人気づいてなさそうです。
草太くんはいつ気づくのか、
それとも青ちゃんの心が変わるのか。
草太くんのように青ちゃんたちに癒されながら
読んでます。
青ちゃんが健康的な高校生美人で
しっかり者で何でもキッパリ言うタイプなのに
心の中は草太くんへの気持ちでいっぱいの乙女
で可愛らしすぎます。
そだ、青ちゃんの台風の停電対策で、
ペットボトルの水を凍らしておいて、
それを冷蔵庫に移動させれば、
停電しても冷蔵庫の物がしばらくは保つ
っていうのは、ちょっとメモメモです。
うちの冷凍庫に、
そんな空きを作るのは難しい問題だけど。
同じ島漫画ジャンルの“ばらかもん”は
コメディが強いですが、
こちらもコメディ部分はありますが、
ゆったり穏やかでのんびりです。
どっちも面白い。
今夜はドラマの“ばらかもん”だな。
