父の手術

６月１５日（水）　　手術前日

本日入院。
１８：００～手術についての説明が医師からあるというので
会社を早退して１６：３０頃病院に到着。
病室には誰もいない。
１０分くらい待っていると両親が戻ってきた。
予定が早まって今説明を聞いてきたと言う。
えっそんな・・・
数種類の書類に二人でサインをしている。
後々、もめごとが起こらないようにかな？

病室の窓からビルとビルのわずかな間に新幹線が走るのが見える。
もと、国鉄マンの父はその事がとても嬉しそう。

６月１６日（木）　　手術当日

手術の時間は１１：３０～。
病院へは１０：３０頃到着。
すでに、なにやら点滴を受けている。
術前の父は気を紛らしたいのか妙によくしゃべる。
看護婦の対応がなってないとか文句たらたら。
術前の血圧上が１６０。興奮しないで・・・。

お迎えは１１：４５。
１つ下の階の手術室へ。
大きな扉の前で『ご家族の方はここまでです。』
予定では４時間。

首のところを１０センチほど切って、筋肉を避けながら
たどりつくという。
血管や神経が集中しているところなので
血管は止血をしながら、神経は注意深く１本１本はがしながら
目的の物を切除するらしい。
気の遠くなるような施術。
予定時間を過ぎても戻ってこないので気をもんだけど
やはり、神経をはがすのに手間取ったそうだ。
出血も１３０ｃｃ程度で一応成功。
４０分遅れで戻ってきた父は首の周りの包帯が痛々しそう。
目の焦点も定まっておらず起きているのか寝ているのか・・・
問いかけには一応首を動かすが声は出ない。
本当に大丈夫なのか・・・。

私は５：３０ごろ病院を後にしたが８：３０頃まで付き添った母から
しっかり意識が戻ったとのメールをもらい一安心。

６月１７日（金）　　手術翌日

１５：００ごろ病院へ。
すっかり回復していつもの父である。
（昨日の出来事は麻酔の影響でほとんどわからなかったらしい。）

ベッド周りのリモコンの位置の使い勝手が悪く自分で直したと
また、不満たらたら。
食事は全粥で売店でアイスクリームも買って食べたと言う。
食欲も出てきたらしい。
このまま元気になってくれれば（術前は元気だった）いいのだけど
病理にまわされた物の結果も気になるところ。
予定では１週間程度で退院できるらしい。

帰りがけ、院内の食堂で食べた黒ゴマのソフトクリームが美味しかった。

６月１８日（土）　　術後２日目

１５：００ごろ病院へ。
女子サーッカー、日本対韓国を観戦中でした。
タンが絡んでいるようで声が出にくそう。
お昼ごろからだと言う。チョット心配。
それと器具を固定しているテープにかぶれてヒリヒリするという。
これもまた辛そう。はやく、出血が止まればいいのだけれど・・・。