村田のライバル、ゴロフキンとは？

昨日のNHKの夜7時のニュースには驚かされた。2番目に村田を取り上げたのだ。

村田の試合翌日会見を中心に今後のことまで。山中慎介が出て来て「ゴロフキンと戦わせたい」と。

一般の人でゴロフキンを知ってる人がどれたけいるか？

僕は彼の試合を10試合以上見てるもんね。

とにかく強い。顔は優しいが、繰り出すパンチの破壊力は石で殴られているようだという。

これは一緒に練習したことのある村田が言っていたことだ。

ずっとミドル級王座に君臨し、20回近く連続KOで防衛してきた。

もう一人、メキシコの英雄カネロ・アルバレスというのがいる。

彼はガッチリした体格の強打者。これもケタ外れに強い。

この2人が一昨年、去年と激突した。どちらも真っ向から殴り合う素晴らしい試合だった。

僕の判定ではどちらもゴロフキンの僅差判定勝ちだった。

しかし、現実は第１戦はドロー、第２戦は僅差の判定でカネロが勝ち、今はゴロフキンは無冠だ。

まさに無冠の帝王。

村田ももう33歳。簡単な相手と防衛を重ねても意味はない。本人もそう言っている。

ゴロフキンを呼んで来て、花と散るのもいいかもね。