
2010年5月
パリダカを売ったお金で自分の体格と使用目的にマッチした実用車を探しました。
R100トラッド 1990年
中東向け輸出(おそらくエジプト)だったというこのモデルは、公用車として作られた実用車です。日本には200台ほど輸入されたそうです。
そのうちの1台が、縁あって僕のもとにやってきました。
ANAのパイロット→東京都内のBMWマニアさん→僕、の順で我が家に来ることになったBMWは20歳。少年の青臭さが取り除かれていぶし銀のような様相。
丈夫で長持ちのドイツ製をどんと体現しているかのような、ドイツらしい1台。
高級感はありませんが、ともかく丈夫で働き者です。
フロントフォークOH、ブレーキOH、タイヤ交換など、足回りの整備をとことん行い、エンジン/キャブ調整を行い、オイル滲み原因などをすべて取り除き、新しいオイルを満たして純正のパニアケースを新たに取り付け(なんとヘルメットも入ってしまう)、いま現役でバリバリ働いています。
公用車として作られただけあって、実に使える実用車。
ヘルメットも収まる左右のパニアにはそれぞれスーパーの買い物かご1個分、
計2個分の荷物が無理なく収まり、音は静かで存在をことさら自己顕示せず、
取りまわしは400ccのように滑らかで、燃費もハイブリッドカー並み。
質実剛健。高級感なし(笑)
これぞドイツ製!
僕のお気に入りの1台です。
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