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整備手帳  尾崎 剛と北海道の四季とオートバイ

カワサキ650RS W3のスカイブルーは
故郷・四国の夏の空色
いつまでも、19歳の夏を忘れないように

とことん使える実用車 BMW R100トラッド

2014年06月12日 | BMW R100トラッド


2010年5月
パリダカを売ったお金で自分の体格と使用目的にマッチした実用車を探しました。
R100トラッド 1990年

中東向け輸出(おそらくエジプト)だったというこのモデルは、公用車として作られた実用車です。日本には200台ほど輸入されたそうです。

そのうちの1台が、縁あって僕のもとにやってきました。
ANAのパイロット→東京都内のBMWマニアさん→僕、の順で我が家に来ることになったBMWは20歳。少年の青臭さが取り除かれていぶし銀のような様相。

丈夫で長持ちのドイツ製をどんと体現しているかのような、ドイツらしい1台。
高級感はありませんが、ともかく丈夫で働き者です。

フロントフォークOH、ブレーキOH、タイヤ交換など、足回りの整備をとことん行い、エンジン/キャブ調整を行い、オイル滲み原因などをすべて取り除き、新しいオイルを満たして純正のパニアケースを新たに取り付け(なんとヘルメットも入ってしまう)、いま現役でバリバリ働いています。

公用車として作られただけあって、実に使える実用車。
ヘルメットも収まる左右のパニアにはそれぞれスーパーの買い物かご1個分、
計2個分の荷物が無理なく収まり、音は静かで存在をことさら自己顕示せず、
取りまわしは400ccのように滑らかで、燃費もハイブリッドカー並み。

質実剛健。高級感なし(笑)
これぞドイツ製!

僕のお気に入りの1台です。




去りゆくもの

2014年06月12日 | BMW R100トラッド
1997年に四国高知で購入して2010年に手放したR100GSパリダカ 
手放したとき、たった4800kmしか走っていませんでした。
ただ僕には大き過ぎました。

僕が乗っても手に余るのだから、こいつを乗りこなすには
身長180cmは欲しいところです。

よく、小柄なおじさんが巨大なBMWGSに乗っているのを見かけますが、
きっと楽しくないと思う。
オートバイとの相性って、乗ってみないとわからないと思います。

なかなか手のかかる相棒でした。



高知ナンバーだったので、北海道に引っ越してきた直後に
いまは国会議員になった「長谷川岳」と知り合うきっかけになりました。

当時の岳ちゃんはヨサコイソーランを盛り上げるのに一生懸命な青年で、
僕が高知に在住していた頃に高知に通っていたことがわかって大いに意気投合したものです。

その後僕たちはそれぞれに環境が劇的に変化し、すっかり疎遠になり、オートバイも僕の手元を離れ、
そして月日は流れていきます。


ヨッチョレ!